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6月, 2017の投稿を表示しています

複数の日本メーカーが新型スポーツカーを作る!!と吹かしている件

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  『スポーツカー作ります!!』宣言が日本メーカーの間でちょっとしたブームになっているみたいです。今年に入ってからマツダから『RX8の後継スポーツカーの市販を決めた!!』というニュースが流れると、今度は三菱から『ランエボ復活を検討』との報道が流れ、さらにホンダが『S2000をFRで復活!?』というこれまた凄いネタが・・・。とりあえず何でも言っておけばファンは大喜びだと思ってるようですが、3台とも300psオーバーの高性能化が確実なので、どう見積もっても500〜600万円くらいになりますから、下手に刺激すると逆効果ってこともありうるんじゃないでしょうか!?   日本車も随分高くなりましてミニバンでもSUVでも700万円とかいう異常な価格がついてはいますけど、やはり500万円と言ったら高級車の代名詞であるトヨタ・クラウンの上級モデルに手が届く贅沢な価格帯です。これと同等かそれ以上の価格を出して2シーターのちっぽけなスポーツカーを買って一人で楽しむために買うってのは、よっぽど家族に背を向けてダンディズムに埋没する『勘違いなオッサン』じゃないですか!? 家族のために高級ミニバン/SUV/セダンを買うために500万円なら素直に拠出できますけど、スポーツカー買うか!?正直言って300万円〜で買える86やロードスターでも少々心苦しいです。   そんな『小市民』はスバルの300ps4ドアにでも乗ってればいいじゃん。まあそうですよね・・・。けど敢えて主張させてもらうと、『なんか売れそうだから作ってみました!!』みたいな即席スポーツカーなんてテンション下がるわ・・・。マツダの新型スポーツカーは、ロードスターの二番煎じ。最初からより高性能なスポーツカーを発売するアイディアが十分にあったならば、NDロードスターに空飛びそうなグレードを用意すべきだったわけです。このタイミングでの登場には、どうも周囲をキョロキョロみて決めました!!という匂いがプンプンする。そんな『シェフの気まぐれサラダ』が美味しかった試しがないって!!スポーツカーの高級志向が本格化してるなー・・・よし!!コストは徹底して内装に使おう!!となるんでしょうね。そんな『邪念たっぷりの企画』が前提なんでしょうけども、実際に市販モデルでは、その下心をどれだけ隠し通せるのか!?これは一つマツダのお手並み拝見です。(東洋最強のスポ

シビックは3シリーズより売れればOKじゃないの!?

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  シビックに文句があるなら還暦やアラフィフは買わなきゃいいじゃん!!(イメージが悪くなるし!!)。いつもどおりのことですけど、以前からある車名に、どーでもいいノスタルジーを押し付けてディスるの好きですよね・・・。スカイライン、クラウン、NSXなどなど。そして比較的に新しい車名のクルマに対しては、乗ってるヤツのマナーが悪いとか、安っぽいとかでディスる。プリウス、アクア、アルファード、ヴォクシー、オデッセイ、アテンザなどなど。(こんなこと言っては失礼ですが)50~60年生きてきてどんだけスカスカなんだコイツら・・・、K沢氏やO沢氏と全く同じ価値観で生きてる自分に何の疑問を感じないのか!?・・・そんなヤツらはやっぱり南アフリカ製や中国製の手頃なドイツブランド車でも乗ってればいいじゃん。   若者は日本車が好き!?かどうかは人によるとは思いますけども、若い世代は『日本への愛着が高い』という報道が最近多いですねー。安倍政権の支持率を支えているのは20歳代!!なんてことが指摘されてました。やりたい放題の内閣だけども、全然支持率が下がらないのは若者の多くが確かな成長戦略に手応えを感じているから!?いやいや・・・若者は知っているんですよ。自民党政権が倒れてしまったら、経済成長云々よりも日本はとんでもないことになるって!!総選挙で自民党が負けたら、とりあえず向こう3年くらいは海外に移住します!!過去2回(1993年と2009年)の後に何が起こったか!?なんてアホでもわかるでしょ。2度あることは3度ある。   「絶対売れない!!」とかしつこく報道されてますけど、300万円前後の新型モデルは実際にどれだけ売れれば成功なのか!?もし発売後1年で月平均5000台売れたら(年6万台)売れたら大成功でいいと思うのですが。これはクラウンでも達成が難しい数字になってますが、SUVを中心にクリアするクルマがちょこちょこ出ています。最低グレードが乗り出しで300万円超えるモデルだと、アルファード、レヴォーグ、ハリアー、CX5、エクストレイルの5台がクリアしています(輸入車では絶対に無理で2013年のゴルフ7がやっと2000台)。それなのに1年後に月10000台以上売れていたら坊主になる!!とかセコいこと言っている小沢コージさん。レヴォーグと同程度の5000台売れたら十分じゃないの!!数字もまと

