極限まで手頃な価格で、極限までエンスーなクルマ・・・スイフトスポーツ
スイフトスポーツは進化?退化? 先代のスイフトスポーツがあまりにもエモーショナルだったこともあって、現行のスイスポには当初あまりいいイメージを持てなかった。先代モデルはドイツ市場で絶賛されるなど、日本車のレベルを世界に示す当代随一のホットハッチだった。1.6Lの自然吸気ユニットは6900rpmにピークが設定される特別チューンのスポーツユニットで、低速域から安定して駆動力を発揮して淀みなく加速できた。 可能性を感じる乗り味 こんな芸当が楽々できるスズキならば、思いきって2.4Lの直4ユニットをチューンナップして乗せてワンクラス上のスポーツモデルへと昇華させる価値があると思うし実現を心から期待しディーラーマンにもハッキリとその想いを伝えたけど、北米市場撤退とともに2.4Lユニットの廃止が決まったようでとうとう実現することはなかった。惜しいなー。アウディS1やMINIクーパーSに匹敵する「ウルトラハッチ」をスズキが作ったならば・・・世の中(自動車の市場環境)は結構大きく変わったんじゃないだろうか!? 日本とドイツの友情の証 ドイツの自動車雑誌にも先代スイスポは高く評価されていた。同時期の日本のカーメディアはポロGTIをベタ褒め。お互いに相手国のホットハッチを賞賛し合う友情は美しいなと思ったのですけども、その後にスズキとVWの関係が悪化し、とうとう法廷で争うという事態になり、スイスポとポロGTIは、日独のカーメディアを巻き込んだ茶番だったのかー・・・と複雑な事態を飲み込みつつあるのですが、それでも先代スイスポのドイツ車を思わせるようなストレスフリーな駆動系は洗練度が高かったし、先代ポロGTIに使われたツインチャージャーはバブル期の日本メーカーが考えつきそうなギミックだった。これでもよくできた茶番!? ウルトラハッチの時代 現行世代に変わり、スイスポは先代ポロGTIを思わせる1.4Lターボ。ポロGTIは幻の2.4Lスイスポを実現したような2Lターボへと変わった。ラリー人気によって欧州ではBセグホットハッチが、クローズドコースで限界走行を楽しむエンスードライブと認識されつつあるようだ。欧州のほとんどのメーカーが200psオーバー級の1.6Lターボや2Lターボを載せたトップレンジのモデルを用意している。 ラリー人気 WRCの注目度...