「プリウス」が「BMW3」よりカッコイイこともある(目撃!)。

  埼玉県の某市の路上で見かけた光景なんですけども、まさかこういう事もあるんだな・・・なかなかショッキングでした。混雑する車線に前後で並ぶ、「BMW3シリーズGT」と「プリウスG's」でボディカラーはどちらも同じホワイトだったのですが、う〜ん客観的に見てもプリウスの勝ちでしたね。信じられないことですが・・・。

  3シリーズGTと言えば、(F30)3シリーズのクロスオーバーモデルで、ホイールベースが延長されていて全長が4800mmまで延長された雄大なボディを持つのが特徴。一方で3代目プリウスは先代よりもだいぶスタイリッシュになった!とはいえ相変わらず「腰高」で「寸詰まり感」がそのままアイデンティティな「国民車」。どう間違っても3シリGTよりプリウスがカッコ良く見えることはないだろう!と思うのですが、その先入観が見事に「覆され」ました。まさかの異色の「ハッチバック対決」で下剋上!

  もちろんプリウスは「G's」そのままではなく大幅な「イメチェン」をしています。残しているのはヘッドライトのデザインくらいで、「余計」な華飾は全て落としてありました。シンプルにすると予想外に洗練されたボディ形状になることにまずビックリ。そして最低地上高ギリギリまでの「すそが長い」エアロを360度に施し、絶妙な車高調も相まって腰高感がかなり軽減されています。普通のクルマなら「the下品」になるところが、まったく違和感がなく、改造車アレルギーの私でも欲しい!と思うくらいでした。

  もちろんノーマルなら完全に「3シリGT」の勝ちなんでしょうけど、BMWは弄っても大抵は下品な方向になってしまうのに対して、プリウスの場合は弄ることでほぼ確実に好感度がアップする不思議なクルマ。ベース車にプリウスをえらぶエキセントリックな感性も素晴らしいですし・・・。そしてどう弄ってもノーマルよりはかっこ悪くならない!という隠れた魅力! もちろん人々の目に留まるようなレベルにまで仕上げるには、相当なセンスと努力が必要なのでしょうけど、一定の完成度を誇ると今度はノーマルとの「ギャップ」でオーラが倍増!という効果もあるようです。

  確かに輸入車を弄るにしてもアウディやBMWをベースにするより、VWのジェッタ(ゴルフのセダン版)辺りを使った方がセンス良く見えます。あとは意外と面白いと思われるのが、BMWのSUVシリーズをベースにした改造。旧型のX3なんて、ジムニーばりに武骨なデザインでランドローバーがBMW傘下だったことを今に伝えていますが、そんなことまったく知らない人が見れば「昔のBMWってダサいね・・・」で終わってしまいます。なかなか弄り甲斐があるような・・・。ただし初代X3は全グレードが直列6気筒なので10年落ちでも平気で100万円以上するのが難点。改造費を入れると300万円コースか・・・(10年落ちに300万円払うのは"超絶クルマ馬鹿"ですよね)。


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