2017年6月18日日曜日

シビックは3シリーズより売れればOKじゃないの!?

  シビックに文句があるなら還暦やアラフィフは買わなきゃいいじゃん!!(イメージが悪くなるし!!)。いつもどおりのことですけど、以前からある車名に、どーでもいいノスタルジーを押し付けてディスるの好きですよね・・・。スカイライン、クラウン、NSXなどなど。そして比較的に新しい車名のクルマに対しては、乗ってるヤツのマナーが悪いとか、安っぽいとかでディスる。プリウス、アクア、アルファード、ヴォクシー、オデッセイ、アテンザなどなど。(こんなこと言っては失礼ですが)50~60年生きてきてどんだけスカスカなんだコイツら・・・、K沢氏やO沢氏と全く同じ価値観で生きてる自分に何の疑問を感じないのか!?・・・そんなヤツらはやっぱり南アフリカ製や中国製の手頃なドイツブランド車でも乗ってればいいじゃん。

  若者は日本車が好き!?かどうかは人によるとは思いますけども、若い世代は『日本への愛着が高い』という報道が最近多いですねー。安倍政権の支持率を支えているのは20歳代!!なんてことが指摘されてました。やりたい放題の内閣だけども、全然支持率が下がらないのは若者の多くが確かな成長戦略に手応えを感じているから!?いやいや・・・若者は知っているんですよ。自民党政権が倒れてしまったら、経済成長云々よりも日本はとんでもないことになるって!!総選挙で自民党が負けたら、とりあえず向こう3年くらいは海外に移住します!!過去2回(1993年と2009年)の後に何が起こったか!?なんてアホでもわかるでしょ。2度あることは3度ある。

  「絶対売れない!!」とかしつこく報道されてますけど、300万円前後の新型モデルは実際にどれだけ売れれば成功なのか!?もし発売後1年で月平均5000台売れたら(年6万台)売れたら大成功でいいと思うのですが。これはクラウンでも達成が難しい数字になってますが、SUVを中心にクリアするクルマがちょこちょこ出ています。最低グレードが乗り出しで300万円超えるモデルだと、アルファード、レヴォーグ、ハリアー、CX5、エクストレイルの5台がクリアしています(輸入車では絶対に無理で2013年のゴルフ7がやっと2000台)。それなのに1年後に月10000台以上売れていたら坊主になる!!とかセコいこと言っている小沢コージさん。レヴォーグと同程度の5000台売れたら十分じゃないの!!数字もまともに把握できていないカーメディアが偉そうなこと言うな!!かっこ悪いから・・・。

  ベースグレードが200万円を下回るアクセラ、インプレッサ、オーリスに対して、全車1.5Lガソリンターボで最大出力も180ps前後としているシビックは270万円〜の設定になるようです。価格帯としてはメルセデスAクラス、アウディA3、BMW1シリーズ、ボルボV40(それぞれ299万円〜)、あるいはVWゴルフ(249万円〜)とほぼ同じですが、この3車種では月1000台以上を安定的に売れるモデルはゴルフだけ。ちょっと下回るのがAクラスとV40です。輸入車が好きな国民性を考えても、発売1年で月に1000台を達成できたなら、上々だと思うのですけどねー。

  シビックと同じ300万円くらいでワンクラス上のアテンザ、レガシィ、ティアナが買える。それでも1000台も売れないのだから、シビックが売れるわけない!!という意見もあるようですが、4800mm級のセダンは色々条件がきついです。一般的な分譲マンションに併設されている駐車場にはまず収まらないし、分譲一戸建てのデフォルトなスペースでも車幅というより、全長が厳しいです。近所で見かけるビルトインタイプのガレージに収まっているのはMINIとか多くて、どう見てもアテンザセダンは無理っぽい。アテンザよりも長くしてしまった現行クラウンも国内販売が壊滅的になりました。現実には新型シビックでも入らないというケースも多いでしょうけど、だいぶ条件は緩和されます。

