ト○タは運転方法をユーザーにしっかり教えるべきだ・・・
峠マニア
CX-5に乗ってから初めて「下道だけで(東京都から)長野県へ行くルート」を走ってみた。国道20号(甲州街道)や国道254号といった準高速道路ではなく、「海岸線から最も遠い地点」などの山間部を超えていく県道93号を進んだ。埼玉県からダイレクトに長野県に入れる中津川林道(GHアテンザ走破)は現在不通になっているので、関東地方から長野県に抜けるおそらく最も利用者が少ないルートだろう。高齢化率日本一(60%越え)の群馬県南牧村の起点から、長野県側の路肩工事ゾーンまで、対向車は四輪、二輪ともに一台もなかった。もうこれだけで素晴らしいドライビング・ルートである。
なぜト○タ車がここに!?
秘境感たっぷりの「県境道路」の走りは存分に楽しめたのだけど、東京都の中央部にある自宅から「秩父高速(299号)」を使い、長野県まで伸びているこの国道の秩父から群馬県上野村に至る峠道(志賀坂峠)で「事件」は起きた。この日の9時間余りの全工程の中で唯一この区間だけやや不快な気持ちになったけど、心身ともに健康なので同乗者に愚痴ることもなく表面上は極めて穏やかに振る舞った(ここが大事)。まだ午前中の早い時間だったので299号は交通量も少なく、隘路区間に入ってもすれ違いに難儀することもなく実に快適だった。20mほど前方に旧型のランドローバー、その後ろに私のCX-5、さらに適度な車間をとってくれるホンダ車(ストリーム)がストレスフリーに秩父盆地の奥へと進んでいた。
そりゃキレるよ・・・
間も無く、峠道に差し掛かろうかというところで、前方のランドローバーから何やら怒りの挙動が伝わってくる。あれだけ気持ちよさそうに快走していたのに何事だろうか!?前方にト○タのSUVが数台見える。ハ○アー1台とRA○4が2台のようで全て現行モデルだ。なんでこんな辺境の地で徒党を組んで走っているのだろう。ランドローバーが見通しの良い区間で一気に抜き去る。私(CX-5)は前方のいざこざの様子もあまりわかっておらず、適度に車間を開けてブレーキレスで走っていたので、その動きに追従できず、最初で最後の追い越しのチャンスを逃してしまった。
ト○タが3台悪い予感・・・
前方にト○タが3台。ちょっと追走してみてランドローバーの苛立ちの理由はすぐにわかった。道は広いとはいえないが、見通しは悪くなく信号など一切ないただただ一本道なのに、不自然に車速が変わる走りは実に鬱陶しい限りだ。ト○タが3台集まれば、少なからずクソみたいな走りが起こるのは想定されるから、まあいつもの光景なのかもしれないが。先頭のRA○4は大体どれくらいの速度を出せば良いかの「速度イメージ」がまるでないようだ。街中をノロノロ走って、線形の良い幹線国道を60km/hくらいで走る分には特に支障はないのだろうけど、ダイレクト感に乏しいCVT&ト○タ足回りだとメーターを注視しないと速度が分かりづらい。だからト○タは買わない。
利益が多い理由!?
過去に多くの人が書いてきたことではあるけど、MAZDAやホンダ、そして多くの欧州車はスピードメーターなど無くても問題なく運転できる。ペダル、ハンドル、シートから伝わるフィーリングでこれ以上加速すると危ないという状況がわかるようになっている。これらのメーカーのユーザーの多くは、「ト○タ車を運転する時は慣れるまでがかなり怖い」」という感想を持っている。いくらCVTだとはいえ不思議なほどアクセルがリニアではない。ブレーキも想像以上に効かない。フロントタイヤからのキックバックが乏しく、クルマを寄せる動きが苦手である。そのせいで狭い二車線道路で堂々とセンターラインを踏んで走っているのはほぼほぼト○タの中上級サイズのCVT車だ。
スペック的に無理
別にト○タのクルマが悪いとは思っていない。ただ「走るところを間違えてないですか!?」って話だ。関東山地の急峻な山道は20%越えの勾配だって珍しくない。日本仕様のハ○アーやRA○4は、北米仕様とは異なり排気量が小さいエンジンに変更されている。平坦路なら何の問題もないだろうが、車体重量から考えると急勾配の峠道を走ることは想定されていない。下手に高性能化したらラン○ルやプ○ドのお客が減ってしまうからだろうか!? 前方を行くト○タ3台のうち1台は途中でハザードを出し、溜まりに溜まった後続の車列に道を譲ったが、RA○4の2台はマイペースの低速で登っていく。後ろの車列が見えてないのか!?
なぜブレーキ!?