新型シビック のように『走れる』モデル。

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  ホンダが7月にシビックを正式発表するようですが、どうやら狙いは単純で『走れる』モデルを作ることだけみたいです。スポーツカーを除く乗用車の中で、C/Dセグメントのセダン、ハッチバック、ワゴン、クーペは、日本市場において、日本車も輸入車もほぼ例外なく走りに主眼を置いて開発されていて、それをセールスポイントにしているのですが、ホンダに言わせれば『全部まとめてやっつけてやる!!』ってことみたいです。   さてさて既存モデルってそんな腰抜けばかりでしたっけ!?シビックごときには負けねーぞ!!というスパルタンなモデルくらいあるはず。対峙するであろうモデルを順番に見ていくと・・・。 ①トヨタ・オーリス・・・ドイツで人気。欧州市場ではシビックに近い存在ですが、どちらも主力エンジンはディーゼルとHV。日本に導入されている共通ユニットは、マイナーなガソリンターボのみ、1.2Lターボでゴルフに合わせたオーリスと、1.5LターボでアウディA3をターゲットにしたシビック。現段階ではシビックの方が『走れる』モデル!? ②トヨタ・マークX・・・2009年デビューでエンジンやシャシーはさらに昔に遡る。旧世代すぎるゆえに、ホンダもマークしづらかったかも。価格&スペックでシビックに対抗する有力な1台。ですが思わぬ弱点があって、それは・・・FRであること。同じ車重&スペックで比べるとどーしてもFFの方が刺激的。トヨタ86のデビュー時にはこのFRの特性を打ち破るようなトリッキーな味付けを行なっていたが、2015年以降は大人しくなってしまった。 ③日産シルフィ・・・北米ではシビックに対抗して1.4Lターボ(188ps)。NISMO版も登場して、北米や東南アジアで『コンプリートカー』市場の活性化を狙っているらしい。そのイケイケなグレードが入ってくれば、ホンダも青ざめるだろうけど、日本に展開されている1.8L自然吸気(140ps)ではシビックの敵ではない。 ④日産スカイライン・・・最廉価グレードの2Lターボでも、シビックtypeRと価格が同じくらいなので、シビックのベースモデルと比べるにはちょっと難がある。さらに211psのメルセデスエンジンでは、シビックの水準の走りにはならない。やはり北米で売っているVR30DITという3LのV6ターボ(300ps/400ps)を持ち込

BMWは『ドイツのホンダ』!?なんか違うんじゃねー!!