  なんだかんだ言って1年間は月平均で3000台くらいは行くのではないかと思います。価格面で競合するCセグ輸入車の中で、最も静粛性コンフォート性能が高いとされているのがアウディA3です。ベース車のゴルフが当時の日本勢(アクセラ、インプレッサ、オーリス)を蹴散らす静粛性を売りに登場して少々驚きましたが、アウディA3はそこからさらにベースアップしていて、FMCで新型プラットフォームになったインプレッサにも引けを取らないレベルにあります。しかしホンダはこのアウディA3をターゲットにしてそれ以上の静粛性を追求したとのこと。レクサスCT200hを含めても、一気にクラストップに躍り出ていよいよ『クラウン並みの静粛性』を達成できそうな気配です。



  還暦のおっさんが頭に描いている『シビック像』は、いろいろな意味で歪んでいる!!というより5/6代目で人気の絶頂にあったEG型・EK型の頃のシビックは性能と価格の両面でユーザーを魅了するクレイジーさを持っていましたから、これはもう『麻薬』みたいなものですね。これを買った経験がある人には270万円=typeRの価格という感覚に陶酔するのも無理ないです。頭の中ヘロヘロになっているEG/EK世代と、そんな感覚を持っていない若い世代では、新型シビックのイメージは180度違う。そしてお互いにバカにし合っていて軋轢もある世代間ですから、違うイメージがそのまま両立していればいいと思います。

  ホンダは世帯年収1000万円前後のユーザー層と狙っていると公表しています。読み換えると『文句ばっかり言う古い世代は、もう相手にしてないから絡んでくるな!!』っていう意思表明のようで、当然ながら違和感を感じる層も一定割合いるでしょう。年収の1/3くらいの本体価格は自動車ローンを組む上でも健全なプライマリーバランス!!と言われて、納得できる下の世代と、納得できない(無理してもっと高級なクルマを選ぶ)上の世代ではリアクションがだいぶ違うものになりそうです。

  日本メーカーが輸入車並みの価格を提示すると、強烈に反発する人が多いですけど、メーカーが客観的にそのクルマの性能を評価して自己責任で付けた価格に、一般人ならともかくカーメディアの人間が無責任に『高すぎる』と断じるのは完全に『余計な御世話』だと思います。現実に本体価格で400万円するBMWの318iや(値引きによって)実質価格が400万円前後の320iと比べても、日本に導入されるシビックの方が高性能だと思うので、実際に270万円〜だとするならば、(個人的には)価格に関してはかなり納得できます。

  シビックが3シリーズを上回っている!!昔のシビックを知るユーザーには、もしかしたら理解できないでしょうけど、結局最後まで満足できる仕様にならなかったF30・320iを買うくらいならシビックを選びますし、周囲にもオススメします。ただし550万円払える!!ならば420iグランクーぺMスポをオススメしますが・・・。

  320iは安っぽく、420iは高品質という、BMWの『ダブルスタンダード』戦略は、1つの設計(F30系)でより多くのユーザーを満足させる意味で非常に価値があります。日本でブランド力を持つBMWにとっては有力な手段だと思います、もしホンダが最初から宿敵『BMW』をターゲットにしているならば、『ダブルスタンダード』に対抗して、『1グレード集中』戦略で、400万円の320iを切り崩しに来た!!とも読み取れます。欧州で販売する1.0Lターボなら200万円前後の価格になりそうですが、これを日本に持ってこないという戦略は果たしてうまく行くのかなー。


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2017年6月13日火曜日

新型シビック のように『走れる』モデル。

  ホンダが7月にシビックを正式発表するようですが、どうやら狙いは単純で『走れる』モデルを作ることだけみたいです。スポーツカーを除く乗用車の中で、C/Dセグメントのセダン、ハッチバック、ワゴン、クーペは、日本市場において、日本車も輸入車もほぼ例外なく走りに主眼を置いて開発されていて、それをセールスポイントにしているのですが、ホンダに言わせれば『全部まとめてやっつけてやる!!』ってことみたいです。

