2014年4月10日木曜日

シトロエンDS3カブリオ!これはさすがに目立ち過ぎるか・・・

  「シトロエン」・・・。このブランドは日本では思ったほど売れてないです。まあディーラーの偏在っぷりがハンパないですし。目黒とか世田谷とか完全に設置場所を間違えている気がするんですよね。その辺で駐車場を構えた邸宅をお持ちの人は、おそらくもっと違うブランドへ眼が行くはずです。確かにシトロエンのクルマはセカンドカーにとても良いとは思うのですが、2台目のカースペースが難しかったりします。

  VWと同等クラスの価格帯にもかかわらず、日本全国で月販200台なんて「人と同じはヤダ」というこだわりの強い人々にも大して選ばれてないレベルじゃないでしょうか。それでもこのブランドまで辿り着いた人はかなりの確率で幸せになれるんじゃないかと思います。どのクルマにも「こだわり」が・・・いやそんな曖昧なものではなく、誰でも納得出来るくらいに「やりたい事」がやってあります(狙いがハッキリしています)。横並び傾向になりがちな、日本やドイツのメーカーにはなかなかこういう「大胆」な発想がないですね。

  たしかにメーカー開発のエンジンを載せているわけでもないし、クルマの基本性能としては欧州メーカー的な「モジュラー化」(汎用部品構造)に支配されているので、スバルが好き!とか言っている人から見れば、「なにが良いの?」って感じなんでしょう。だけれどもそれは現行レガシィのデザインを見て、「悲しい気分」になるのと同じようなものです。なぜこれだけ良好なスペックを誇る「セダン/ワゴン」のデザインが「ああ」なってしまうのか?考える度にとてつもない「虚無感」に襲われます(オーナーさんごめんなさい)。

  シトロエンは確かにプジョー車と基本設計が同じだったり、BMWと同じエンジンだったりするので、「走り」や「独自性」に重きを置いていないと感じる点はありますが、BMWのCセグを駆動させるユニットを「DS3」だとB セグに積んでいるわけですから、とりあえずパワー不足で不満!というスペックではないです。そして無難な「中身」とは対称的に、内外装のデザインには「独自性」を強く打ち出しています・・・いや孤高の存在!

  特に強烈だなと思えるのが、「シトロエンDS3カブリオ」。電動の巻き上げ式ソフトトップは欧州の小型車で流行しているようで、それほど珍しくもないです。それでも多くの欧州Bセグが、日本の街中の印象ではヴィッツやマーチと変わらない程度の存在感しか感じられず、割高な車両価格に見合うものが得られなかったりするので、私のような初心者には「オープンにしておかないと輸入車にする意味がないな」とセコい発想が浮かびます。

  もちろんシトロエンのクルマは「オープン」じゃなくても十分に満足できる、優美なデザインばかりだと思います。ただし「DS3」というモデルにだけ特別に「カブリオ」が設定されるのにもブランドの狙いがおそらくあるでしょう。「せっかくBMWのエンジンをBセグに載せたのだから、屋根を全開にしてカントリーロードを好きなだけ走れ!」っていうコンセプト? これだけ「わかりやすくて」311万円!ってのはとても良心的です。こういうブランドこそ、日本でもっと広く受け入れられれば良いのですが・・・。


「シトロエンDS3カブリオの動画」へのリンク(詳しい説明はこちらで・・・)



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4 件のコメント:

  1. のっちさん、こんばんは!

    シトロエン、私大好きなんですけどね・・・。
    あのコンセプト丸出しのデザインはくどく見える角度もありますけど
    シトロエンを選ぶ人は「シトロエン」が好きなんですしね。

    3月末日から5日有給もらって計9連休にして日本をあちこち2600kmほど家族旅行してました。
    高速も要所要所で使いましたが、そのときに2CV(多分チャールストン)を見かけました。
    あのツートンでブリキのおもちゃみたいな車に大人4人乗って悠々と走ってましたよ。

    (多分)娘さんが運転して、隣にはお父さん、後ろにお母さんとお兄ちゃん、かな。
    後ろは超絶狭いだろうに、若葉マーク貼ってるってことは初めて家族を小旅行にでも
    連れ出したのかな、なんて。2CV選んだのは本人か、お父さんか(笑)
    すっげー幸せそうに見えたんで、ちょっとだけ併走してたら案の定後ろの子供たちが
    手を振りまくって「あの車かっこいい~!!!」と騒ぎ出す始末。
    向こうのお母さんらしき人が手を振り返してくれたりして。
    うれしかったな~。

