投稿

3月, 2017の投稿を表示しています

トヨタに乗るリスク と VWに乗るリスク

  「クルマなんてどれも同じ」・・・84万円のアルトも1000万円のレクサスLSもクルマという意味ではほぼ同じで、「見た目」がちょっと違うだけ。そんなわけねーだろ!!っていう人の気持ちもわからないでもないですけど、レクサスとは「品質」を保障するものでもなく単なる「記号」に過ぎないです。SNSでセルフブランディングしている現代人にとってはいくらか価値がある「記号」。つまりブランド思考のユーザーを「納得するためのマーク」です。レクサスでしか成し得ない「品質」なんてものは・・・10年くらい前までは確かにありましたけど、今ではスズキだからダメ、レクサスならOKといった要素は乏しく、それを否定したいのは単なる「自己満」だと思いますよ。   84万円でもしっかり作られている。1000万円だからといって何か特別なものがあるわけではない・・・例えばどのクルマよりもLSは安全なのか?これ結構怪しいです。昔の人は「衣類」「テレビ」「オーディオ」「パソコン」「時計」などにブランドを求めました。しかし今では同じ中国縫製の3ピースのメンズスーツも、一方は6~7万円するブランド物、一方は6000~7000円程度の中国メーカー品。しかも電車で見ていると目立つ色合いのものは後者が多いようです(誰が目が痛くなるような原色のセットアップに10万円も払います?)。5回も着れば元が取れるくらいの価格だから、過激な色でも買ってみよう!!となるのでしょうね。ファスト=ファッション化は着実に進んでいます。   日本製のテレビに喜ぶ人々をバカにするつもりはないですけど、アメリカでは1995年以来国内産のテレビが登場していないみたいです。もう20年前にテレビ作るのは時代遅れになったわけです。日本製は高品質という「都市伝説」はありますが、テレビもパソコンもスマホも国内製造だろうが中国製だろうがどれも同じだよ・・・いつまでもそんなもの作っているから不況から脱却できないのかな?    これ?クルマも同じようなものじゃないですか!?もちろんクルマを構成する約1万個の部品の中には、日本の技術がないと作れないような「基幹部品」というのもありますが、高級車であっても原材料費を考えると1部品の平均単価は30~50円くらいじゃないでしょうか?その中にどれだけ「日本限定」技術が入り込めるのか!? 例えばドイツ車に乗

日本車には勝てないけど、南ア製BMWの魅力をわかってない輩が多くない?

  BMWがなかなか売れないですねー。グレード数があまりにも多過ぎて迷っちゃうのかな? それとも最近のカーメディアが直噴ターボ化されたエンジンに文句ばっかり言うので買う気が起きないのか? 「文句を付けてんのは貴様だろ!」・・・え?私はBMWを批判しているんじゃなくて、BMWに乗っている人々が上から目線で日本車をバカにしているので、「疑問に思ったこと」を指摘しているだけなんですけどね。「BMWは安全で日本は危険」「BMWの方が走る・止まる・曲がるがしっかりしている」「BMWはエンジンが良く回る」といった、オカルトな意見に対して自分なりに自信がある見解を述べてきただけなんですけどね。   BMWブランドやクルマ自体を批判したことはないです(エンジンがうるさ過ぎて日本を走るレベルにない!!くらいは書きましたけど)。4年前のブログの書き始めの頃には「3シリーズは普通の車」と書いただけで批判されましたからね。決して「悪いクルマ」とは書いていないのに。なんでBMWファンって怒りやすいんだろ。「怒る」ってことは指摘されたことが、本当は正しいということを認識しているからだと思うんですけどね。本物のクルマ好きだったら愛車については、他の誰よりも詳しくて、何を言われても笑い飛ばせるし、反論だっていくらでもできるはずなんですけども。   そんな「虚構」の中で生きている?ファンばかりに囲まれて少々不憫なBMWですが、手頃な価格帯のモデルがなかなか売れないらしいです。400万円台で買える318iMスポでいいじゃん。どうせ5erとか7erとか買ってもさ、日本車には勝てっこないんだからさ。変なこと気にしなくていいんじゃないですか? 車重が1550kgもあって最大136psではスペック面で不満!!とか言っている奴は、BMWの素晴らしさが何もわかってないよ。実際のところF30系3erは、日本の軽自動車の660ccターボ64psで走らせてもいいくらいだと思うけどね。   例えばスカイラインみたいな日本のFR車は、ユルめのサスを使って、加速時には後輪を路面に押し付けるような姿勢になるけど、3erの特に非Mスポのグレード車は、タイヤが暴れるほどピーキーなトルク制御はしないし、サスの横剛性が低そうな乗り味なのに、クルマが横に流れて動力が路面に伝わらないなんてこともなく、とてもミニマムな力で効率よ

