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BMW のベストバイってどれだろうか?

  この1年で日本でもっとも多くの車種を発売したのはどのメーカーか? モデル数ならわからないけど、総グレード数に関してはおそらくBMWじゃないかと思われます。日本での販売ではメルセデスとレクサスに対してやや遅れをとっていて、なかなか思うように結果が出ていないです。最近じゃ「オートクルーズコントロール」という長距離にはとても有り難いオプションを無料で付けますといったキャンペーンで増税後の停滞感を打ち破ろうと必死です。   最近のBMWは日本メーカーが頑として作ろうとしないクーペを、なんとか日本で売ろうという姿勢が見られます。去年から投入された4シリーズと今年発売された2シリーズは、いずれも先代の3シリーズクーペと1シリーズクーペを引き継いだもので、名前が変わったからといってクルマのキャラクターが大きく変わったということもなく、巷では「値上げの為」という陰口すら叩かれていました。しかしフタを開けてみると特に大幅な値上げが行われた形跡もなく、もともとボッタクリに近い日本価格をこれ以上上げても拡販の見込みはないだろうという自覚がBMW側にもあるようです。   実はBMWは下位モデルに共通で使われているプラットフォームを、順次交換しています。先代の3シリーズクーペ(E92)は熟成された「L2プラットフォーム」を使用していましたが、今回発売された4シリーズ(F32)は「L7プラットフォーム」を使っています。「L2」から「L7」に置き換えられた全てのモデルで「よりコンフォータブルな乗り味になった」と言われています。BMWは日本車と違って年次改良などが行われることもあり、同じモデルでも時期的な変化があったり、同時期のものでも個体差が大きかったりで、1台のE90系と1台のF30系に乗っただけでは決定的な事は言えないのですが、ブレーキやサスのハードさが軽減されて、全体的にトヨタのクラウンやマークXに近づいたという点は間違いないと思います。   「L7」シャシーになったF30系3シリーズセダンは、その「没個性」な乗り味がどうも従来のBMWユーザーから不興を買ったようで、ここにきて慌てて改良を加えてきたようです。特に4シリーズは車高を思い切って下げる設計から、コーナーリング時のストローク量を抑え込む、いわゆる「フラットな乗り味」を意図的に作り出しているみたいです。軽量な直4エン...