2017年7月17日月曜日

FF車の選び方。

  フロントにエンジンを搭載し、フロント車輪で駆動のクルマを一般に『FF』と言います。「FFなんて絶対に嫌だね・・・」とかいう人もいるくらいで、実際に比較的に価格が安いクルマに多く採用されています。クルマのことなんかあまり気にしないヤツが喜んで乗るクルマがFFだ!!なんていうひどい偏見もまかり通ってます。まあ大衆車の大部分がFFであり、高級車のほとんどがFRで作られているのは事実です。

  高級車ってのは6気筒、8気筒、12気筒といった大排気量のエンジンを積むので、FFでは対応できない!!とされていて、あのホンダがFFの高級車に挑みましたがあまりうまく行きませんでした。それでもアメリカでは6気筒を使ったFFセダンがよく売れていて、アコードやレクサスESなどが人気です。マツダのアテンザも先代モデルではフォード製のV6を積んでいました。それが最近ではHVやターボ化によって直4で高級車として十分なスペックを出すユニットが次々と登場していてFFモデルを取り巻く環境も大きな変化を迎えています。

  ちょっとバカにされがちな(バカにされてる)FFですけども、クルマの良さが本当にわかっている人に言わせれば、あらゆる面で非常にアドバンテージが多い設計と言えます。そのメリットは大きく分けて3つありまして、①スペースの有効利用と静粛性 ②直進安定性&制動性能の向上 ③スポーティな走り です。あれ!?1つおかしいぞ!!って思った人は、クルマのことがマジでわかってないっすよ!!

  日本市場で大人気なミニバンやコンパクトカー、軽自動車は、①のスペースの有効利用に大きく支えられてクルマづくりを可能にしています。ダイハツムーブのショッキングなまでの広さだったり、歴代オデッセイやフリードなど3列をうまく形成するキャビンレイアウトの巧みさはFFによる「低床化」が大きく効いています。またDセグのFFセダンの後席スペースやキャビンスペースは、軽くワンクラス上(Eセグ)のFRセダンを上回ります。HV化されていないティアナ、アテンザならば、FRのクラウン、フーガ、レクサスGSよりも断然に広いです!!しかもキャビンの下にプロペラシャフトが通っていないので非常に静粛性が高いです。

 

  FFのアテンザとFRのBMW3er。どちらもディーゼル車同士の比較です。清水さんが必死に取り繕っていますけども、強風などの条件がなくても、素人が高速道路流すだけでも十分にわかるくらいに両車の差ははっきりしてます。このオッサンもプロなんだから、最も決定的な差が生まれている理由は、ホイールベースが若干アテンザの方が長いことと、CD値(空気抵抗係数)においてメルセデスCクラスとトップ争いをするアテンザと、それに関する数値を一切公開しようともしないBMW3erとの設計ポリシーの違いをしっかり指摘しろよ!!最近発売されたホイールベースが2920mmまで拡大された320dグランツーリズモを持って来ればもっといい勝負ができそうですけども・・・。

  隣のスタッフも『アテンザの方が直進性はいいね』と言われて意外そうに『あっ!?そうですか・・・』と応じているあたりクルマわかってないんじゃないですか・・・!?一体この人々は素人ばかりが集まって何やってんだ。このあともっとやばい結果が出ちゃうんですよ・・・清水さんもぶったまげてます。

 

  BMWが止まらないのは今に始まったことじゃないよー。BMW試乗するたびに『ちょっとゆるいよなー』っていつも思う。パッドのダストはやたら出るくせに制動力は二流。対するマツダは、冗談抜きでポルシェに匹敵する圧倒的な制動性能持ってます。清水さんの加減など関係なく、ドライ路面での100km/hフルブレーキのテストでも、320i(ガソリンモデル)では42m台なのに対して、アテンザ25S(ガソリンモデル)は39m台が出ているのでその差は歴然!!ちなみに先代のGGやGHのアテンザならば38m台が出ていて、これでもFMCの大型化で制動力が低下していると言われてるんですけどねー。最もGGやGHは足回りから豪華仕様で安っぽいアフリカ製の『21世紀型BMW』とは完全に出自が違う!!

  さてFF車で乗用車を作っているマツダの開発者も、『スポーツカーはFRで作るべき』と主張しています。まあサーキットモデルに関してはコーナー脱出時の加速のタイミングがある意味で『全て』ですからFRやAWDが当たり前なんでしょうけども、乗用車に関しては『横滑り防止』時代になってからというもの、FRもコーナー出口で踏んでもすぐにキャンセルされちゃうのであまり意味がない。マスタングもM4も『トラックモード』なるものを用意して『横滑りキャンセル』で対応しています。

  なんかややこしいですが、そもそもFRでそれなりに重量がある乗用車を『横滑り防止』無しで走らせるのはかなり無謀です。大雨が降ったらもう前に進まないです。よってトヨタも日産もFR車に関しては、横滑り防止が日本でも義務化( FFも!!)された2012年よりずっと前から数世代前のクラウンやスカイラインにすでに装着されています。横滑りに縛られてほとんどFFと変わらない乗り味、しかも大排気量エンジンを積むでもなく、最近では軽自動車みたいな3気筒を縦置きしてFRに積んでいるBMWってちょっとバカっぽいですよね。これを「FRだから!!」と喜ぶ日本のカーメディア&クルマがわかってないオッサン達。一生アフリカ製でも乗ってろ!!

  さてFRに一定の価値を見出しているマツダの開発者が、エゴむき出しに作って世界を驚かせたNDロードスター!!これがフィアットにOEMされていて、日本でも『アバルト124スパイダー』として発売されています!!これにいちゃもんを付けたのが、『BMW1シリーズはクラス唯一のFRだから素晴らしい!!」との名言(迷言)で知られる西川淳というオッサンライターです。「124スパイダーよりも595の方が断然に刺激的だ!!」と間接的にマツダをディスる!!

