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ボルボV40が日本車のお手本?

  日本人のクルマ離れを助長している原因が、「暑苦しい」系のクルマ雑誌(ベストカー、カートップ、ニューモデルマガジンX、ドライバーなど)であれこれ語られていますが、大抵どれも的外れだったりします。トヨタの社長も認めているように、売上ありきのクルマ作りが優先された弊害という点は大筋で間違っていないのですが、間違っていることが分かるのと、正しい方向へ向かうことは全く別のものではあります。   私が思うに、クルマ離れの一番の原因は、クルマ雑誌を書いている連中とクルマが大好きと自称している人々が、揃いも揃って絶望的にセンスが無いことだと思います。年末に届いたニューモデルマガジンX2月号の中で、1年の総決算としてボルボV40が「ざ総括COTY」に選出されていました。またしてもこの雑誌が・・・。   「ざ総括」は基本的にはトヨタ、ホンダ、日産、マツダを☆3つでこき下ろし、輸入車、スバル、三菱に☆4or5を与えるというブレないスタンスの企画で、輸入車で☆3つになっているクルマは高確率で「欠陥車」という指標はそこそこ信頼できます。ちなみに今年の「欠陥車」相当はプジョー208、クライスラーイプシロン、メルセデスAクラス、ルノールーテシア、アウディA3の5台でした。ルーテシアの低評価にはやや違和感がありますが、他は「買っては行けない」評価は妥当だと思います。ゴルフ7が☆5つなのに、共通設計のA3はなぜ☆3つ?というのもまあ良心的というべきか・・・。   ちなみにクラウン、IS、アテンザ、アコードといったセダンはいずれも☆3つです。まあこの手のクルマを敵視する人々向けの雑誌ですから、目くじらを立てるほどじゃないです・・・。まあこの辺の事情はなんとなくわかります。さてCOTYに選ばれたV40の選考理由が「日本車がなんとかお手本にできるレベルだから(笑)」だそうです。本人達は上手い事言っているつもりかもしれませんが、この辺にセンスの無さが滲み出ています。そもそも日本メーカーがV40の真似をしたところで一体誰が満足するのでしょうか?もしV40の完コピがスズキから同じ価格で発売されたとしても、果たしてこれがスイスポより良いクルマとしてジャーナリストが絶賛するとは到底思えないのですが・・・。   クルマを初めて買う人が、もしこの雑誌を読んでV40を選んだとして、本当に幸せになれる可

ゴルフ7もアクセラもクルマ失格じゃない?

  ゴルフもアクセラもどちらも売上が堅調のようです。私が持ちうる全ての情報網を総合した結果Cセグにあってはこの2台は別格な存在だと思いますが、結局のところは実用面に振ったクルマなんてつまらないものでしかないですね。新型アクセラの対象年齢は25~40歳だそうですが、開発者のコメントがなかなか身に染みます。「世界中のもがき苦しんでいる世代にこのクルマに乗って元気になってほしい!」なかなか味わいのあるコンセプトではありますが・・・。   しかしどうも私はマツダの開発者が考えるよりももっと重症なようで、このクルマを見てもまったくワクワクしませんでした。もちろんデビュー前からかなりの期待はしていたのですが、実車を見ると全く欲しいと思いません。さらに悔しいのが、おそらく客観的な視点で見たときに、間違いなく楽しくていいクルマなんだろうなと分かることです。ただ私の主観では、どうもこうも全く受け付けません。   何度かブログで言及していますが、ただ日本で生きるだけだったらクルマなんて全く要らないなと日々実感しております。もし彼女もいなかったらデートもしませんし、滅多に私的に出掛けることもないでしょう、そうなれば間違いなくクルマはムダだと思います。よっぽど面白い本を夢中で読んでいたほうがいろいろな意味で救われます。自分の生活を豊かにしてくれる存在である限りは、クルマの価値はとても高く評価しますが、そうでないならば心の中にはその真反対のクルマへの憎悪が渦巻いています。   そしてちょうどその憎悪の対象となるようなクルマが「アクセラ」と「ゴルフ」だったりします。もちろんそれ以下の存在のV40、1シリ、Aクラス、インプも同じです。さらにこれらをベースにしたCX-5やX1なども嫌いです。この前ディーラーでCX-5に乗ってみたのですが、あの現実的すぎるタイトなスペースに何の感動も起きなかったです。エコノミーのシートとは言いませんが、移動のためのスペース以上のものがなにも表現されていない空間でしかなかったです。   結局CセグやCセグベースのSUVでは、どうやっても「クルマ初心者」が納得できるクルマにはなり得ないと痛感しました。その日のマツダには「走ればなんでもいい」と商談でハッキリ言っている若者がCX-5を買いにきてましたが、「クルマ初心者」になろうとすらしない人々の為のクルマが

