2019年 入門に最適な一台とは?(日本車編)
クルマ選びは楽しいけど・・・ 新車はムカつくくらいに高いし、中古車も「良いクルマ」にはテキトーなプレミアが付く時代。購入前には後悔しないように念入りに調べるのですが、これまた厄介なことに「事前審査」の段階で却下されてしまい、ことごとく購入にはたどり着けず・・・って人は多いと思います。これ買っておけば大丈夫ってクルマがほとんど無い。とりあえず輸入車に乗っておきたい!!って人には「中古車」は妥当な選択な気もするんですけど、ニューモデルマガジンXという雑誌の中古車屋のライターが「最近の輸入車の修理は地獄だ・・・」とか書いていた(ビビらせんじゃねー)。人気の日本車の中古価格はどれもプレミア気味。新車で買った方が耐用年数を考えるとお得な気もするけど・・・とりあえず「コレならどーだ!!」という現行モデルを5台選んでみました(ベースモデルが300万円を超えないという条件)。価格は新車の本体価格です。 第5位 マツダ・ロードスター(255〜381万円) 沢村慎太朗さんが決めた「最強の入門」 まあいわゆる「エリートコース」って奴ですね。誰にも負けないピカピカの車歴を作りたいという完璧志向の人の入門車としてはおそらく最善の選択だと思う。このクルマに乗る意義は今更に説明不要かとは思うけど、ラダーフレーム車(本格クロカン車両)用を除けば、日本の量産メーカーではトヨタ&日産が高級車で使っているだけになったFRシャシーですが、マツダが50年にわたる専用設計スポーツカーの「火」を消さずに脈々を受け継いできた秘伝のシャシーで作ったスポーツカーであり、これが世界でも大人気で、ポルシェ911と人気を二分するスポーツカーにおけるスーパースター。 こだわり抜いたシャシーと高回転ユニット スカイアクティブの第一世代から第二世代へと移行するらしいが、このロードスターのシャシーはそんな商業主義的・俗物的になっている商品群とは無関係で、古のマツダの技術を今に伝えている。総額で300万円くらいで買えるけどその中身は、ロータスやアルファロメオ4Cといった欧州の「俊英」ピュアスポーツに全く引けを取らない。自然吸気で7000rpmオーバーできるユニットは、もうHONDAにもアウディRSにもBMW・Mにもないんだよな・・・。 第4位 トヨタ86/スバルBRZ(252〜496万円