  さてさて既存モデルってそんな腰抜けばかりでしたっけ!?シビックごときには負けねーぞ!!というスパルタンなモデルくらいあるはず。対峙するであろうモデルを順番に見ていくと・・・。

①トヨタ・オーリス・・・ドイツで人気。欧州市場ではシビックに近い存在ですが、どちらも主力エンジンはディーゼルとHV。日本に導入されている共通ユニットは、マイナーなガソリンターボのみ、1.2Lターボでゴルフに合わせたオーリスと、1.5LターボでアウディA3をターゲットにしたシビック。現段階ではシビックの方が『走れる』モデル!?

②トヨタ・マークX・・・2009年デビューでエンジンやシャシーはさらに昔に遡る。旧世代すぎるゆえに、ホンダもマークしづらかったかも。価格&スペックでシビックに対抗する有力な1台。ですが思わぬ弱点があって、それは・・・FRであること。同じ車重&スペックで比べるとどーしてもFFの方が刺激的。トヨタ86のデビュー時にはこのFRの特性を打ち破るようなトリッキーな味付けを行なっていたが、2015年以降は大人しくなってしまった。

③日産シルフィ・・・北米ではシビックに対抗して1.4Lターボ(188ps)。NISMO版も登場して、北米や東南アジアで『コンプリートカー』市場の活性化を狙っているらしい。そのイケイケなグレードが入ってくれば、ホンダも青ざめるだろうけど、日本に展開されている1.8L自然吸気(140ps)ではシビックの敵ではない。

④日産スカイライン・・・最廉価グレードの2Lターボでも、シビックtypeRと価格が同じくらいなので、シビックのベースモデルと比べるにはちょっと難がある。さらに211psのメルセデスエンジンでは、シビックの水準の走りにはならない。やはり北米で売っているVR30DITという3LのV6ターボ(300ps/400ps)を持ち込まないとスポーティ面では評価しづらい。

⑤マツダ・アクセラ・・・北米でシビックに挑むマツダの主力モデル。シビックの1.5Lターボ(178ps)に対抗するため、北米専用で2.5L自然吸気(188ps)のグレード『GT』を用意している。シビックの人気次第ではマツダも動くか!?

⑥マツダ・アテンザ・・・シビックが同じ価格帯になるようです。『マツダのフラッグシップぐらい喰える』と完全に舐められている!?こちらも北米向けにアップデートしたハイスペック版が開発中で、日本で売っている2.2Lディーゼルではなくて、新開発の2.5Lターボの高回転版を作るのではないか!?と予測されています。マツダが以前採用していた2.3Lターボはフォードの手によって熟成され、いよいよ400psまで到達していますが、排気量から考えて同水準のものが作れるはず。ただし現行の日本向けモデルではスポーティとは言い難い。

⑦スバル・インプレッサ・・・新型プラットフォームが採用されていて、今後はこのシャシーを使って世界の頂点を極めるスポーティなモデルを作るんでしょうけど、まだ自然吸気エンジン搭載です。NAエンジンゆえにCVTのマッチングやハンドリングなどの操作系はまとめ易いはずなのに、某ライターによるとシビックに負けてるという評価だそうです。エーーー低重心の水平対抗なのに負けちゃうのか!?

⑧スバル・レヴォーグ・・・シビックの北米デビューと同時期にデビューも、当初は日本専売で出す異例の戦略を採って直接対決を回避。FFとAWDの違いこそあれども、『ダウンサイジング』という欧州発のグローバルなトレンドに同時に反応したスバルとホンダ。セダン/ハッチの王者シビックと、革新のワゴン・レヴォーグ。どちらもドイツ車を引き摺り下ろして『未来』を切り開いた英雄的モデル。だけどシビアにスポーティ度でジャッジするならシビックになるのかなー。