全く解せないのが、ほぼ徐行と言っていいスピードで登り続けるのにブレーキランプがしょっちゅう点灯することだ。2台目のRA○4は明らかに車間を詰めすぎていて衝突回避のためのブレーキになっている。ちょっと車間を確保すれば無駄なエネルギーロスは減らせるだろうに。先頭のRA○4のフットブレーキ使用は全くもって意味不明。歩行者など誰もいない隘路なのだけど、いないはずの人影が見えてしまう精神疾患でも患っているドライバーなのだろうか!?
コントロール不能
実家のカローラランクスに乗っていて少しは知っているが、登り勾配でのCVTの不始末を考えると、加速直後にスピードが出過ぎて慌ててフットブレーキを踏むのコンボを繰り返してしまうのも仕方ないかもしれない。この世には「CVT使い」なる達人がいるのかもしれないが、ペダルという一次元スイッチの増減に比例することなく時間差攻撃でトルクを立ち上げる仕様は複雑怪奇だ。都市部でどこでも見られる立体交差の勾配を定速で登ろうとすると、アクセルフィールがフワーっとし始めて車速が上手くコントロールできない。結局は軽自動車と同じミッションの流用。車重が軽ければ車速コントロールはいくらか容易だけど、1700kgクラスになるとかなり難易度が上がる。10km以上も登りが続く志賀坂峠(埼玉県側)にそんなクルマで行ってみたいなんて思えないが・・・。
これが上級モデルの走りか!?
後続車が次々と追いついてきて山頂付近では10台くらいは連なっただろうか。先頭はよく渋滞を引き起こす「業務用車両」でも「軽自動車」でもなく、ト○タブランドの中上級モデルだ。国内外のメーカーの中上級モデルがこのような不始末を起こすシーンはまず見たことがない。高級車とは余裕の排気量でどんな線形でもエレガントに走れる性能を兼ね備えたものだ。ボデーは中上級車のだけど、走りの不始末を解決できない低スペックCVTに車格に合わない小さい排気量のエンジンなのだから、まあ予想されることではあったけれども。
排気量は大事!?
同じくらいの車格でRA○4よりもやや出力が劣る2L自然吸気版のCX-5もある。ビッグMCの時にディーラーで10分くらい乗ったが、このクルマも急峻な登りだとかなり「もっさり感」がありそうだ。CVTではないので車速のコントロールに苦慮することはないだろうけど、いずれにしろ登りで好んで乗りたいクルマではない。
パドルシフト無し!?
峠を越えれば当然に下りになる。群馬県側は距離はそれほどないけど、葛折りの急勾配区間が続く。前を行くRA○4の2台は登りに続いて下りでもフットブレーキのランプが不必要に点灯する。後で調べて知ったことだけど、RA○4にはそもそも「パドルシフト」が存在しないらしい。1700kg級の車格でAWDなのだから、下りだけでなく、高速道路でもフットブレーキなしでスムーズに走るためには「パドル」を使ってのエンブレ操作は必須だと思っていたが、これは「ト○タの常識」には当てはまらないらしい。
峠も高速道路も走るな!!
カーメディアの人々は気づいているのか知らないけども、「このクルマで勾配区間は無理です」なんて間違っても言えない。帰りの関越自動車道で見ていてもブレーキランプをしょっちゅう灯しているのはト○タ車ばかり。いや・・・嘘言いましたメルセデスCLA180とポルシェ・マカンがそれぞれ1台ずつアホみたいにブレーキランプがピカピカさせてました(下手くそ!?)。そんなクルマに限って追越車線に張り付いてる。煽り運転を誘発させるクルマ(ブレーキ使うなど)はどんどん警察が取り締まるべきだ。
逃げろ!!
高速道路でブレーキランプを付けるクルマを見かけたらすぐ離れる。危なくて近くは走れない。そもそもト○タ車を見かけたらすぐ離れるようにしている。それに比べてホンダやBMWの近くはかなり安心感がある。実際はこの手のクルマも危ないのだろうけど周囲にストレスを感じさせる走りはほとんどない。その日に見かけた光景だが、V8のダッジ・チャージャーに直4のアル○ァードで食らいついていたが、さすがにスペックが違い過ぎる。ト○タのディーラーはユーザーに対してちゃんと教えるべきだ。「このクルマで峠は無理です」「追越車線は最小限で使いましょう」「ホンダやMAZDAの同クラスモデルに追従するのは無理です。そもそも限界値が違います。」「他社の同じように走れるクルマが欲しいならレクサスを選びましょう」などなど・・・。
もうBEVで良くない!?
ト○タ車は平坦な道を走っても全く楽しく無いのに、過酷な峠でまともに走れるわけはない。あれだけダイレクト感がないフィールなのだから、高速道路で欧州車のように走れるわけはない。ハ○アーもRA○4も日本のユーザーが無理なく買える金額に抑えるために、エンジン、ミッションは低スペックなものが使われ、パドルも省かれ、ブレーキも弱い。軽自動車やミニバンと同じ行動半径を想定したファミリーカーを「スペシャリティ」化したクルマでしかない。中身はヴォクシーと同じ・・・。
コメント
コメントを投稿