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  米英のカーメディアの表現でしばしば見かけるのが、ホンダとBMWの対比。日本だとありふれたホンダと、オーナーがドヤ顔で乗っているBMWにはやや『温度差』を感じたりもするのですが、日本よりも断然に長い100年以上にわたるクルマ文化を持つ米英から見れば、どちらも『敗戦国』から彗星のごとく生まれてきて、どちらも同国にある先進メーカーを追いかけて、やたらと威勢のいいエンジンを使って走行性能でアピールする手法が同じに見えるのかもしれません。   トヨタへの異常な執着心を見せ、旧通産省の時代に行われた、対米アメリカ輸出台数の割り当て制度に、真っ向から異を唱えました。『アメリカ人が欲しがっているのは、日本車ではなくてホンダ車だ!!』ということで、いち早くアメリカにある二輪工場に生産ラインを作って、日本メーカー初の現地生産を行いました。かたやBMWは、メルセデスに対するライバル心を隠そうとはせずに、アメリカで確固たる地位を築いていたメルセデスを追って上陸します。   どのメーカーよりも早く量産車に『ターボチャージャー』を導入したBMWに対して、ホンダは長らくターボを真っ向から否定していて、スーパーカーのような高回転エンジンを持つ量産車を目指します。そして『Vテック』によってエンジンそのもののポテンシャルを引き出し、高回転の素晴らしい乗り味を実現して世界に『HONDA』の名声を轟かせます。『セイコー、ソニー、ホンダ』は世界の人が日本を知る大きな礎なのですが、日本のマスコミにはこの3社を軽んじる『けしからん』記者が多い気が・・・。   ホンダの高回転エンジンにもろに感銘したBMWは、『ドイツのHONDA』として独自に『バルブトロニック』という技術を導入してエンジンの基本性能の強化に邁進します。もはやメルセデスではなく、アメリカで完全にスターダムを駆け上がったホンダを追いかけるようになりますが、ホンダ、アルファロメオ、アウディ、BMWによる4つ巴による『アルティメットな高速ピストンエンジン開発競争』であえなく敗れ去り、再びターボへと舞い戻りました。ところが世界でCO2削減が叫ばれる中で、今度はホンダが自然吸気Vテックによる商品力開拓に限界を感じたようで、次世代技術として掟破りのVテック&ターボを実用化しました。      ホンダとBMWの歩みは『シンクロ』し

シビックとエボとRX7が復活したら・・・

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  単なる『たられば』の話ではないです。現行の市販モデルに買う価値のあるクルマがどれだけあるのか!?という慇懃無礼なネタです。『価値』のあるモデルが市場にたくさんあるならば、クルマはもっともっと売れて良さそうなものですけどねー。現実にはカーメディアが『これだけ安全基準でメーカーが縛られてはもう仕方がない』とか無駄口を叩き始め、カスみたいな輸入車乗ってる音痴なオッサン連中が、救いようのない価値観を降りかざしていい気になって日本車を叩く・・・。これじゃあ若い世代がクルマに興味なんて持たないだろーよ!!   『能力のある』日本メーカーがエグいモデルを作って、とりあえずシケたドイツ車を日本から一掃するくらいの大変革をしないと、もうどーしようもないと思いますね。とりあえず『日本の中型車』を世界にアピールしてきた、『ホンダ』『三菱』『マツダ』・・・この3メーカーに率先して頑張って欲しいですね。『スバル』はどーした!?このブランドはずっと頑張ってますよ・・・『WRX・STI』は健気に続けているし、300ps級のCセグ実用車もまだまだ発売しているし。けれどもちょっとマニアック過ぎるのかも。   ホンダも三菱もマツダも『売りにくさ』を感じているとは思いますが、他のメーカーと同じようなスペックで似たようなデザインの『売れ筋のクルマ』を揃えたところで、販売店の実力が『某社』とは全然違うからいい結果なんて出るわけもないですし、一般メディアやカーメディアの『上流』を抑えているのもまた某社やドイツの某社。・・・ここ数年の試乗で『つまんねークルマだな』と感じた『走りを重視したモデル』は、この2つの某社と・・・メルセデスとスバルくらいかなー。好調と言われるメーカーほど『闇』を感じるのは、バイアスのせいでしょうか!?いやいや確かにこの4メーカーのクルマ(全て現行モデル)はひどかった。高齢者向けに『テキトーに作りました』といった感じ。ちょうどF30系3シリーズ非Mスポの、昔のカリーナみたいな乗り味にがっかりした時の感想に近いかも。   その一方で、マツダやMINIは、確かに運転していて面白いんだけども、ちょっと『オモチャ』的なんだよなー。王道グランドツアラーのようなドッシリした『走り』にはほど遠いですし、一歩間違えるとヴィッツやカローラみたいな『ゆるさ』が、気持ち悪さとして体感へと這い上が