「ガラ軽」という表現に違和感

  軽自動車の増税が決まったものの、新車のみに適用という現実的な案に収まったことには、政府に対して一定の評価ができるかなと思います。軽自動車は普通車に比べて大幅な自動車税の割安感もあり、現在では自動車販売の4割に達しています。東京から150kmも離れれば、そこを走る自動車の8割以上が軽自動車か?と思われるほどに普及しています。そんな日本の田園風景で大人気の軽自動車に対して都会の横柄なマスコミが失礼にも「ガラ軽」と揶揄する表現が目に付くようになってきました。    トヨタの最大のライバルは「ガラ軽」   日本を代表する軽自動車メーカーと言えばスズキの名が挙がるでしょうか。私の大嫌いな静岡県のメーカーなので、基本的には無視していきたいのですが、「ガラ軽」という言葉はスズキのようなメーカーが日本でしか市場を確保できず、軽規格がない海外で伸び悩むという思い込みがあるように感じます。スズキが軽自動車の技術を日本だけでしか生かせていないのかというとそんなことは決してありません。   スズキは「大人の都合」でアメリカ市場からは退場を余儀なくされましたが、欧州、インド、中国で果敢に戦果を挙げるジャパンパワーの中核メーカーとして、世界中のライバルメーカーに恐れられる存在になっています。世界販売台数のトップ10のうち日系の自動車グループは4社(ドイツ・韓国はそれぞれ1社のみ)ありますが、トヨタ・日産ルノー・ホンダと並んでスズキが名を連ねています。   トヨタ・日産・ホンダはともに北米・欧州に生産拠点を設けて急成長の足掛かりとしまし、北米での中型車の販売で大きなシェアを持つようになりました。一方でスズキはインドに進出して小型車を中心にして成長を収めた異例のメーカーであり、インド資本のタタのお手本と言える存在になりました。インド車のルーツはスズキにあると言ってもいいでしょう。   さらに、ドイツでの競争に敗れGM資本となったオペルは、欧州全域に小型車を展開して完全に息を吹き返しました。その原動力となった小型車の技術のほとんどは同じくGM傘下にあったスズキから受け継いだものでした。欧州では68ps程度の小型車は実はとても良く売れています。イギリスのナンバー1はボクスホールというオペルのOEMブランドです。オペル・アギーラの兄弟車のスプラッシュをスズキはわざわざ普通車扱いで

