拳銃ぶら下げてオラつく奴は抹殺すべき・・・の続き

 

横断歩道にパトカーが・・・

前々回のこのブログに書いたけども、先月に警視庁の交通取り締まりのパトカーとトラブルになった。仕事帰りの23時頃、駅から家まで体調が悪くて怠いペースで家まで徒歩で向かっていた。自宅近くのネズミ捕りで有名なスポットに差し掛かる。今日もやってるな・・・と交差点で信号を待っていた。慌て気味に「二段階の一時停止」を無視してフィットが目の前を通過した。直後に歩行者信号が青になり交差点を渡る。そこに脇の駐車場で待機していたパトカーが「譲ってもらえる」と確信したペースで突っ込んでくる。



「重点取締場所」

横断歩道の中央部分に達していた私に対して徐行で躙り寄り「サイレン」と「マイク」で威嚇してくる。ふと振り向いた私の視線を交わすように、パトカーは背後をアクセルベタ踏みで駆け抜けて行った。緊急走行なので赤信号通過は許可されているだろうが、横断歩道を通行中の歩行者に接近したり、歩行者が渡り切らない横断歩道を突っ切るのはそれぞれ別に「青切符」の違反項目である。別にパトカーがどっかの道路で多少のスピード違反をしようが構わないが、取り締まりの最重要地点として指定されている場所で「青切符」相当の違反は許されないんじゃ!?と思った。



俺は関係ないから・・・という姿勢

とりあえず当該のパトカーは逃走してしまった。あとで待機地点に行けばパトカーを確保できたかもしれないが、当日は極度の体調不良ということもあって、警視庁本部と所轄の警察署へ電話で連絡することを選択した。深夜時間帯の警視庁本部は担当部署が特定できないと繋いでくれない。どこのパトカーか特定できなかったので、事件の詳細を警視庁広報課にメール。さらに電話で所轄の警察署と話したが、やはりどこのパトカーだかわからないので、全く「当事者意識」はない様子。社会主義の職場なんてどこもこんなものだろう。大手の民間企業ではおおよそありえない対応だ。



了承

「犯人を特定して謝罪させろ」なんて面倒なことを頼む気は毛頭ない。所轄の警察署には、ほぼ毎日通るところなので、今度見かけたら文句を言いに行きますと伝え、「わかりました」と了承を得た。事件発生の翌週に取り締まりが再び行われていた。ちょうど捕まっているところで、一人は切符を切っている。運転席にもう一人いたので窓ガラスをノック。ちょっと驚いた様子の警察官に対して事件の発生日時と内容を伝える。第八方面交通機動隊の所属だというその警察官の余裕のない表情から、先日の「苦情」がある程度現場にも伝わっている様子が伺えたが、その警察官は全く知らないですというので、「見つけるまで叩き続けます」と言い残してその日は帰宅した。



それから3週間ほど、1度も取り締まりを見なかった。事件発生までは週に2〜3日くらいの頻度で行われていたのが激減した。コロナ渦でもガンガン行われていて、深夜0時以降にサイレンや車外マイクの音で目が覚めることもしばしばあった。深夜だと通行人の話し声が聞こえてしまうくらいの静かな住宅街を賑わしていたパトカーだったが、ちょっと苦情を申し立てるだけでいなくなった。ちょっと手間だったけど警察に連絡して良かったな・・・と思い始めていた矢先、久々に取り締まりを見かけてしまった。時間は23時過ぎ、今度も誰かが捕まっているタイミングだった。暇そうにしている運転手に話しかけると前回と同じ「八交機」の人だった。なんだよ同じ人かよと・・・しかし窓ガラスをノックした以上は堂々と「犯人捕まえたのか!?身内は許して一般の人は捕まえるっておかしいだろ!!」と丁寧に質問。



フルボッコに酔いしれる

3週間経っても「知らない、わからない」の一点張り姿勢はともかく、なんで一本道で簡単に捕まるのに歩行者を蹴散らすのか!?コロナ渦で深夜まで働く大変な高齢の職業ドライバーを狙い撃ちする取り締まりに意味あるの!?など、立場上答えるの難しいであろう疑問をぶつける。本能的にこれはマズいと思ったのか、その警察官は「前回もそうだったけど、窓ガラスを叩く力が強すぎる、怖がらせようとしてますよね!?」と反撃してきた。道路上の交通トラブルや取り締まりの際に叩かれる程度だったと思ったが、「私はあなた(警察官)に法律上問題がある点についてのみ訊いている。了承を得てノックしているが、私が叩いて窓ガラスが壊れたのか!?警察官は一般人に対して法律上問題があること以外は訊くべきではない!!」とガチ反論してやった。



警察署に問い合わせろ!!