  確かにレンタカーでお馴染みの1L自然吸気の旧世代ヴィッツを元気よく走らせると結構楽しい!!『マリオカート』とは言わないけどもさ。鹿児島県の僻地にある母方の実家に行く時は鹿児島空港のトヨタレンタカーで借りるんですけども、60kmの道のりが楽しい!!もちろん道が空いてるし、信号がほとんどないから!!というのもありますが、若い頃にカローラランクすZエアロで走りを覚えたおかげで、何より体に馴染むのが早い。フロント荷重だけで加速も減速も自在。車重が軽いだけあってハンドルも遊びこそあるものの、応答遅れみたいな症状はなく、いたってプレーン。ブレーキも効きよりも軽さで制動距離が抑えられるし、ミドルサイズと違って50km/hで十分に『速さ』を感じます(BMWやアテンザならちょっと遅いなーと思って踏んですぐに気がついたら100km/h手前!!)。

  コンパクトカー限定の話ですけども、『体感スポーティ』ってのもFFであることの非常に大きなメリットだと思います。西川さんがアバルトについて言いたかったのはおそらくこのことだと思われます。あまりこの「FFスポーティ」の魅力の部分を取り上げられることは少ないですけども、『VWゴルフGTI』などもFFスポーティを商品力の柱に据えて作ってます。このクルマの場合はヴィッツよりも直進に関してはスピード感が麻痺します(ステアリングの反力がそれなりにあるから)。しかしステアリングを一度切ると、絶妙なまでのリアの粘りのなさ(ホイールベースの短さ)が、いい味出してます。ちょっぴりスリリングな味。

  しかも200psオーバーの余裕の出力を使っての『Sモード・キックダウン』というアトラクションもあります。これがBMWやマツダのディーゼルにも負けないくらいのいいトルク感出してるんですよ!!ぐんぐん進んでいく!!多少は乗り心地を放り出してもドライビングフィールを大事にするクルマ作りは、散々にユーザーを裏切ってしまった現行の3シリーズやアテンザへの強烈なアンチテーゼになってます!!

  FRだからとりあえず優遇!!みたいな感覚を共有しているカーメディアとオッサン読者が勝手に盛り上がっているのに水をさすつもりはないですけども、直3/直4のFRでロードノイズ、空力、プロペラシャフトからの三重苦の騒音に狭い車内・・・。加速性能も制動力も中途半端。さらに横滑り防止で雁字搦めで全くスポーティでもない。そんなクルマを価格だけで、日本が誇るクラウンと比較して『クラウンよりも断然にいい!!』と言い張るベストカーのK沢さん。誰かこの方にクルマとは何なのかを一から教えてあげてよー!!

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2017年7月12日水曜日

トヨタのスポーティなクルマたちの「秘密」。

  新型カムリHVが発売になりました。大変身!!とのことですが、なるほど車体寸法からもトヨタの思惑が透けて見えますね。個人的に最近のセダンは「全長✖️全高」の数値がとても大事で、セダンのスタイル(=セダンの価値)を大まかに決めてしまうのかなーと思っています。

  ちなみに先代のカムリは2011年に登場して4850✖️1470mmだったのですが、発売当初は『HVらしくない自然なスタイリング』が大人気でまさかのバックオーダー発生だったようです。それが翌年に現行のアテンザが発売になり、これが4865✖️1450mmで登場します!!わずかの差なんですけども、人間の眼ってすごいです!!だいぶ違って見えます。

  トヨタもわずか1年でカムリフィーバーが終わってしまったことへのリベンジとして、新型は4880✖️1445mmで登場しました。わずか15✖️5mmの差ですが、アテンザよりもより優れたプロポーションを弾き出しています。どうやらトヨタはこのアテンザというクルマを初代からかなり意識しているようです。

  日本ではそれほど話題にならなかったですけども、海外では大喝采された初代アテンザ。トヨタはこれに対抗してアテンザ発売の翌年にマークXを出して「スポーツセダン」として売り出すのですが、初代も二代目もアテンザの寸法を意識したかのようなサイズです。初代アテンザ(4675✖️1430)、初代マークX(4730✖️1435)、二代目アテンザ(4735✖️1440)、現行マークX(4770✖️1435)。

  別にマークXはグローバルモデルではないのですけどねー。確かにアテンザは世界でよく売れましたけども、日本市場では翌年に新型マークXが出てくるのでヒットに繋がらなかった!!という見方もできるかも。3代目アテンザに関しては、翌年に新型マークXが発売されなかったから、その影響で日本でも話題となって予想以上に売れた!?

  3代目アテンザはサイズ(上記)が一気に大きくなり、当時発売されていたクラウンと同等の大きなサイズになったので、もはやマークXでは安易に追従できなかったみたいです(マツダの作戦勝ち!?)。アテンザの翌年にFMCを行なった、クラウンも慌てて4895mmまで全長を伸ばしました。さすがに国内屈指の高級セダンが、アテンザよりも小さいのは不味いだろという判断か!?