静岡県警高速隊 浜北分駐隊「新東名で荒稼ぎ?」

  荒稼ぎどころか人件費が嵩みそうな浜北分駐隊では、確実な「青切符&サイン」の為に禁断の検挙作戦を極秘に実行している。新東名に展開する高速隊はあまりに見晴らしが良過ぎる環境から追跡の検挙が非常に困難を極める。ほぼ直線区間の新東名である程度確実に検挙に持ち込むためには、最適のポイントで行う以外に方法はない。   緩いながらもアップダウンがある区間では、走行車線に数百メートルの車列が出来やすい。この地点に混雑を嫌って追い越しを重ねるクルマが差し掛かったときが、最大のチャンスだ。追い越し車線に入ったことを確認するとすぐさま覆面捜査車両を追い越し車線に入れ後を追わせる。ここで本来はグレーなのだが、赤色灯を付けずに150~160km/hにスピードを上げて前方車両を追いかける。   自らの存在を前方を走るクルマのバックミラーに映す距離で一息入れるとほぼ確実に前方のクルマの速度は速まる。追い越し車線が終わりかけ、前方車両があと一息とアクセルを踏み込むタイミングで赤色灯を回転し、すぐさまスピード測定に入る。速度超過を確認したら、検挙した車両をパーキングエリアへと誘導し、クラウンの後部座席にドライバーを監禁する。   まず最初は、赤色灯を回さないで法定速度を超えて追跡するのかについての説明だ。ドライバーに求められるより前に自ら切り出すのが重要。「初心者の方とか赤色灯を見ると、あわてて急ブレーキや急ハンドルをされるので、我々も慎重に接近しなければならなくてね・・・」と先制パンチを喰らわす。これでほとんどのドライバーが捜査車両は赤色灯を回さずに法定速度を超えることが許可されていると誤認する。   その後、違反速度と反則金と行政処分の説明を手短かに済ませて、サインを要求するのだが、そこでひたすらに「我々はお金だけ頂ければこれ以上は何も申すことはありません、すぐ終わりになります。」と甘い言葉で下手に出て、ドライバーに若干の優越感を与えてサインを促す。サインするまでは余計なことを言わず、極力話しのクラッチを合わせないようにする。もし捜査内容についての質問などあれば、聞こえないふりをするか、はにかんでごまかして再び「お金だけで結構でございますから、特にそれ以上の話はありませんよ!」とひたすら抱き込むことに全力を上げる。   これで大抵の人は納得してくれるらしい。ちなみ

日本車をオシャレにするならマジメに作れ

  自動車メーカーの常識として「クルマは真剣につくればつくるほど売れない」というのがあるらしいです。たまたま売れないクルマを作ってしまった開発者が必死で言い訳してるんじゃないですかね。そもそも真剣に作ったけど売れなかったクルマって何?トヨタ・セリカの最終型ですか?   日本メーカーが真剣に作って売れないパターンとして、柄に合わない大型車を作りムダにハイパワーのエンジンを積むパターンがあるようですが、高級車はやはりブランドの力がものをいうので、失礼ですがスズキが突然に300万円くらいするDセグセダンを作ってもなかなか難しいものがありますよね。   キザシのデザインがもう少しキャッチーなものであったなら、もしかしたら売れたかもしれないですが、そもそもスズキに売る気がないようなので、このクルマを例に出されても困りますね。確かに受動安全性でボルボを追い越してしまった世界最高のセダンなのは間違いないです。FF車にしてはやや車重があるのが難点ではありますが、それ以外のスペックを考えると所有してもいいかもと思えるほどです。   しかし残念なことにこのクルマは警察用車両として使われているようで、静岡県西部以外の地域で見かけたら、捜査中の刑事さんが運転していると思っていいでしょう。そして警察への納入額が1台あたり107万円と極めて割安だそうで、これを知ってしまうとレザーシート標準装備とはいえ300万円払って買うのは気が引けてしまいます。まあクラウンのパトカーも同じくらいの価格で納入されているようですが・・・。   ボルボS60だろうがBMW3だろうが、セダンのせいぜい原価は100万円もしないものなんだから、もう少しマジメに作ってくれてもいいのではないかと思います。売る為にデザインを必死で弄っているクルマがトヨタなどで目に付きますが、メルセデスCLAなど見ても中身が伴っていないクルマはどうデザインを頑張ってもダメですね。まったくいいクルマには見えないです。   

新東名の料金が高過ぎて悲鳴!

