2014年4月7日月曜日

サスペンションの形式で乗り味なんて変わらん!と言ってたヤツ出てこい!

  マツダがフォード傘下に居た時代に開発された初代アテンザ。このころは車台の共通化がどの自動車メーカーも必須になっていて、このクルマもフォードグループの同クラスのフュージョン/モンデオ、リンカーンMKZ、マーキュリー・ミラン、ジャガーXタイプ、ボルボS60といったクルマと共通の設計だったのですが、マツダアテンザの自慢はこれらのクルマを差し置いて、前輪サスペンションを「ダブルウィッシュボーン(以下DWB)」にしたことでした。

  フォードグループ入りし、アストンマーティンやジャガーといった超一流メーカーにひけを取らないブランドの「良さ」を構築するために、マツダはサスペンションにコストをかけたクルマ作りをしました。「足回り」のマツダというイメージを目指したそうです。ただし300万円程度のアテンザにこの「前輪DWB」というスペックが、やや物議を醸していまして・・・。日本のスポーツセダンの代名詞の「ランエボ」や「インプレッサSTI」といったラリー組から激しい攻撃に晒されるはめに。

  そこに加わってきたのが、BMW3やアウディA4といった輸入車スポーツセダンのユーザーとポルシェのユーザー。これらのクルマは、簡易な「ストラット」という形式のサスを持つクルマ。しかも揃いも揃ってアテンザよりも高額なクルマなわけで、「アテンザは生意気」「アテンザなんて初心者向け」「DWBもストラットも変わらない」といった世論を形成・・・。もう勝手に言ってろや!って感じです。

  DWB組で反論するやつは誰かいないのか?って気がつくと2000年代後半にはスポーツセダンとしてすっかり勢いを失ったホンダ・アコードとアルファロメオ156/159といった面々が次々にフェードアウト。残ったのはフェラーリ、トヨタ&レクサスの上位モデル、日産スカイライン、フーガとZ。「金持ちケンカせず」といった感じで、高額車ならば当然DWBでしょみたいな雰囲気がプンプンで誰もマツダを仲間とは認めない様子・・・。

  それでもハッキリ言わせてもらうと、マツダがフォードグループの設計の中で敢えて採用したDWBには確実に意味がありましたよ!これはドアホの私にでも十分に体感できるレベル。2代目アテンザセダンが納車された初日はあまりの曲りっぷりに交差点の右折で対向車線に入りそうになるくらいでした。こりゃすごい!スポーツカーじゃん!って感動したものです。

  それをブログでいくら伝えても失笑を買うばかり・・・。なぜだ!?なぜに伝わらない!?って思っていたところ、今年になってメルセデスCクラスのFMCでサスがレベルアップし、上位グレードのEクラスよりも良いものに変わったとか(DWB同士のレベルアップだが・・・)。いままで散々にサスの形式では乗り心地は改善しないとか言っていた輩を黙らせる一撃。まさかメルセデスが時代に逆流するサスの「複雑化」を行うとは・・・。これでレクサスISと新型スカイライン(どちらもDWB)に対抗するというメルセデスの本気を見た気がします。同じように12年前のマツダも本気になった!ってことなんですが・・・。マツダにもぜひこの潮流に乗ってDWBの復活を期待したい(新型アテンザからストラットになりました)。



↓ストラット車は保険料率が高くなる傾向!これ読んで勉強しろ!


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