  さて新型カムリですが、4885✖️1445mmで登場します。これは間違いなくかっこいいでしょう!!さらにクラウンのように車幅1800mmにこだわって妙に細長い車体になる訳でもなく、バランスの良いゆったりしたスタイルです。トヨタが『憎い』のは、カムリを『バカ売れ』するくらいにまでは真剣に作らない余裕なところで、レクサスやクラウンの販売を邪魔しない程度にサクっと作るんですよねー。適当なクルマをターゲットにして。

  トヨタが素晴らしいのは、ターゲットに選んだクルマがどれも「一流」のものばかりであること。このアテンザ以外では、トヨタ車の手本になっていると思われるクルマは、「BMW3シリーズ」「VWゴルフ」「ホンダストリーム」などなどファンが多い実力派モデルばかりです。

  BMW3シリーズをコピーしたのはおなじみの「アルテッツァ/レクサスIS」シリーズです。3シリーズの2世代前になるE46をアルテッツァがコピー。FF車ばかりのラインナップの中に突然にFR車が出てきてハチロクの再来とか言われてましたけども、欧州で当時大人気だったE46の後に出てきた多数のフォロワーの中でも「出色」だとイギリスメディアからも好評でした。その後E90系を先代のレクサスISがフォローし、M3に対抗してIS-Fが対応し、F30系には現行のレクサスISが対峙しています。M4にはRC-Fが・・・。

  VWゴルフを意識した最初のトヨタ車は2001年に登場したカローラランクス/アレックスで、当時の4代目ゴルフに沿った製品設計で、1.6L自然吸気が主流のゴルフに対して、1.5L自然吸気で対応。さらに4代目ゴルフが搭載したアウディ製の1.8Lエンジンに対抗するために1.8Lも用意され、さらにシビックtypeRのVテックに対抗すべく、ヤマハ製のロータス・エリーゼR用の高回転ユニットまで持ち込みました。

  ゴルフが大躍進の5代目に進化すると、トヨタも全力で追従して車名をオーリスに変更。欧州向けモデルにはリアにダブルウィッシュボーンを仕込みゴルフと同等の足回りを作ります。その欧州向けの足回りを使い、さらにゴルフR32に対抗するために、トヨタのハリアー用のV6横置き3.5Lを搭載する特別なモデルには、ブレードという別の車名が与えられ3ナンバー化されました。この頃のトヨタはハリアーもMR-Sもセリカもそうですが、結構弾けてましたね。まだまだ中古でタマ数も多いので気に入った人はぜひご検討くださいませ。

  トヨタが作るクルマが、必ずしも優れた走行性能を持つとは限らないのですが(意図的に走りを抑えるモデルもあるみたい)、トヨタがターゲットにしたモデルに関しては、間違いないですね!!これらを選ぶというのはアリだと思います。「アテンザ」「3シリーズ」「ゴルフ」「ストリーム(現行ジェイド)」の4台は「トヨタのお墨付き」と考えてもらっていいと思います。もっと色々増えないかな!?トヨタさんよー!!他の車も色々選んでコピってみてくださいませ。




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2017年7月4日火曜日

BMWの『PHEV』シリーズ どれも安過ぎる気がするけど・・・。

  BMWからいつもとはちょっと違った『DM』がやってきた。普段は開封もせずにゴミ箱行きですが、『PHEV』の文字に興味を感じて開けてみたらびっくりです!!えー!!これは安くないですかー!!プリウスPHVとか買ってる場合じゃないですよー!!BMWディーラーに行って少し値引き頑張ってもらったらいい。1年分の全国どこでも使える『無料充電カード』がもらえるって!!その間に自宅の脇に200V電源用意すればいいんじゃないの?(工事見積は総額で約20万円だそうです) これは予想外の展開だったので、グレードが多すぎてほとんど把握できないBMWの価格表を目をチカチカさせながら見ましたよ・・・そしたら驚愕の新事実が次々と出てくる。BMWの日本価格ってなんなの!?

  まず価格表を見て驚いたのが、BMWの最新鋭モデルであるG30系5シリーズの『523iラグジュアリー/763万円』『530iラグジュアリー/764万円』という茶番。全く気がつかなかったなー。ちなみに先代のF10系5シリーズの最終価格では『523iラグジュアリー/745万円』『530iラグジュアリー/764万円』でした。530iラグジュアリーの価格は『764万円』で動かさない!!という意志なんですね。とは言っても5シリーズは一声で100万円値引きが出るので、本体価格なんてあって無いみたいなもの。むしろ所有する側のテンションが上がる価格が『764万円』ということか。『764万円のクルマを600万円で買いました!!』とぶっちゃける人と、『このクルマいくら?』『800万円ちょっとかなー』と盛る人の二通りがいるんだろな。

  とにかく新型では523iは買ってほしくないようですね!?まあパワー不足が顕著ですからね。そもそも1万円しか差をつけないなら、523iはもう売らなくて良く無いか!!?受注生産の『523i/599万円』という完全客寄せパンダのためだけにあるとしか思えないです。日本のユーザーはバカだからそういう商売が必要なの!!ハイハイそーですか。

  誰もが523iではなくて530iを選ぶであろうところに、『530eラグジュアリー/778万円』というグレードが出てくるわけです。直4ターボ+モーターでシステム馬力が252psだって。もうこれでいいじゃん。245psを発揮する530iの『ツインスクロールターボ』を、ツインパワーターボ&電動ターボに置き換えたみたいなもので性能はアップしているし、充電もEV走行も可能。しかもトルクも約35kgmから約42kgmまでスープアップされていて、BMW自慢の直4ディーゼルと同じ領域に達しています。・・・あれれもう530iも日本に持ってくる必要ないかも。

  先代よりも圧倒的に静かになったと評判の新型523d。まあ先代はアレでしたからね・・・。ほぼトラックのエンジンだった先代から、まともな乗用車エンジンに変わった!!けどもディーゼルを指名買いするならば、BMWでも、メルセデスでも、ジャガーでも、マツダでもなく・・・PSAだと思いますよ。やっぱり『ツーリングカーごっこ』とかやっていないメーカー(PSA)のディーゼルエンジンってのはいいです、丁寧に『乗用車向け』に躾けられていますよ。

