スポーツカー以外にターボを付けるなんて〇〇!
「ターボエンジン」とは、エンジンの排気を吸気側へ還流させて、機械的に吸気量を増やしエンジンの効率を上げるという仕掛け(ターボチャージャー/過給器)を持つエンジンのこと。最近では欧州では主流になっていると言われているけども、そもそも欧州ではEU全体で約50%がディーゼルターボ車。ガソリンターボのシェアなんて実はたいしたことはない。ドイツでも7000ユーロ程度のガソリンNA車(80ps程度)が良く売れている。VW(シュコダ含む)だってNAのラインナップをたくさん出している。当然ポロもゴルフもNA車がたくさんある。 それなのになぜか日本の窓口(ディーラー)にはガソリンターボ車しか売られていないのです。その理由は正確には分かりませんが、製鉄会社が優秀で軽くて丈夫なクルマが作れる日本車に「走り」で対抗できるモデルとなると、自然とターボ車が選ばれるようです。VWゴルフは製造拠点の関係から搭載エンジンが選ばれていて、北米ではゴルフ7(現行モデル)になってからガソリン車のベースエンジンが2.5Lに変わりました。供給元はメキシコの工場です。その一方で日本で売られるゴルフ7はタイの工場の担当で、中国の工場と部品の供給が統一されており、作られるモデルは全て1.2Lターボと1.4Lターボのみです。 よく自動車評論家の多くは日本メーカーはコストアップを嫌ってターボ化しない!といったことを書いていますが、それは根本的に間違っています。2LのNAエンジンをターボ化すれば当然にコストは上がりますが、欧州メーカーが行っている「ダウンサイジングターボ」とは、VWは2Lもしくは2.5LのNA(ターボ無し)エンジンと同等の「実用」出力が得られる1.4(1.2)Lターボを代用しているわけで、これは必ずしもNAユニットの方が低コストと断定することはできません。BMWの「2L直4ターボ」と「3L直6NA」とどちらがコストがかかると思いますか? それでも「CO2削減の為にターボ化を推進すべきだ!」という意見がこれまでまかり通ってきました。実はターボ化には様々なマイナス要因が加わるのですが、それでも「環境」を優先してきました。マイナスの一例を上げると、まずエンジンの耐用年数が確実に落ちます。下取り価格に大きく影響するだけでなく、エンジンの寿命が短いということはそれだけ「環境」...