 週末に用事があり京都まで行ってきました。京都のめぼしいお宿はどこも予約が困難なので(情弱?)、お隣の滋賀県草津市のホテルにしたので、彦根にでも行ってみようと厚木〜彦根を高速利用したのですが、休日ETC割引でなんと「18850円」も取られました・・・。彦根ICで3850円を徴収され、それ以外に「新東名利用料」として15000円を納付しろと途中で「お役人さま」にクルマを止められて振込用紙を渡されました。   「これ何ですか?」と訊くと「いや何も問題ないのでお家に帰ったら近くの銀行か郵便局にお金を添えて持っていって!」と言われました。「僕は何か危ないことしてましたか?」と重ねて訊いたら「これはイハンではなくてハンソクだから何も問題ないよ」と専門用語を使ってくるので、バカだとは思われたくないのでとりあえず分かったフリをしました。   それでもちょっと不満そうな顔をしていると、「今日は特別に一番安い15000円にしておくからさ!」と自分の言っていることの不合理さを棚に上げて笑顔で続けてきます。お二人ともにとても楽しそうなので、気分よくしゃべらせてあげようと思い、「それはどうもありがとうございます」と最高の作り笑顔で返事をしながら、腹の中ではクラウンって意外と狭いなこりゃダメだ・・・。黒レザーの後部シートでしたが、トヨタはファブリックよりレザーシートの方が絶対にいいですね。トヨタはなんでも公用車に使われている仕様が間違いなく最高なようです。   クルマに乗せる意味なんて大してないのですが、インパネに付けられている特殊な機械の数字「124km/h」をパッと見せられました。ガチなのかねつ造なのか分かりませんが何とも言えない数字が出ています。どうやらその数字がマズかったらしいですね。新東名は広くて安全だからもっと速く走らないといけないらしいです。これでも後続車に最大限に気を使って迷惑にならないように走っていたつもりなんですが。東京(の田舎)人がクルマで愛知県に突入するときのナイーブさを少しは分かってほしいですね。   「新東名は横風が強いから気をつけてくださいね!」「となりに大切な人乗せてるじゃないですか」とか言われてしまいました。はっきり言って余計なお世話ですね。追突されないようにスピードに最大限配慮した結果がこれなんですよ・・・。そもそもそういうアドバイスはもっ

トヨタ86は正しかった!

  いまや完全に日本の景色の一部になった大人気のトヨタ86です。発売当初は結構厳しい意見も多かったようですが、この1年半で作ったトヨタと選んだオーナー様が完全に正しかったことが証明されました。このクルマが1年後にしっかりと成功を収めると確信して、 300 万円を賭けたギャンブルに勝った気分じゃないでしょうか。   クルマの新車価格なんてあって無いようなもので、それを決定するメーカーの仕事は、イギリスで有名なブックメーカーのようなものかもしれません。そのクルマの将来に渡る人気を予測して“オッズ”を付けるわけです。 86 に付けられた“倍率”による価格は・・・およそ 300 万円というわけです。   そして 300 万円分以上は間違いなく楽しめると感じた人々の中からオーナーが生まれるのでしょうが、改めて 300 万円はやはり安いなと感じてしまいます。発売1年半後の今となってスペシャリティカーの中で不動の地位を確立したことを考えると、発売当初よりも余計に安く感じるかもしれません。   実際にトヨタでお買い得と言われている他のクルマと比べても遜色ないレベルです。トヨタの ” お買い得番長 ” と言えば 300 万円で V6 車が買えるマーク X が真っ先に浮かびます。最近では G’s が密かに人気のようで、街中でも見かける機会が徐々に増えています。カムリを見にトヨペットに行ったら、イマイチ個性が感じられずに、このマーク X G’s ご成約という人も案外多いのではないでしょうか。 V6 で FR でデザインも良好で3シリーズや C クラスよりもきっちり安いのはお金持っている人にはお買い得に感じるはずです。   乗り出しで 400 万円のマーク X G’s に対してさらに 100 万円も安いのに、外装デザインもしっかり作り込まれているトヨタ86は、コンセプトやサイズに満足できれば確実にお買い得です。そして86じゃなくてマーク X じゃなきゃダメという特殊な事情を持った人は今は少数派と言えるかもしれません。86は今後も日本車を代表する存在として勢力を増していきそうです。