  ということで、BMWのラインナップで『PHEV』はかなり有力なんじゃないか!?私のようなど素人が素直に食いついてしまうように、BMWも意図的に『安く』見えるように設定しているんだと思いますが、あまりにも不自然に安すぎる!!このシステムの隠れた弱点はなんだろう。考えられるのは・・・①車重が1800kg台後半になる(530eの場合) ②システム出力が額面どおりには出ない(252psと言って置いてバッテリーがすぐに空になって180psの523i状態になる)。 ③システムの信頼性が低い(アクティブハイブリッドの悪夢が再び!?)。

 

  なんら断定はできないですけども、ちょっとうさんくさいなーと思うのが、日本人ジャーナリストによる動画が全く出てこないこと。全くの情報無しで今週末(7/8.9)に530eを買いに来てねー!!と言われても・・・河口まなぶさん530eはまだですかー!!。740eも全く動画は出ていないようです。330eに関してはアマチュアの方の試乗動画がありました。見た感じ狭そう!!始動時のミッションもダメそう!!で従来通りのF30系なんですが、ちょっと驚いたのが高速道路で100km/h巡行してもエンジンかからないこと。なんじゃそりゃ!?プリウスはその領域だともうエンジンだけで走っているのに・・・。530eの0-100km/h加速は6.0秒とのこと(海外にあるXdriveだと5.5秒らしい)。これはBMW・Mのスペックに近いタイムですが、フルEV状態で100km/hオーバーまで加速できるのだから、このタイムも納得できますね。

  なんか急にBMWが輝いて見えて来た!! ちなみに330eラグジュアリーは622万円。基本スペックは530eと同じで、こちらも245psくらいを発揮していた330iと同じくらいの価格ですからかなりコスパは上がっています。ちなみに330iはセダン(リムジン)に関してはすでに販売が終了したようでワゴン(ツーリング)のみ残っていますが、330iツーリングラグジュアリーは676万円ですからね・・・。これは確かに事件ですね。アコードHVやらスカイライン350GTやらに500~550万円くらい使うことを検討しているならBMWにも一度行ってみる価値ありそうです(責任は一切とりませんが!!)。ちなみにスカイライン350GTは30km/hくらいでエンジンがかかります(笑)。日産もスカイラインe-POWERを鋭意開発中だと思いますけど・・・。

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2017年6月28日水曜日

複数の日本メーカーが新型スポーツカーを作る!!と吹かしている件

  『スポーツカー作ります!!』宣言が日本メーカーの間でちょっとしたブームになっているみたいです。今年に入ってからマツダから『RX8の後継スポーツカーの市販を決めた!!』というニュースが流れると、今度は三菱から『ランエボ復活を検討』との報道が流れ、さらにホンダが『S2000をFRで復活!?』というこれまた凄いネタが・・・。とりあえず何でも言っておけばファンは大喜びだと思ってるようですが、3台とも300psオーバーの高性能化が確実なので、どう見積もっても500〜600万円くらいになりますから、下手に刺激すると逆効果ってこともありうるんじゃないでしょうか!?

  日本車も随分高くなりましてミニバンでもSUVでも700万円とかいう異常な価格がついてはいますけど、やはり500万円と言ったら高級車の代名詞であるトヨタ・クラウンの上級モデルに手が届く贅沢な価格帯です。これと同等かそれ以上の価格を出して2シーターのちっぽけなスポーツカーを買って一人で楽しむために買うってのは、よっぽど家族に背を向けてダンディズムに埋没する『勘違いなオッサン』じゃないですか!? 家族のために高級ミニバン/SUV/セダンを買うために500万円なら素直に拠出できますけど、スポーツカー買うか!?正直言って300万円〜で買える86やロードスターでも少々心苦しいです。

  そんな『小市民』はスバルの300ps4ドアにでも乗ってればいいじゃん。まあそうですよね・・・。けど敢えて主張させてもらうと、『なんか売れそうだから作ってみました!!』みたいな即席スポーツカーなんてテンション下がるわ・・・。マツダの新型スポーツカーは、ロードスターの二番煎じ。最初からより高性能なスポーツカーを発売するアイディアが十分にあったならば、NDロードスターに空飛びそうなグレードを用意すべきだったわけです。このタイミングでの登場には、どうも周囲をキョロキョロみて決めました!!という匂いがプンプンする。そんな『シェフの気まぐれサラダ』が美味しかった試しがないって!!スポーツカーの高級志向が本格化してるなー・・・よし!!コストは徹底して内装に使おう!!となるんでしょうね。そんな『邪念たっぷりの企画』が前提なんでしょうけども、実際に市販モデルでは、その下心をどれだけ隠し通せるのか!?これは一つマツダのお手並み拝見です。(東洋最強のスポーツメーカーだろーが!!プライドを見せろ!!)

  三菱は2015年にランエボXの『ファイナルエディション』を発売して、景気よく完売させました。おそらく買った人の誰もが『下取りで得する!!」という判断で動いたと思いますが、実はエボXはボデーが違う(デカイ)!!エンジンが違う(4G63じゃない)!!という低評価される難点があります。それでも現在のところはネームバリューで目論見通りとなっていて、下取り価格はそれなりの高値で推移しているようですが、こんなに早いタイミングでの『復活』宣言となっては心中穏やかではないはす。三菱に敬意を持ってそのファイナルに餞別を捧げた心あるクルマ好きな人々から『集団訴訟』を起こされそうな詐欺的案件です。

  ウィキペディアで見ても2014年末で一旦生産中止になって、翌年に限定のファイナルエディションが企画され完売。しかし生産終了とは書いてない!!そうです今も水島(岡山)で密かに作ってコソコソとアメリカに輸出しています。日本で復活の検討!!とか言ってますが、おそらく決断すれば一両日中にも右ハンドルの生産再開なんてできるんじゃないの!?復活するも何もどのメーカーよりも早く市場投入可能なポジションです。ネットの報道に色めきだったコメント欄には、『まずはランサーの復活からですね!!』とか書いてありますけど、アメリカでもドイツでも三菱の代名詞といえば、今も4ドアの『ランサー』!!もちろん絶賛発売中。しかも現地生産は終了していて現在は全量が水島生産!!