  一気に輸入モデルも列挙しようと思いましたが、すでに8台出てきてお腹いっぱいです。シルフィやアクセラのように北米でシビックのように、大胆なグレードを展開しているモデルもあって、とりあえずホンダが最初に北米のトレンドを日本に入れてみよう!!と仕掛けているんだということは感じていただけたんじゃないかと思います。

  とりあえずシビックの投入によって、日本で売られているモデルがどれだけ『去勢』された軟弱モデルであるかが白日の元にさらされます。『所有したいと思うクルマ』の大前提は、やはり魅力的な運動性能です。その部分を無視して、どの地域で供給される部品でも組み立て可能な『汎用モデル』に適当なデザインを被せて売ろうとしてきた、2000年以降の日本車とドイツ車。マツダもBMWもすっかり丸くなったなー。こんなクルマに400万円も払いたくないわ。

  そんな自動車業界への不審感を真っ先に打破したのが、まだまだ経済成長が止まらない北米市場です。ここではごまかしは効かない!!まだまだ高齢化もこれからですから、若者ユーザーに真剣に向き合わないといけない。三菱だってランエボを供給し続けています。そしてその取り組みでライバルに勝利したのが『シビック』!!北米COTYも獲りました!! C/Dセグにおける『北米のトレンド』をそのまま日本に移植されれば、クルマに興味を失っていた日本のユーザーも再びこのジャンルへと戻ってくるんじゃないか!? ホンダの経営陣の狙いも案外そんなところにあるんじゃないかと思う次第です。

シビックは絶対に売れない!!売れたら丸坊主になる!!とかつまんねーこと言っているO沢KジやK沢M宏はもう引退してくれよ!!
輸入車編は『もっと過激』に次回に展開したいと思います。


   

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福野礼一郎 新車インプレ2017

2017年6月9日金曜日

BMWは『ドイツのホンダ』!?なんか違うんじゃねー!!

  米英のカーメディアの表現でしばしば見かけるのが、ホンダとBMWの対比。日本だとありふれたホンダと、オーナーがドヤ顔で乗っているBMWにはやや『温度差』を感じたりもするのですが、日本よりも断然に長い100年以上にわたるクルマ文化を持つ米英から見れば、どちらも『敗戦国』から彗星のごとく生まれてきて、どちらも同国にある先進メーカーを追いかけて、やたらと威勢のいいエンジンを使って走行性能でアピールする手法が同じに見えるのかもしれません。

  トヨタへの異常な執着心を見せ、旧通産省の時代に行われた、対米アメリカ輸出台数の割り当て制度に、真っ向から異を唱えました。『アメリカ人が欲しがっているのは、日本車ではなくてホンダ車だ!!』ということで、いち早くアメリカにある二輪工場に生産ラインを作って、日本メーカー初の現地生産を行いました。かたやBMWは、メルセデスに対するライバル心を隠そうとはせずに、アメリカで確固たる地位を築いていたメルセデスを追って上陸します。

  どのメーカーよりも早く量産車に『ターボチャージャー』を導入したBMWに対して、ホンダは長らくターボを真っ向から否定していて、スーパーカーのような高回転エンジンを持つ量産車を目指します。そして『Vテック』によってエンジンそのもののポテンシャルを引き出し、高回転の素晴らしい乗り味を実現して世界に『HONDA』の名声を轟かせます。『セイコー、ソニー、ホンダ』は世界の人が日本を知る大きな礎なのですが、日本のマスコミにはこの3社を軽んじる『けしからん』記者が多い気が・・・。

  ホンダの高回転エンジンにもろに感銘したBMWは、『ドイツのHONDA』として独自に『バルブトロニック』という技術を導入してエンジンの基本性能の強化に邁進します。もはやメルセデスではなく、アメリカで完全にスターダムを駆け上がったホンダを追いかけるようになりますが、ホンダ、アルファロメオ、アウディ、BMWによる4つ巴による『アルティメットな高速ピストンエンジン開発競争』であえなく敗れ去り、再びターボへと舞い戻りました。ところが世界でCO2削減が叫ばれる中で、今度はホンダが自然吸気Vテックによる商品力開拓に限界を感じたようで、次世代技術として掟破りのVテック&ターボを実用化しました。
 