    この前出てたコンセプトのC4カクタス、見られました?
    お金をかけないでも幸せな車生活は送れるはず、っていうコンセプトも含めてるらしいですが、
    あれこそ現代の2CVなんじゃないか、なんて勝手に思ってるんですよね。

    あれ滅茶苦茶欲しいな~(笑)

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  2. yatsumeさんこんにちは
    コメントありがとうございます。

    そうですよねyatsumeさんはシトロエン押しでしたよね。
    C4カクタス見ましたよ!ちょっとフランス流の奇抜さが強烈で仰け反ってしまいました・・・。
    もしあれがバウハウス的な様式美として意図的(確信的/伝統的)に構築されたならば、シトロエン(欧州デザイン)恐るべしですね!
    シトロエンは「DS5LS」に注目してます。リアはGHアテンザセダンの香りがしてかなりツボに来てます!欲しいです!ターボでも・・・?できればNAで。ネットでは「日本車っぽい」とか言われているようですが、こういうセダンの潮流をわきまえない意見を見るとブログを書くエネルギーがふつふつと湧きますね・・・。

    2CVって調べたら1990年まで作ってたんですね!
    徳大寺さんのイメージでてっきり60年代で終わったクルマだと思ってました。
    それにしてもyatsumeさんの英才教育の賜物でしょうか、
    お子様もクルマへの感受性が豊かに育っていらっしゃるご様子ですね。
    とりあえず「良いクルマ」に乗せて育てるのが肝心なのかもしれませんね。
    今後の参考にしたいと思います。

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    1. のっちさん、こんばんは!

      あのカクタスは名前だけ一緒で結構昔も一度コンセプトで出てまして。
      http://livedoor.blogimg.jp/decobocobo/imgs/b/7/b79a6213.jpg
      当時は「Cカクタス」でしたけどね。

      あれは確信的、でしょうね~。
      バウハウスの機能主義+αのエスプリが
      やっぱりシトロエンのシトロエンたる所以だと思うんです。
      あれで車重1000kgくらいらしいですから、安全装備つけて重くなって馬力上げて、
      なんていう潮流を嘲笑うかのようなシトロエン、大好きです。
      日本には未導入ですがC3ピカソなんていう車もあって、これもめちゃいいんですよ!
      (要はシトロエン版カングーなんですが)

      DS 5LS、もちろん注目してます!
      確かにリアに面影あるような・・・。
      つかどこが日本車的だ?
      日本にあるセダンでデザイン言語が読み取れる車種なんて
      片手で足りるくらいのもんでしょうに。

      GHと比べてしまうとちょい凸面過多のデザインですが、
      近頃では珍しいセダンらしいセダンですよね。
      面構成がゆったりしてるのにメルセデスのように煩くなく、
      それでいて張り詰めているのが見ていて楽しいです。
      まあサイドラインは中国成金の趣味なのかちょっとゴテってしてる。
      DS5はラインもすっきりしててワゴンだったからそんなに違和感なかったですけどね。

      中国向けに作るのは勿体無い、というのは個人的な感情に走りすぎですが
      DS Wild RubisにNumero 9、こりゃ次こそシトロエン行きますかね(笑)

      子供は勝手に育って行ってくれてるので、彼らの手の届くところに
      色んな面白そうなものを置いておいてあげてるだけですよ。
      最初は全部手にとりますけど、だんだん取捨選択できるようになるので
      その選択の幅が願わくば多かれ、と思うだけです。
      でもダメな車に乗せてあげられる機会はないかもですね(笑)

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    2. yatsumeさんこんにちは
      コメントありがとうございます

      PSAも新興国マネーが流入して、プジョーもシトロエンもかなり勢いが出てきました。
      ボルボもジャガーも元気いいですし、サーブもMGローバーもどんどん復活すればいいですね。マツダにも新興国マネー入らないかな?そうすればロータリースポーツなんて簡単に復活するのに・・・。

      yatsumeさんのデザイン論はとても的確でいつも大変勉強になります。
      私のような素人とは見ているポイントがだいぶ違うんだなと納得させられます。
      冗談半分に3日連続でシトロエンのネタを展開しましたが、他の投稿よりアクセスがだいぶ少なく、やはりこのブランドは本物のクルマ好きのためにあるんだなと痛感しました。もっと積極的に取り上げて広めていきたいですね・・・。

      ちょっと厚かましいですが、またデザインや子育ての話、あと試乗レビューを聞かせてもらえるのを楽しみにしています。

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