  ホンダにしても、果たして新型S2000がどのような形式(FR?MR?)かわかりませんけども、NSX、S660、シビックtypeRというニッチを狙ったモデルを3発打ち上げて、何で世界最強のホンダが『ボリュームゾーン』を狙わないのか!?という事にやっと気がついた?ターボでFRで2ペダルも用意して世界中のエロオヤジに売りさばきましょう!!先代S2000には敬意を持ってます。とにかくホンダの知見を見せつける!!以外に粗悪なドイツ製ロードスターに決定的な差を見せつけたことは快挙です。

  スポーツカーの市場なんて微々たるものです。せっかく赤字ズブズブもしくは赤字転落一歩手前のロータスやポルシェが600万円で、バスタブ設計のミッドシップを頑張って売っているのに、そこに『気まぐれな』日本メーカーが大挙して乗り込んでいく意義はあるのか!?何だろう・・・市場が瞬く間にクラッシュするのが浮かびますよ。

  マツダ、三菱、ホンダともにやや高めに価格を設定するインセンティブがあります。いずれも国内の製造ラインは限られていて、輸出すればいくらでも売れる状況ですから、トヨタ86みたいに発売直後から月に3000台程度もコンスタントに売れちゃうと逆に困るんでしょうね。月に300台、年間3000台程度を、エアコンプレッサーを張り巡らした旧式遊休ラインをゆっくり動かして少数精鋭の熟練工で組み上げることを条件に、労使面での配慮があるのかもしれません。また現場の製造技術を高く保つための全社的な研修の一環として企画されているのかもしれません。

  自動車メーカーの仕事はかなり変節しています。今ではすっかり①資金を調達して②クルマを売ること。エンジン基幹部品をボッシュ(ドイツの名門サプライヤー)などから調達し、それを車種ごとにパフォーマンスを調整する地道な作業をリカルド(イギリスのエンジンコンサル)に外注し、鉄鋼メーカーから剛性と衝突安全性に関するボデー提案を受け採択を判断し、市販モデルが完成したら、オートメーション化された工場で量産するだけ。部品の供給などの単純作業は人材派遣会社に外注。組み立て作業自体も関東自動車、日野自動車、八千代工業、パジェロ製造などの事業所に委託しているので、トヨタ、ホンダ、三菱の仕事って極めて限定的じゃね!?という気もします。アメリカや中国の政府対策が一番の花形になりつつある!?

  トヨタ、ホンダ、三菱、日産などの商標は、巨大な自動車産業が固まったコングロマリットに付けられた『ビジネスマーク』でしかないですけども、そんな組織がビジネスライクに作るスポーツカーに萌えるか!?って話です。スポーツカーはスポーツカー屋に任せておけばいいんじゃないの!?ルノーみたいにアルピーヌのファクトリーを復活させて、そこにエンジンやら基幹部品を供給するくらいの『後方支援』がちょうどいいんじゃないかと・・・。



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2017年6月18日日曜日

シビックは3シリーズより売れればOKじゃないの!?

  シビックに文句があるなら還暦やアラフィフは買わなきゃいいじゃん!!(イメージが悪くなるし!!)。いつもどおりのことですけど、以前からある車名に、どーでもいいノスタルジーを押し付けてディスるの好きですよね・・・。スカイライン、クラウン、NSXなどなど。そして比較的に新しい車名のクルマに対しては、乗ってるヤツのマナーが悪いとか、安っぽいとかでディスる。プリウス、アクア、アルファード、ヴォクシー、オデッセイ、アテンザなどなど。(こんなこと言っては失礼ですが)50~60年生きてきてどんだけスカスカなんだコイツら・・・、K沢氏やO沢氏と全く同じ価値観で生きてる自分に何の疑問を感じないのか!?・・・そんなヤツらはやっぱり南アフリカ製や中国製の手頃なドイツブランド車でも乗ってればいいじゃん。

  若者は日本車が好き!?かどうかは人によるとは思いますけども、若い世代は『日本への愛着が高い』という報道が最近多いですねー。安倍政権の支持率を支えているのは20歳代!!なんてことが指摘されてました。やりたい放題の内閣だけども、全然支持率が下がらないのは若者の多くが確かな成長戦略に手応えを感じているから!?いやいや・・・若者は知っているんですよ。自民党政権が倒れてしまったら、経済成長云々よりも日本はとんでもないことになるって!!総選挙で自民党が負けたら、とりあえず向こう3年くらいは海外に移住します!!過去2回(1993年と2009年)の後に何が起こったか!?なんてアホでもわかるでしょ。2度あることは3度ある。