   ホンダとBMWの歩みは『シンクロ』しつつも『互いに複雑に絡み合い』つつも『適度な距離』が取られているように見えます。この両者が最も接近したのは、1990年代の中頃でしょうか。シビックtypeRが初めて登場した頃ですが、ホンダが英国ローバーとFF車の設計を共同開発していました。そこにBMWがM&Aを仕掛けてくるという暴挙に出ます。結果的にこの経営判断はBMWにとっては完全にプラスだったようで、この時に得たFF車の設計と本格SUVの設計によって、今のBMWの収益は確保されているといっても過言では無いです。

  ホンダにルーツを持つFFシャシーに、三菱ライセンスの直噴ターボ、トヨタ傘下のアイシンAW6AT、さらにマグナシュタイナーのXドライブ・・・。M3/M4用のユニットは日産RB26DETTのオマージュとも言える設計。BMWってやっぱりホンダでは無い。強いて言うならば『ドイツのヒュンダイ』。ヒュンダイも欲しい技術はどんどん吸収して行くから、BMWによく似てる。独コンチネンタルと中国系サプライヤーが大好きな点も似てる?

  BMWとホンダは2010年頃からちょっとダサくなりました。一番の原因は、ハイスペックエンジンに関して妥協してしまったところか!? この安易な選択に対して、アウディとランボルギーニは高回転エンジンの開発を続け、とうとうV10自然吸気のユニットを使って、ニュルブルックリンクでの市販車最速タイム(6分52秒)を打ち立てました。このままではGT-Rには絶対に勝てないと判断したのか、ハイスペックエンジンの全面ターボ化に踏み切ったBMWとホンダでしたが、自然吸気エンジンのマシンがモーターも使わずに、GT-R(V6ツインターボ)やポルシェ918(水平6ツインターボ&モーター)をあっさりと打ち破ってしまった!!という話です。面目は丸つぶれ・・・。

  やっぱりホンダとBMWは・・・ちょっと元気な一般peopleのクルマ。ランボルギーニは貴族のクルマ。そもそもの血統が違うからさ。間違ってもF1なんかに参戦してはいけないのかも。まだバブルの頃の勢いのあるホンダならまだしも、今のホンダにはF1は荷が重いです。BMWもF1では黒歴史を作ってましたけども。ホンダはインディーカー、BMWはDTMで頑張ればいいさ。間違ってもF1やルマンで勝とうなんて思ってはダメ。BMWはルマンで1度優勝したけど、それはもう過去の話で、今じゃホンダもBMWも必要な技術を安く世界から仕入れる『入札設計』の時代で、とてもじゃ無いけどワークスチームを運営する器じゃない・・・。

  さてホンダとBMWはもう決して過去の栄光を取り戻すことはないのか?『ノイエクラッセ』だ!!『CVCC』だ!!と奇声をあげていたミラクルな時代が再びやってくることはないのか!? 『シビックtypeR』vs『M2クーペ』は高齢者向けのノスタルジーな企画でしかないのか!? 『シビックvs3シリーズ』には、ジャガー、アルファロメオ、マツダを凌駕する底力がまだあるのか!? まだまだ見限るのは時期尚早な気が・・・。


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TopGear Portfolio: The World's Greatest Cars (Top Gear)

2017年6月4日日曜日

シビックとエボとRX7が復活したら・・・

  単なる『たられば』の話ではないです。現行の市販モデルに買う価値のあるクルマがどれだけあるのか!?という慇懃無礼なネタです。『価値』のあるモデルが市場にたくさんあるならば、クルマはもっともっと売れて良さそうなものですけどねー。現実にはカーメディアが『これだけ安全基準でメーカーが縛られてはもう仕方がない』とか無駄口を叩き始め、カスみたいな輸入車乗ってる音痴なオッサン連中が、救いようのない価値観を降りかざしていい気になって日本車を叩く・・・。これじゃあ若い世代がクルマに興味なんて持たないだろーよ!!

