初心者にオススメじゃないクルマ
前回、初心者にぜひ勇気を持って最初のクルマに選んでもらいたい5台(クラウンA、カムリ、IS、アテンザ、アウディA5)を挙げさせてもらいました。後で読み返してみるとだいぶ言葉足らずで、これじゃあ全く納得してもらえないかなと反省しているのですが、要は今のクルマは乗りやすさなんてどれを選んでも大して変わらないですし、慣れてなければコンパクトカーでも不安になるものです。それならば、最初から「気分良くドライブできるクルマ」を買えばいいのではと思うのです。あくまで私の主観ではありますが・・・。
現在の自動車保険制度は厳しくなっていて、ちょっと擦ったくらいでは保険を使ったほうが大きく損をする仕組みになっています。コンパクトカーでも中型セダンでも擦れば10万円〜は逃れられないので、最初から接触が絶対に起きないように細心の注意をして運転するしかないわけです。修理代は車両価格に比例するわけではなく、100万円のクルマだろうが400万円のクルマだろうが10万円です。一部の専用塗装の高級車はさらに数倍かかるケースもありますが・・・。
最初はせめて安い中古車でという考えもあるでしょうが、そういう考えの人はたくさんいるので、コンパクトカーの中古車価格はびっくりするくらいに高いです。新車保証も切れかかっているコンパクトカーに70~80万円出すのは、よっぽど生活の足としてクルマを必要としている人々でなければ完全に損です。中古車で狙うなら前々回にご紹介したフーガ450GTのような存在感のあるクルマが圧倒的にお得です。
アテンザのベースグレードをなんとか300万円以内に抑えてもらって新車で買ったほうが、トータルで考えるとよっぽどお得です。このクルマなら観光地の駐車場にどんなクルマが停まっていようともその隣りに堂々と停めることができます。他の4台はさらに価格は上がりますが、予算に余裕がある人の選択肢としてアテンザと同様の効果が期待できる良質なクルマになっています。
さて、オススメのクルマと同時にオススメできないクルマも紹介しました。日産シルフィ、日産ティアナ、スバルインプレッサG4、マツダアクセラ、メルセデスCLAの5台ですが、どれも3BOXのセダンを検討すると、頭にチラついてくる話題のクルマばかりです。いずれのクルマも良い点を多数持っていて完全否定するつもりはないのですが、何も知らずにノリで買ってしまうと後々いろいろとツマラナイことが起こるかもしれません。
日産、スバル、マツダ、メルセデスが作るクルマですから、メチャクチャということは無いのです。しかしこの5台に共通して残念だなと思うのが、60歳以上のドライバーを想定してクルマを設計しているんじゃないか?と思える点です。5台ともに近くで見ての乗り込んでみると良く分かりますが、私の偏見もあるかもしれませんが気分が盛り上がらないです。どのクルマも期待を込めて見に行ったのですが、いずれのクルマも期待値を大きく下まわりました。
あまり賛同してもらえないかもしれないですが、本当に良いクルマはエンジンを動かさなくてもコクピットに座ってドアを閉じるだけですぐにわかります。メーカーが本気で作ったクルマはその時点ですでに十分な満足感を与えてくれます。この手のクルマはエンジンもハンドリングも一本びしっと筋が通っていて、絶対的な性能の良し悪しを超えて、ある種の思想が感じ取れます。エンジンが多少噴けが悪くても、ハンドリングが多少ゆるくてもその緩さには必ず意味があるとすら感じてしまいます。
このオススメできない5台には残念ながらそういった雰囲気が宿っていませんでした。この車内で長時間ドライブしたいという気分にはなりませんでした。自分を運転席にパートナーを助手席に想像してみてもどうもシックリ来ません。なぜか?それは高齢者目線の感性が内外装にふんだんに入り込んでいるからでしょう。もちろん1台1台癪に触る点は違います。あるクルマはタクシーでドライブする感覚ですし、また別のクルマは3畳一間のプライベート感というべき狭さ、そしてまた別のクルマはコラムシフトが受け付けなかったり・・・。頭のどこかでクルマをナメている人々が作ったんだろうなという思いが消せません。
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現在の自動車保険制度は厳しくなっていて、ちょっと擦ったくらいでは保険を使ったほうが大きく損をする仕組みになっています。コンパクトカーでも中型セダンでも擦れば10万円〜は逃れられないので、最初から接触が絶対に起きないように細心の注意をして運転するしかないわけです。修理代は車両価格に比例するわけではなく、100万円のクルマだろうが400万円のクルマだろうが10万円です。一部の専用塗装の高級車はさらに数倍かかるケースもありますが・・・。
最初はせめて安い中古車でという考えもあるでしょうが、そういう考えの人はたくさんいるので、コンパクトカーの中古車価格はびっくりするくらいに高いです。新車保証も切れかかっているコンパクトカーに70~80万円出すのは、よっぽど生活の足としてクルマを必要としている人々でなければ完全に損です。中古車で狙うなら前々回にご紹介したフーガ450GTのような存在感のあるクルマが圧倒的にお得です。
アテンザのベースグレードをなんとか300万円以内に抑えてもらって新車で買ったほうが、トータルで考えるとよっぽどお得です。このクルマなら観光地の駐車場にどんなクルマが停まっていようともその隣りに堂々と停めることができます。他の4台はさらに価格は上がりますが、予算に余裕がある人の選択肢としてアテンザと同様の効果が期待できる良質なクルマになっています。
さて、オススメのクルマと同時にオススメできないクルマも紹介しました。日産シルフィ、日産ティアナ、スバルインプレッサG4、マツダアクセラ、メルセデスCLAの5台ですが、どれも3BOXのセダンを検討すると、頭にチラついてくる話題のクルマばかりです。いずれのクルマも良い点を多数持っていて完全否定するつもりはないのですが、何も知らずにノリで買ってしまうと後々いろいろとツマラナイことが起こるかもしれません。
日産、スバル、マツダ、メルセデスが作るクルマですから、メチャクチャということは無いのです。しかしこの5台に共通して残念だなと思うのが、60歳以上のドライバーを想定してクルマを設計しているんじゃないか?と思える点です。5台ともに近くで見ての乗り込んでみると良く分かりますが、私の偏見もあるかもしれませんが気分が盛り上がらないです。どのクルマも期待を込めて見に行ったのですが、いずれのクルマも期待値を大きく下まわりました。
あまり賛同してもらえないかもしれないですが、本当に良いクルマはエンジンを動かさなくてもコクピットに座ってドアを閉じるだけですぐにわかります。メーカーが本気で作ったクルマはその時点ですでに十分な満足感を与えてくれます。この手のクルマはエンジンもハンドリングも一本びしっと筋が通っていて、絶対的な性能の良し悪しを超えて、ある種の思想が感じ取れます。エンジンが多少噴けが悪くても、ハンドリングが多少ゆるくてもその緩さには必ず意味があるとすら感じてしまいます。
このオススメできない5台には残念ながらそういった雰囲気が宿っていませんでした。この車内で長時間ドライブしたいという気分にはなりませんでした。自分を運転席にパートナーを助手席に想像してみてもどうもシックリ来ません。なぜか?それは高齢者目線の感性が内外装にふんだんに入り込んでいるからでしょう。もちろん1台1台癪に触る点は違います。あるクルマはタクシーでドライブする感覚ですし、また別のクルマは3畳一間のプライベート感というべき狭さ、そしてまた別のクルマはコラムシフトが受け付けなかったり・・・。頭のどこかでクルマをナメている人々が作ったんだろうなという思いが消せません。
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