超高性能ドイツ車って凄そうだけど・・・

  雑誌ルボランが超高性能ドイツ車特集だとかで、楽しみに読んでみたのですが、結局のところ何が一番なのかが全くわからなかったので残念です。ドイツ御三家の現行ラインナップを単純にカタログデータを元に比べているようですが、メルセデスSLSは参加しているのに、アウディR8は不参加となっています。ミッドシップはダメってことですか?それともドイツ車として見做されていない?   単純に最大馬力や最大トルクを比べれば、メルセデスの12気筒が勝つに決まっているわけですが、これが0-100km/hになると8気筒モデルの方が速くなり、さらに言うとAWDが圧倒的に有利になっています。しかしタイムを見てみると・・・失礼ですがランエボXやWRXと同じくらいです。ランエボやWRXのことを「超高性能日本車」って言いますか?   そもそも編集が不親切のかたまりみたいな感じで、初心者の私でも0-100km/hの速さと100-200km/hの速さは別物だろ?とつっこみを入れたい気分になります。0-100km/hはAWDのAMGとアウディにランキングが埋め尽くされていますが、最高速となるととたんにアルピナの独占状態になります。なんでこんなに分かれてしまうのか?それはまだまだドイツ車が技術的にレベルの低い段階でしかないからです。15年くらい前までの日本車は、0-100km/hはエボとインプが優勢で、最高速は完全にスカGというように得意分野が分かれていました、そんなかつての日本のスポーツセダンが置かれていた状況と変わらないところにドイツメーカーは今も這いつくばっているわけです。   さて日本車はというとスカGの後継モデルとして作られた日産GT-Rが「0-100km/h」も「最高速」もどちらもぶっちぎりで頂点を極めてしまいました。アルピナはAWDには0-100km/hで勝てないし、E63AMG4WDも最高速ではアルピナに勝てない。ドイツGTカーには技術的な大きな壁があるわけですが、日産GT-Rはそれをさらに超えたところに位置しているわけです。こんなクルマを作られてしまっては三菱もスバルが一気にトーンダウンするのも仕方ないかもしれません・・・。結論としてGT-Rは日本車の発展の為にならない!ってことでしょうか・・・。         

実家に突然プレミオがやってきた・・・

  実家のクルマ(母親と妹が使用)が買い換え時期を迎えていて、今年の正月にディーラーから貰っていたデミオの見積もりを持っていったのですが、やはりBセグ車は小さ過ぎて気に入らない様子で、車検を敢行しました。次の車検切れまでには、アクセラのグレードを見極めておこうかと思っていた矢先に、親戚のお金持ちのオバさんが3年落ちのプレミオを譲ってくれることになり、先日やってきたとのこと・・・。   日曜日は母親の誕生日だったので、プレミオを見てきました。トヨタのラインナップの中に埋没してやや地味な存在のプレミオ/アリオンですが、あらゆる点で過不足ない「節度」のある素晴らしいクルマだなと感じました。あらゆる意味で今のクルマよりも上品です(プレミオも現行モデルですが・・・)。   もちろん走りを比べれば・・・な点はあります。コーナーでのロールが激しくて「酔う」とか、高速での直進安定性(120km/hくらいまでなら全く問題ないです・・・)に注文を付ける人はスバルやマツダにすればいいわけです。そんな"些細な"輸入車乗りの屁理屈(失礼!)でこのクルマの価値は決して測れないと思います。   プレミオは現行も出るの中で日本車の美しさを今も残しているクルマだと思います。トヨタであってもグローバルモデルがどんどん増えていて、デザインにヴァリエーションが出てくると同時に日本人の感性に合わないものも多くなってきました。車体も大型化しいよいよ輸入車のデザインをそのまま拝借するようなセンスってなんか薄っぺらいと感じてしまいます。もちろん輸入車に伍するデザインを全面的に否定するつもりはありませんが、ふとプレミオを見た時にとても格調高いデザインなのだと気がつかされます。   車中は想像以上に広くてCセグとは思えないほどに満足度は高いです。ドアを閉めたときの密閉感・遮音もかなり良好です。Cセグで比べたときにゴルフとかAクラスよりも断然に良いです。自動車雑誌はゴルフのライバルにインプレッサなど持ってこないで、プレミオと比べればいいのではという気がします。「クラウンの乗り味」と豪語するならば・・・、ぜひそういう比較もあっていいのでは? ちなみに新型クラウンの遮音レベルが相当に低いと批判が渦巻いていたりするのですが・・・。    ↓GT-Rもいいですが、プレミオどうですか?福野