クルマ好きってのは・・・

イメージ
  「オマエみたいな変態と一緒にするな!!」って言われてしまうかもしれないですが、クルマ好きってのは無意識のうちに長い付き合いになる愛車に「人格」を決めたがるものです。ちょうど小さな女の子がお人形さん遊びをするように、暖気もそこそこにその日最初に「踏み込む」場面が終わると「今日はご機嫌ナナメだな〜」なんて呟いてませんか!?自然吸気のガソリンエンジンを所有しているヤツ特有の症状かもしれませんが・・・。   物の「人格化」というのは、理想的な「彼女」を想像する行為に似てるかもしれません。飽きちゃう人もいるかもしれませんが、その人格は基本的に「攻撃的」ではないので、クーラーが効かなくなったり、パワーウインドウが開かなくなったりなど、よっぽど不可解な故障が頻発しない限りは「とてもいい関係」が続けられるはずなのですが・・・(だから日本車が好き)。もしアップルのSIRIみたいな人工知能機能がクルマに搭載され始めたら、このささやかな「幸せ」は奪われるかもしれません。   マツダ車に乗る人なんて、割と「人格化」が好きだと思うんですけど、マツダ車には例えば急発進をすると「急発進です!!」って警告だけしてくれる機能はもう10年くらい前から付いています。月に1回あるかないかの頻度なんですけども、都内の車線が多い道路で左車線の先頭で信号待ちをしていて、先の信号の右折レーンに入る時などは、十分に注意しつつも「行き」ますよね!? その際に右側がトヨタ、メルセデス、BMWなどの輸入車全般だったら楽勝でして、とりあえず警報を鳴らさずに入れます。トヨタのCVTと輸入車のAT/DCTなら確実にワンテンポ遅れるので・・・。   スポーツカーの場合は、面子を立ててあげます。後ろとの間にできたスペースに入ります。問題なのがホンダとスバル・・・これはクルマの雰囲気を見て判断するしかないですけど、なかなか強敵が多くて、とにかく出足が鋭い。ミッションの性能もありますけど、それ以上にエンジンも優秀で、試乗すると分かりますが「どんなタイミング」でも「行け」るクルマがとても多い。まあそんなことを考えながら走っていると月1くらいで「警報」を鳴らしちゃうんですけど、その瞬間にちょっとテンションが下がりますね〜。   そんなに文句言うならトヨタやBMWみたいに「わざと」低速で回転が上がらない仕様(燃費を伸ばす

クルマ選びの新常識 「SUVとはセダンだ!!」

イメージ
「クルマの種類が多過ぎて何を買ったらいいかわからないんだけど〜・・・」 「悩む必要ないさ!!『ホンモノ」と『ニセモノ』の2種類しかないから」   冗談はさておき、「ある程度クルマがわかっている人」にとっては、1000万円以下のクルマならば、選ぶのにほとんど時間なんてかかりません。誤解を恐れずに言うならば試乗する必要すらありません。手堅く良いクルマが欲しいならば、迷わずに「ブランドのフラッグシップ」を選べばいいだけです。もしそれで満足できなかったら、もうそのブランドには用は無くなるわけですが、相当なお金持ちならともかく、年収1500万円以下の所得税低めな連中にまでスルーされるのは、メーカー側としても非常に不味いので、ある程度の品格を重んじるブランドならば、フラッグシップに関しては目一杯真剣に作っています。もし購入予算が300万円ならばマツダ、スバル、スズキで手を打ちましょう。500万円なら日産、トヨタ、ホンダ、VWなどが選べます。   よくBMWの3er/5erとかVWゴルフ/ポロに乗っている人が「日本車はダメだねー」とか偉そうに言ってたりしますけど、そもそも選んでいるクルマから判断すると、これらの人々ってのは「クルマを解ってない」ということになります。もちろん何に乗っていても自由ですけども、こんな輩が日本車を下に見るような調子に乗った発言をしているところに出くわすと、もー聞いてられねーな・・・ってなります。まあクルマの良し悪しがまともに判断できないんだから仕方ないわけですけど、そういう輩がプロの自動車ライターとかやってたりする・・・。「日本車なんて✖︎✖︎だからさー」みたいなことを平気で書いている奴は信用しないです。   日本車ではまず絶対にありえないようなトラブルを抱えているクルマを評して「素晴らしい」「日本車も見習え!」って・・・そんなレビューを書くやつも、掲載にOKだすやつも、それを読んで納得するやつも、・・・ぶっちゃけみんなアラフィフ〜還暦くらいのボンクラばっかり。若い頃からの愛車遍歴を偉そうに語る・・・。男の20歳代なんて「とりあえず仕事で結果出すぜー!!」って躍起になる時期なはずなんですけどね。親に生活支えてもらってクルマ趣味を楽しんでいるようなクソ野郎なんて、ニートと同じでやはり社会の感覚がだいぶ違うのかなー・・・つまり「作る側の気持ち」