投稿

11月, 2021の投稿を表示しています

CX-5マイナーチェンジ 「e-POWERより加速が鈍いSUVでは満足できない」

  ガソリン車を買うなら・・・ 初心者が主張するのは生意気過ぎるかもしれないが、長く楽しめるマイカーを買うならば「ポルシェ」か「MAZDA」にすべきだと思っている。個人の価値観に過ぎないと言われればそれまでなんだけども、日頃ドライブをしていてクルマについてあれこれ気がつく点があるのだけど、この2つのメーカーに関しては不思議と買ったことを後悔するような要素が少ない。新車購入後にトラブル続きだったりすれば、さすがに嫌になるだろうけど、この2メーカーは故障に強く信頼性はかなり高いというデータもある。 価格なりに良いもの MAZDAもポルシェも欧州市場ではスポーティなイメージが強いブランドである。大衆向けメーカーとして捉えられている大手の日本メーカーの中にも、GT-R、シビックtypeR、レクサスLSなど欧州の高速域でも余裕で通用するはいくつもあるが、欧州でスポーティなイメージを獲得しているブランドは、ラインナップ全てに洗練された走りが宿っている。ポルシェ、MAZDA以外にもスバル、BMW、ジャガー、アルファロメオなどもやはり「スポーティ」なブランドとして長年クルマをこだわって作って来た。これらのブランドのクルマを日本で買うとなると、ボトムグレードのモデルでもそこそこの出費を強いられるが、仕方のないことかもしれない。 ブランドイメージを大事に 初心者にとっては「スポーティ」という曖昧な言葉は、やや使い方に困るのだけど、個々のモデルの形容というよりはブランド全体の「方向性」を示す際に有効な気がする。日本では自動車メーカーとは様々な乗り味のクルマを用意する総合自動車メーカーが主流だけど、欧州ではブランドごとにイメージを絞ってクルマを作る文化が色濃く残っている。そんな欧州市場で「スポーティ」なブランドとして認知されるには、ただただハイエンドなスポーツモデルを放り込めばよいわけではない。トヨタやVWの代わりとして一般ユーザーが買えるくらいの金額で、洗練された走りをもつクルマによってラインナップを構築する必要がある。 明確な走りの差が これらのブランドのモデルは、一般的な特徴として「走りに余裕」がある。アクセル開度に合わせて可能な限りエンジンを回し続ける設定で、息切れすることなく中速域でもさらに力強く加速するように躾けられているものが多い。エンジンだけでなく、ミッショ

拳銃ぶら下げてオラつく奴は抹殺すべき・・・の続き

イメージ
  横断歩道にパトカーが・・・ 前々回のこのブログに書いたけども、先月に警視庁の交通取り締まりのパトカーとトラブルになった。仕事帰りの23時頃、駅から家まで体調が悪くて怠いペースで家まで徒歩で向かっていた。自宅近くのネズミ捕りで有名なスポットに差し掛かる。今日もやってるな・・・と交差点で信号を待っていた。慌て気味に「二段階の一時停止」を無視してフィットが目の前を通過した。直後に歩行者信号が青になり交差点を渡る。そこに脇の駐車場で待機していたパトカーが「譲ってもらえる」と確信したペースで突っ込んでくる。 「重点取締場所」 横断歩道の中央部分に達していた私に対して徐行で躙り寄り「サイレン」と「マイク」で威嚇してくる。ふと振り向いた私の視線を交わすように、パトカーは背後をアクセルベタ踏みで駆け抜けて行った。緊急走行なので赤信号通過は許可されているだろうが、横断歩道を通行中の歩行者に接近したり、歩行者が渡り切らない横断歩道を突っ切るのはそれぞれ別に「青切符」の違反項目である。別にパトカーがどっかの道路で多少のスピード違反をしようが構わないが、取り締まりの最重要地点として指定されている場所で「青切符」相当の違反は許されないんじゃ!?と思った。 俺は関係ないから・・・という姿勢 とりあえず当該のパトカーは逃走してしまった。あとで待機地点に行けばパトカーを確保できたかもしれないが、当日は極度の体調不良ということもあって、警視庁本部と所轄の警察署へ電話で連絡することを選択した。深夜時間帯の警視庁本部は担当部署が特定できないと繋いでくれない。どこのパトカーか特定できなかったので、事件の詳細を警視庁広報課にメール。さらに電話で所轄の警察署と話したが、やはりどこのパトカーだかわからないので、全く「当事者意識」はない様子。社会主義の職場なんてどこもこんなものだろう。大手の民間企業ではおおよそありえない対応だ。 了承 「犯人を特定して謝罪させろ」なんて面倒なことを頼む気は毛頭ない。所轄の警察署には、ほぼ毎日通るところなので、今度見かけたら文句を言いに行きますと伝え、「わかりました」と了承を得た。事件発生の翌週に取り締まりが再び行われていた。ちょうど捕まっているところで、一人は切符を切っている。運転席にもう一人いたので窓ガラスをノック。ちょっと驚いた様子の警察官に対して事件の発生

初心者にオススメの「小回りが利く」モデル5選

今回は自信ある 初心者だからかもしれないが、クルマ選びはとても楽しい。しかし最近のクルマはどれも大型化が著しくて、「あとで後悔するのではないか?」という思いが勝ってしまうこともしばしばある。加速性能やスタイリングなど非常に前向きになれる部分がある一方で、上手く乗りこなせるだろうか?様々な場所の駐車場に収まるのだろうか!?狭い山間部の道路での行き違いは大変じゃないか!?などなどの懸念は初心者ゆえに次々と出てくる(何も考えずに買えるといいのだけど)。個人個人の価値観で判断されることなので、絶対にこれが正解ってことはないのだけど、やはりクルマを所有する上で譲れないポイントがある。道路に合った気持ちの良い速度域でストレスなく巡行できること。日本にある40km/h、60km/h、100km/hと大雑把に3段階ぐらいある自動車通りの制限速度において、いずれも満足できるドライブフィールを備えているは大事なことだ。 3つの速度域で自在に走れること MAZDAやBMWではディーゼルの販売比率が高いけども、実際にこの3つの速度域でかなり質の高い走りができる上、経済性にも優れているので積極的に選ばれていると思われる。ただしディーゼルには近距離走行を繰り返すとトラブルが起こりやすいという別の問題もある。適切な排気量を備えたガソリンターボや自然吸気ガソリンであれば、ほぼほぼ満足の走りができる。それでもディーゼルの底堅いトルク感には惹きつける魅力がある。この3つの速度域を楽しむためには、エンジンだけでなく「車体の取り回し」や「操縦性」も大きく影響する。いくら加速が良くても多くのSUVや大型サルーンは街中をヒヤヒヤしながら走る。しばしば軽自動車や小型車が軽快に追い抜いていく光景も郊外の道路ではよく目にする。北米や中国向けサイズ(ワイド&胴長)の車体が増えていることもあって、ちょっとしたヒエラルキーの逆転現象が起きている。そんな日本で楽しいカーライフを送れるであろう「小回りが利く」モデルを5つ選んでみた。 1台目 スバル・フォレスター ただのSUVではない 一見何の変哲も無いようなスバルの中型SUVである。ハリアー、RAV4、エクストレイル、CX-5やプレミアムブランドからも同クラスのSUVは多数発売されていて、メーカーにとってもかなり利幅が大きいモデルばかりで熾烈なバージョ