  「絶対売れない!!」とかしつこく報道されてますけど、300万円前後の新型モデルは実際にどれだけ売れれば成功なのか!?もし発売後1年で月平均5000台売れたら(年6万台)売れたら大成功でいいと思うのですが。これはクラウンでも達成が難しい数字になってますが、SUVを中心にクリアするクルマがちょこちょこ出ています。最低グレードが乗り出しで300万円超えるモデルだと、アルファード、レヴォーグ、ハリアー、CX5、エクストレイルの5台がクリアしています(輸入車では絶対に無理で2013年のゴルフ7がやっと2000台)。それなのに1年後に月10000台以上売れていたら坊主になる!!とかセコいこと言っている小沢コージさん。レヴォーグと同程度の5000台売れたら十分じゃないの!!数字もまともに把握できていないカーメディアが偉そうなこと言うな!!かっこ悪いから・・・。

  ベースグレードが200万円を下回るアクセラ、インプレッサ、オーリスに対して、全車1.5Lガソリンターボで最大出力も180ps前後としているシビックは270万円〜の設定になるようです。価格帯としてはメルセデスAクラス、アウディA3、BMW1シリーズ、ボルボV40(それぞれ299万円〜)、あるいはVWゴルフ(249万円〜)とほぼ同じですが、この3車種では月1000台以上を安定的に売れるモデルはゴルフだけ。ちょっと下回るのがAクラスとV40です。輸入車が好きな国民性を考えても、発売1年で月に1000台を達成できたなら、上々だと思うのですけどねー。

  シビックと同じ300万円くらいでワンクラス上のアテンザ、レガシィ、ティアナが買える。それでも1000台も売れないのだから、シビックが売れるわけない!!という意見もあるようですが、4800mm級のセダンは色々条件がきついです。一般的な分譲マンションに併設されている駐車場にはまず収まらないし、分譲一戸建てのデフォルトなスペースでも車幅というより、全長が厳しいです。近所で見かけるビルトインタイプのガレージに収まっているのはMINIとか多くて、どう見てもアテンザセダンは無理っぽい。アテンザよりも長くしてしまった現行クラウンも国内販売が壊滅的になりました。現実には新型シビックでも入らないというケースも多いでしょうけど、だいぶ条件は緩和されます。

  なんだかんだ言って1年間は月平均で3000台くらいは行くのではないかと思います。価格面で競合するCセグ輸入車の中で、最も静粛性コンフォート性能が高いとされているのがアウディA3です。ベース車のゴルフが当時の日本勢(アクセラ、インプレッサ、オーリス)を蹴散らす静粛性を売りに登場して少々驚きましたが、アウディA3はそこからさらにベースアップしていて、FMCで新型プラットフォームになったインプレッサにも引けを取らないレベルにあります。しかしホンダはこのアウディA3をターゲットにしてそれ以上の静粛性を追求したとのこと。レクサスCT200hを含めても、一気にクラストップに躍り出ていよいよ『クラウン並みの静粛性』を達成できそうな気配です。



  還暦のおっさんが頭に描いている『シビック像』は、いろいろな意味で歪んでいる!!というより5/6代目で人気の絶頂にあったEG型・EK型の頃のシビックは性能と価格の両面でユーザーを魅了するクレイジーさを持っていましたから、これはもう『麻薬』みたいなものですね。これを買った経験がある人には270万円=typeRの価格という感覚に陶酔するのも無理ないです。頭の中ヘロヘロになっているEG/EK世代と、そんな感覚を持っていない若い世代では、新型シビックのイメージは180度違う。そしてお互いにバカにし合っていて軋轢もある世代間ですから、違うイメージがそのまま両立していればいいと思います。

  ホンダは世帯年収1000万円前後のユーザー層と狙っていると公表しています。読み換えると『文句ばっかり言う古い世代は、もう相手にしてないから絡んでくるな!!』っていう意思表明のようで、当然ながら違和感を感じる層も一定割合いるでしょう。年収の1/3くらいの本体価格は自動車ローンを組む上でも健全なプライマリーバランス!!と言われて、納得できる下の世代と、納得できない(無理してもっと高級なクルマを選ぶ)上の世代ではリアクションがだいぶ違うものになりそうです。

  日本メーカーが輸入車並みの価格を提示すると、強烈に反発する人が多いですけど、メーカーが客観的にそのクルマの性能を評価して自己責任で付けた価格に、一般人ならともかくカーメディアの人間が無責任に『高すぎる』と断じるのは完全に『余計な御世話』だと思います。現実に本体価格で400万円するBMWの318iや(値引きによって)実質価格が400万円前後の320iと比べても、日本に導入されるシビックの方が高性能だと思うので、実際に270万円〜だとするならば、(個人的には)価格に関してはかなり納得できます。

  シビックが3シリーズを上回っている!!昔のシビックを知るユーザーには、もしかしたら理解できないでしょうけど、結局最後まで満足できる仕様にならなかったF30・320iを買うくらいならシビックを選びますし、周囲にもオススメします。ただし550万円払える!!ならば420iグランクーぺMスポをオススメしますが・・・。

  320iは安っぽく、420iは高品質という、BMWの『ダブルスタンダード』戦略は、1つの設計(F30系)でより多くのユーザーを満足させる意味で非常に価値があります。日本でブランド力を持つBMWにとっては有力な手段だと思います、もしホンダが最初から宿敵『BMW』をターゲットにしているならば、『ダブルスタンダード』に対抗して、『1グレード集中』戦略で、400万円の320iを切り崩しに来た!!とも読み取れます。欧州で販売する1.0Lターボなら200万円前後の価格になりそうですが、これを日本に持ってこないという戦略は果たしてうまく行くのかなー。


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2017年6月13日火曜日

新型シビック のように『走れる』モデル。

  ホンダが7月にシビックを正式発表するようですが、どうやら狙いは単純で『走れる』モデルを作ることだけみたいです。スポーツカーを除く乗用車の中で、C/Dセグメントのセダン、ハッチバック、ワゴン、クーペは、日本市場において、日本車も輸入車もほぼ例外なく走りに主眼を置いて開発されていて、それをセールスポイントにしているのですが、ホンダに言わせれば『全部まとめてやっつけてやる!!』ってことみたいです。

  さてさて既存モデルってそんな腰抜けばかりでしたっけ!?シビックごときには負けねーぞ!!というスパルタンなモデルくらいあるはず。対峙するであろうモデルを順番に見ていくと・・・。

①トヨタ・オーリス・・・ドイツで人気。欧州市場ではシビックに近い存在ですが、どちらも主力エンジンはディーゼルとHV。日本に導入されている共通ユニットは、マイナーなガソリンターボのみ、1.2Lターボでゴルフに合わせたオーリスと、1.5LターボでアウディA3をターゲットにしたシビック。現段階ではシビックの方が『走れる』モデル!?