生活が苦しい職業ドライバーであってもクルマを運転する責任は重大だから厳格に取り締まりを行う・・・という「ネズミ獲り」の正義はわからなくもない。だとしたらクルマ(パトカー)を運転する責任と、拳銃を預かる責任を背負う警察官が犯した交通違反はより厳格に処罰されるべきではないか!?事件発生から1ヶ月が経ち、発生当日に通報をして周知しているのに当該警察官が特定されていない。民間企業ではそんなことはあり得ない。おそらく内部では把握しているのだろう。組織ぐるみで違反の事実をもみ消そうしているのであれば、目の前の警察官も「犯人隠避」の可能性がある。何一つまともに反撃できなかったその警察官は「八交機ではないかもしれないじゃないですか!!〇〇警察署(所轄)には問い合わせたのですか!?」と逆ギレしながら呟いた。



怒りが倍増

確かにそうだ。濡れ衣だったらさすがに可哀想だ。八交機が組織ぐるみのもみ消しをしているってのは、まだ確定した事実ではない。翌日に「八交機の警察官が所轄の警察署に問い合わせろ」と言うので電話しました・・・と〇〇警察署に電話。対応してくれたのは執行係だというSさん。署内の交通取り締まりを担当する部署なのにも関わらず、1ヶ月前に警視庁にメールしたことも、署に電話を入れたことも知らないとのこと。つくづく社会主義の現場ってのはムカつく。自分達の不始末は棚に上げてほぼクレイマー扱いされることは予想していたので、「八交機の隊員が電話しろ」というから連絡しました、犯人を探している、当該案件は交通違反だと思うが、もし違うなら本人に説明してもらいたい・・・といった要件を述べた。



切腹を要求

「犯人特定などの調査をやる・やらないは警察の判断で結構ですけど、やるかやらないか教えてくれ」と結論を急がせる。最初はそれじゃあ「やりません」とSさんは言いかけていたが、「わかりました、今後も現場で見かけたら説明をもらえるまでパトカーを叩き続けますし、警察が対応してくれないのであればSNS上で陳情活動をするので写真等を撮らせてもらいます」と伝えると、ちょっと待ってください、やはり調べてご連絡いたしますと態度を翻す。さらにどのような対応をご希望ですか!?とのことなので、当該の警察官がいる時に署まで行きます。十分な説明がないようでしたら「切腹」してもらいます。え!?切腹!?私も真面目に聞きますから冗談はやめてください。いや「切腹」(警察官が自分自身の切符を切ること)は譲れないです。・・・と伝えた。



やぶ蛇は続く・・・

なぜ警察官ってのは無駄な言い訳をするのだろう。その取り締まり地点では〇〇署と八交機の他に隣接する〇〇署のパトカーの可能性もあります・・・と言うので、隣接の署にも連絡するとその地点では待機してのネズミ獲りは一切しないとのこと。これ以上言い訳されてもうっとおしいので八交機にも連絡して事件当日のパトカーについて尋ねる。当直に要件を伝えると、すぐさま八交機の庶務課・K警部補から折り返しの電話がかかってきた。声だけで警察一筋40年クラスのベテランだとわかる。現場を離れ苦情処理係となっているようで、何も訊いてないのに「あの地点はとても苦情が多くて静かな住宅街なのに深夜までやっていることもあり、・・・隠れて取り締まりを行うことへの苦情もとても多くて」とのこと。



やっぱりわかってんだな・・・

今までの「社会主義」一辺倒な対応から、トヨタのディーラーマンが務まるくらいに和ませる話術に少々驚く。八高機の隊員も所轄のSさんも全く事情がわかっていない様子だったが、このK警部補は事件当日の電話&メール、隊員への2度の路上凸、先日の署への再電話についても全て把握していた。おそらく事件を起こした隊員についても特定できているのだろうが、よく調べてご連絡いたしますとのこと。完全にプロの口調でこちらの警戒感は最高潮へ達する。30年以上警察やっている人には「切腹」など言語道断だと思う。しかし昔と違って国会議員も警察官も世間で言われているほどには好き勝手にできる時代ではない。八交機の「犯人隠避」案件もネットですぐに見つかる。2018年に「再発防止に全力を注ぐ」と声明している。K警部補から連絡が来たら続報を書きたいと思う。




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