拳銃ぶら下げてオラついてる奴は社会的に抹殺すべきだと思う・・・

 

衆院選は国民のやる気を奪う

私は基本的には「社会正義」とかどーでもいい部類の人間だ。だからMAZDAやトヨタが熱く語るような「正義」も眉唾ものだと思っている。自分は賢いから簡単には騙されない!!という意味ではなくて、ある程度歳をとってくるとこんなもんだと感じている。選挙戦で各派が政見放送やツイッターで色々おっしゃっているけど、その程度の主張で有権者が「正義」を感じ気分よく投票できると思っているのか!?全ての政党が多かれ少なかれ自己矛盾と破綻を隠すことに徹している。死票を投じるために多額の税金と国民の時間を浪費する衆院選は、もはや憂鬱でしかない。せめてもの救いは、忘れかけていた「社会正義」をちょっと考えるようになるくらいか。



パトカーと交通トラブル

ワクチンの副作用なのか心臓の周りにズシンとした痛みが数日続いている。そんなしんどい仕事帰りの夜11時に自宅近くの交差点でちょっとした事件が起きた。目の前はネズミ捕りで有名な一時停止地点。交差点脇の駐車場にはパンダ色のクラウンが今夜もスタンバイしている。間も無く青になるくらいのタイミングでフィットが軽快に目の前を通過。一発アウトな事案でクラウンが出てきている。コロナで不景気なのに反則金をガンガン取り立てる警視庁の方針は知ったこっちゃないが、ちょっとボーッとしていて青信号になった横断歩道を無意識に歩き出す。右側には眩しいくらいの赤色灯だったが足が止まらない。



やってしまった

救急車だったらもちろん譲るけども、明らかに反則金取立て目的の緊急走行であり、この先は一本道なのだから歩行者一人をやり過ごしてからでも余裕で追いつくはず。ドライバーの警察官は当然に譲ってもらえると思っていたのかもしれない。それに対して私はどーせ間に合うのだから渡り終わるまで待ってろという気持ちだった。腹も痛いし。こんな心境の時に事故や交通トラブルは起きる。青信号横断中の歩行者が、年恰好に似合わず歩みが遅いことに苛立ったのか、パトカーが徐行で距離を詰めてくる。さらに至近距離で警笛を鳴らし「どけ」と言いたいらしい。挙句の果てには背中越しにアクセルをベタ踏みで駆け抜けて行きやがった。タクシーやコンビニのトラックが横断歩道で歩行者に徐行で躙り寄りクラクションを鳴らして、すれすれを駆け抜けていったら・・・まあかなりの確率で苦情が入る。コンプライアンスが厳しくなった最近では、企業の看板を背負ってそんな運転をする人はまずいない。



苦情申し立て

家に帰り着くと、とりあえず所轄の警察署に「危ないことはやめて」と電話。別に喧嘩腰ではないですよ。「さっきこんなことがありまして・・・」ってな感じで普通に事情を説明。取り締まりの方法から、信号ギリギリで違反車両が発生する仕組みなんだから、歩行者との交通トラブルはある程度想定されるはず。人通りが少ない時間だからあまり余計なことは考えていないのだろう。終始フレンドリーに話したが、ついつい「なんであんなにオラついてんですか!?」と訊いてしまった。丸腰の一般人ドライバーならわざわざ通報するまでもないけど、拳銃持って仕事している人にはありえない判断ミスだ。そんな輩が近所でウロウロしていようがどーでもいいけど、そのまま走り去った警察官に「拳銃ぶら下げてオラつくな」「ネズミ捕りには譲らない」と伝えたかった。



苦情受理係は異常に優しい

苦情処理の基本心得なんだろうけど、電話口に出てきた地域課の担当者は警察官とは思えない優しい口調で、あまり無茶で面倒な要求をする気など起こらず、「今度見かけたら必ず文句言いに行くので伝えといて」とだけお願いした。・・・とは言っても被疑者二人組の顔を見たわけではないので、見かけるたびにパトカーのドアガラスを叩いて「この前俺とトラブったのはオタクらですか!?」と訊いて回るだけだ。さぞかし微妙な顔されるだろうけど、事前に了承はとってあるわけだし全く失礼というわけではない。優しい口調の担当者もミーティングで必ず全体に報告すると言っていたので、「知らぬ存ぜぬ」なんてことは一般企業ではまずありえないんだけど、警察だとそんなのしょっちゅうある。まあ相手は「客」じゃないからな・・・。



気まずい尋問の狙いは・・・

もし運よく当事者の警察官に出会ったとしよう。問い詰めれば当然ながら「オラついてなんかいない」と言うだろう。横断中の歩行者に徐行で寄っていき、警笛を鳴らし、背中スレスレをスピードを上げて(徐行せずに)通過し、そのまま逃走した・・・それらの「客観的事実」に関して、どのような合理的な説明をしてくれるだろうか!?違反切符を切る立場の人としてふさわしい言い分があるのならばぜひ聞いてみたい。「覚えてない」とか言ってきたら・・・、その時は全力で警察官の口調を真似て「覚えてないってことはないでしょう」「ここに横断歩道ありますよね」とモノマネでツッコミを入れたい。



警察官が悪いわけじゃない・・・

私のようなマヌケな歩行者の意識にも大いに問題はあるだろう。警察官、市役所職員、学校の先生など地方公務員にはしばしばイライラさせられるが、それは彼らに民間のサービス業で働く人々と同じくらいのレベルのコンプライアンス、ガバナンスを無意識のうちに求めてしまっていることが原因だ。客を喜ばせることに長けた優良企業は戦略として過剰なサービスを励行しているが、そんな対応が当たり前と思ってはいけない。当然ながら公務員にはそんなコンセンサスなどあるわけない。本質的には詐欺師の手口と同じである営利企業のサービスと、公務員の対応が同じであるはずはない。日本維新の会の政策を読むと、公務員に民間企業のガバナンス原理を押し付けるものらしい。なんか間違ってないか!?民間は金を払わない人にまで愛想を振り撒いたりはしないが・・・。



トラブルも悪くない

公務員の親玉に当たる国会議員に「国民の側を向け」と新聞の社説に書いてる人は、大きな思い違いをしている。岸田文雄首相より豊田章男社長の方が優秀に見えてしまうのも、彼らの背景が大きく違うからに他ならない。これだけ大きな組織になると「属人性」は大きく限定される。おそらくこの二人の立場をそっくり入れ替えたところで、国政もトヨタの経営にも特段に大きな変化はないだろう。さらに余計なことを言ってしまえば、トヨタの役員会は経営上不可欠だけど、国会は全く機能不全に陥ったり消滅したりしても、ある程度の「情報公開」制度さえ保証されていれば、極めて妥当な施政が維持されると思う。憲法改正に国会の廃止を盛り込むことを検討する時期ではないか!?警察官にイラつかされたけど、思わず国政について考える機会になるとは・・・。





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