②トヨタ・マークX・・・2009年デビューでエンジンやシャシーはさらに昔に遡る。旧世代すぎるゆえに、ホンダもマークしづらかったかも。価格&スペックでシビックに対抗する有力な1台。ですが思わぬ弱点があって、それは・・・FRであること。同じ車重&スペックで比べるとどーしてもFFの方が刺激的。トヨタ86のデビュー時にはこのFRの特性を打ち破るようなトリッキーな味付けを行なっていたが、2015年以降は大人しくなってしまった。

③日産シルフィ・・・北米ではシビックに対抗して1.4Lターボ(188ps)。NISMO版も登場して、北米や東南アジアで『コンプリートカー』市場の活性化を狙っているらしい。そのイケイケなグレードが入ってくれば、ホンダも青ざめるだろうけど、日本に展開されている1.8L自然吸気(140ps)ではシビックの敵ではない。

④日産スカイライン・・・最廉価グレードの2Lターボでも、シビックtypeRと価格が同じくらいなので、シビックのベースモデルと比べるにはちょっと難がある。さらに211psのメルセデスエンジンでは、シビックの水準の走りにはならない。やはり北米で売っているVR30DITという3LのV6ターボ(300ps/400ps)を持ち込まないとスポーティ面では評価しづらい。

⑤マツダ・アクセラ・・・北米でシビックに挑むマツダの主力モデル。シビックの1.5Lターボ(178ps)に対抗するため、北米専用で2.5L自然吸気(188ps)のグレード『GT』を用意している。シビックの人気次第ではマツダも動くか!?

⑥マツダ・アテンザ・・・シビックが同じ価格帯になるようです。『マツダのフラッグシップぐらい喰える』と完全に舐められている!?こちらも北米向けにアップデートしたハイスペック版が開発中で、日本で売っている2.2Lディーゼルではなくて、新開発の2.5Lターボの高回転版を作るのではないか!?と予測されています。マツダが以前採用していた2.3Lターボはフォードの手によって熟成され、いよいよ400psまで到達していますが、排気量から考えて同水準のものが作れるはず。ただし現行の日本向けモデルではスポーティとは言い難い。

⑦スバル・インプレッサ・・・新型プラットフォームが採用されていて、今後はこのシャシーを使って世界の頂点を極めるスポーティなモデルを作るんでしょうけど、まだ自然吸気エンジン搭載です。NAエンジンゆえにCVTのマッチングやハンドリングなどの操作系はまとめ易いはずなのに、某ライターによるとシビックに負けてるという評価だそうです。エーーー低重心の水平対抗なのに負けちゃうのか!?

⑧スバル・レヴォーグ・・・シビックの北米デビューと同時期にデビューも、当初は日本専売で出す異例の戦略を採って直接対決を回避。FFとAWDの違いこそあれども、『ダウンサイジング』という欧州発のグローバルなトレンドに同時に反応したスバルとホンダ。セダン/ハッチの王者シビックと、革新のワゴン・レヴォーグ。どちらもドイツ車を引き摺り下ろして『未来』を切り開いた英雄的モデル。だけどシビアにスポーティ度でジャッジするならシビックになるのかなー。

  一気に輸入モデルも列挙しようと思いましたが、すでに8台出てきてお腹いっぱいです。シルフィやアクセラのように北米でシビックのように、大胆なグレードを展開しているモデルもあって、とりあえずホンダが最初に北米のトレンドを日本に入れてみよう!!と仕掛けているんだということは感じていただけたんじゃないかと思います。

  とりあえずシビックの投入によって、日本で売られているモデルがどれだけ『去勢』された軟弱モデルであるかが白日の元にさらされます。『所有したいと思うクルマ』の大前提は、やはり魅力的な運動性能です。その部分を無視して、どの地域で供給される部品でも組み立て可能な『汎用モデル』に適当なデザインを被せて売ろうとしてきた、2000年以降の日本車とドイツ車。マツダもBMWもすっかり丸くなったなー。こんなクルマに400万円も払いたくないわ。

  そんな自動車業界への不審感を真っ先に打破したのが、まだまだ経済成長が止まらない北米市場です。ここではごまかしは効かない!!まだまだ高齢化もこれからですから、若者ユーザーに真剣に向き合わないといけない。三菱だってランエボを供給し続けています。そしてその取り組みでライバルに勝利したのが『シビック』!!北米COTYも獲りました!! C/Dセグにおける『北米のトレンド』をそのまま日本に移植されれば、クルマに興味を失っていた日本のユーザーも再びこのジャンルへと戻ってくるんじゃないか!? ホンダの経営陣の狙いも案外そんなところにあるんじゃないかと思う次第です。

シビックは絶対に売れない!!売れたら丸坊主になる!!とかつまんねーこと言っているO沢KジやK沢M宏はもう引退してくれよ!!
輸入車編は『もっと過激』に次回に展開したいと思います。


   

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福野礼一郎 新車インプレ2017

2017年6月9日金曜日

BMWは『ドイツのホンダ』!?なんか違うんじゃねー!!

