日本車vsフランス・ドイツ・イギリス・イタリア車のデザイン対決
前回に引き続き、清水草一氏の手抜き(失礼!)と思われるベストカー記事に憤慨しての企画ですが、日本と主要国との「デザイン対決」を考えてみたいと思います。ちなみにくどいようですが、清水氏の結論は中国◯韓国△アメリカ◯スウェーデン△フランス×イギリス×ドイツ×イタリア×で日本は2勝4敗2分だそうです(しかも日本寄りのジャッジで!)。そして私が考える前回までの結果は中国◯韓国◯アメリカ×となっています。今回は残りの5カ国との対戦を考えていきたいと思います。 まずはスウェーデンですが、大手ブランドはボルボしかないです。ということでボルボ全モデルを検証して日本代表と闘わせましょう。「V40vs アクセラ」「S60vsレクサスIS」「V60&V70vsアテンザワゴン」「XC60vsハリアー」「XC70vsレクサスRX」「S80vsレクサスLS」・・・ボルボもとても頑張ってはいると思いますが、さすがに圧倒的な質・量で日本の完勝じゃないでしょうか。ボルボの主力車種S60/V60が、恥も外聞もなく某・日本メーカーのフロントデザインをモロにパクってフェイスリフトをしてるくらいですから、デザインに関してはスウェーデンは日本に何も文句言えない弱い立場です。これは中国や韓国よりも完全にイージーな相手でした! 次はフランス・・・これは相当にキツいですね。シトロエンとかいう国際競争力ゼロのくせにやたらと「乙」なデザインを繰り出してくるブランドがあります。そして同じPSAグループのプジョーが出した「新型308」もまた素晴らしいデザインです!余計なことは何一つしてないハッチバックらしいシンプルなデザインですけど、とても瑞々しくてナチュラルな美しさを持っています。シトロエンDSシリーズは「ファッションの国」の圧倒的な自信と破壊力を見せつけていますが、この308の素朴な佇まいは「カウンター的」なインパクトがありました。 プジョーからのパクリ疑惑が数年前に巻き起こった、日本の某メーカーの開発主査は世界を驚かす自慢のデザインを「チーターをモチーフにしました!」なんてドヤ顔で説明してましたが、そもそもなんで日本にいない動物を?といった「勇み足」な感じがしてしまいます。あれこれと手を加えることももちろん素晴らしいですが、「新型308」のようなスピリッチュアルなデザイン手法と比べ