  米英のカーメディアの表現でしばしば見かけるのが、ホンダとBMWの対比。日本だとありふれたホンダと、オーナーがドヤ顔で乗っているBMWにはやや『温度差』を感じたりもするのですが、日本よりも断然に長い100年以上にわたるクルマ文化を持つ米英から見れば、どちらも『敗戦国』から彗星のごとく生まれてきて、どちらも同国にある先進メーカーを追いかけて、やたらと威勢のいいエンジンを使って走行性能でアピールする手法が同じに見えるのかもしれません。

  トヨタへの異常な執着心を見せ、旧通産省の時代に行われた、対米アメリカ輸出台数の割り当て制度に、真っ向から異を唱えました。『アメリカ人が欲しがっているのは、日本車ではなくてホンダ車だ!!』ということで、いち早くアメリカにある二輪工場に生産ラインを作って、日本メーカー初の現地生産を行いました。かたやBMWは、メルセデスに対するライバル心を隠そうとはせずに、アメリカで確固たる地位を築いていたメルセデスを追って上陸します。

  どのメーカーよりも早く量産車に『ターボチャージャー』を導入したBMWに対して、ホンダは長らくターボを真っ向から否定していて、スーパーカーのような高回転エンジンを持つ量産車を目指します。そして『Vテック』によってエンジンそのもののポテンシャルを引き出し、高回転の素晴らしい乗り味を実現して世界に『HONDA』の名声を轟かせます。『セイコー、ソニー、ホンダ』は世界の人が日本を知る大きな礎なのですが、日本のマスコミにはこの3社を軽んじる『けしからん』記者が多い気が・・・。

  ホンダの高回転エンジンにもろに感銘したBMWは、『ドイツのHONDA』として独自に『バルブトロニック』という技術を導入してエンジンの基本性能の強化に邁進します。もはやメルセデスではなく、アメリカで完全にスターダムを駆け上がったホンダを追いかけるようになりますが、ホンダ、アルファロメオ、アウディ、BMWによる4つ巴による『アルティメットな高速ピストンエンジン開発競争』であえなく敗れ去り、再びターボへと舞い戻りました。ところが世界でCO2削減が叫ばれる中で、今度はホンダが自然吸気Vテックによる商品力開拓に限界を感じたようで、次世代技術として掟破りのVテック&ターボを実用化しました。
 
   ホンダとBMWの歩みは『シンクロ』しつつも『互いに複雑に絡み合い』つつも『適度な距離』が取られているように見えます。この両者が最も接近したのは、1990年代の中頃でしょうか。シビックtypeRが初めて登場した頃ですが、ホンダが英国ローバーとFF車の設計を共同開発していました。そこにBMWがM&Aを仕掛けてくるという暴挙に出ます。結果的にこの経営判断はBMWにとっては完全にプラスだったようで、この時に得たFF車の設計と本格SUVの設計によって、今のBMWの収益は確保されているといっても過言では無いです。

  ホンダにルーツを持つFFシャシーに、三菱ライセンスの直噴ターボ、トヨタ傘下のアイシンAW6AT、さらにマグナシュタイナーのXドライブ・・・。M3/M4用のユニットは日産RB26DETTのオマージュとも言える設計。BMWってやっぱりホンダでは無い。強いて言うならば『ドイツのヒュンダイ』。ヒュンダイも欲しい技術はどんどん吸収して行くから、BMWによく似てる。独コンチネンタルと中国系サプライヤーが大好きな点も似てる?

  BMWとホンダは2010年頃からちょっとダサくなりました。一番の原因は、ハイスペックエンジンに関して妥協してしまったところか!? この安易な選択に対して、アウディとランボルギーニは高回転エンジンの開発を続け、とうとうV10自然吸気のユニットを使って、ニュルブルックリンクでの市販車最速タイム(6分52秒)を打ち立てました。このままではGT-Rには絶対に勝てないと判断したのか、ハイスペックエンジンの全面ターボ化に踏み切ったBMWとホンダでしたが、自然吸気エンジンのマシンがモーターも使わずに、GT-R(V6ツインターボ)やポルシェ918(水平6ツインターボ&モーター)をあっさりと打ち破ってしまった!!という話です。面目は丸つぶれ・・・。

  やっぱりホンダとBMWは・・・ちょっと元気な一般peopleのクルマ。ランボルギーニは貴族のクルマ。そもそもの血統が違うからさ。間違ってもF1なんかに参戦してはいけないのかも。まだバブルの頃の勢いのあるホンダならまだしも、今のホンダにはF1は荷が重いです。BMWもF1では黒歴史を作ってましたけども。ホンダはインディーカー、BMWはDTMで頑張ればいいさ。間違ってもF1やルマンで勝とうなんて思ってはダメ。BMWはルマンで1度優勝したけど、それはもう過去の話で、今じゃホンダもBMWも必要な技術を安く世界から仕入れる『入札設計』の時代で、とてもじゃ無いけどワークスチームを運営する器じゃない・・・。

  さてホンダとBMWはもう決して過去の栄光を取り戻すことはないのか?『ノイエクラッセ』だ!!『CVCC』だ!!と奇声をあげていたミラクルな時代が再びやってくることはないのか!? 『シビックtypeR』vs『M2クーペ』は高齢者向けのノスタルジーな企画でしかないのか!? 『シビックvs3シリーズ』には、ジャガー、アルファロメオ、マツダを凌駕する底力がまだあるのか!? まだまだ見限るのは時期尚早な気が・・・。


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