  『能力のある』日本メーカーがエグいモデルを作って、とりあえずシケたドイツ車を日本から一掃するくらいの大変革をしないと、もうどーしようもないと思いますね。とりあえず『日本の中型車』を世界にアピールしてきた、『ホンダ』『三菱』『マツダ』・・・この3メーカーに率先して頑張って欲しいですね。『スバル』はどーした!?このブランドはずっと頑張ってますよ・・・『WRX・STI』は健気に続けているし、300ps級のCセグ実用車もまだまだ発売しているし。けれどもちょっとマニアック過ぎるのかも。

  ホンダも三菱もマツダも『売りにくさ』を感じているとは思いますが、他のメーカーと同じようなスペックで似たようなデザインの『売れ筋のクルマ』を揃えたところで、販売店の実力が『某社』とは全然違うからいい結果なんて出るわけもないですし、一般メディアやカーメディアの『上流』を抑えているのもまた某社やドイツの某社。・・・ここ数年の試乗で『つまんねークルマだな』と感じた『走りを重視したモデル』は、この2つの某社と・・・メルセデスとスバルくらいかなー。好調と言われるメーカーほど『闇』を感じるのは、バイアスのせいでしょうか!?いやいや確かにこの4メーカーのクルマ(全て現行モデル)はひどかった。高齢者向けに『テキトーに作りました』といった感じ。ちょうどF30系3シリーズ非Mスポの、昔のカリーナみたいな乗り味にがっかりした時の感想に近いかも。

  その一方で、マツダやMINIは、確かに運転していて面白いんだけども、ちょっと『オモチャ』的なんだよなー。王道グランドツアラーのようなドッシリした『走り』にはほど遠いですし、一歩間違えるとヴィッツやカローラみたいな『ゆるさ』が、気持ち悪さとして体感へと這い上がってきそうな『偽物感』が・・・。マツダは果たして1.5Lガソリンのアクセラを『これが最良です!!』と胸張って出せるのか!? マツダもMINIも自分で手を入れて、足回りからエキゾーストまで自分流に調整しなきゃいけないクルマなの!? あまり弄っても良くなる気配のないけど。

  VWみたいにこれから中国メーカーと同じ土俵で競うために、年産1000万台を『どんな手段を使っても』達成しようという執念があるならば、そこそこ『走る』テキトーなクルマ作りやってればいいと思うけど、ホンダ、三菱、マツダにはそんなビジョンは全くない!! これでゴルフ(7代目)や3シリーズ(F30系)のような『狙わない』クルマ作りやってたら、もう『完全終了』するだけでしょ。ゴルフも3シリーズもカーメディアは『腫れ物』に触るように全く言及しないけど、この2モデルに使われているミッションが、も
しクラウンで使われたら『これで高級車とは笑わせるぜ」とか散々に批判されるのがオチ。日本車の水準から見ればどっちも『欠陥品』なんですよ。

  有名ライターは誰も欠陥品なんて言ってないですから、最初は自分の運転の仕方が悪いのかなーと思いましたね。そして無遠慮にディーラーの人に訊いてしまった!!『なんかアクセル踏んでもモタついて出てくれないんですけど、サイドブレーキとか利いてませんか!?』って(笑)。実家のプレミオのCVTも焦れったいなと思いますけど、さすがに不良品とまでは思いません。極論するとBMWはATの始動を支える『トルクコンバーター』がカスなんです。しかしBMWが好きな人に良い点を聞くと必ずと言っていいほど『ZF8AT』を挙げてきます。この人らは『本当に良いトルコンATを知らないんだなー』ってことです。ゴルフにしても乾式クラッチを使うモデルは動き出しが悲惨。湿式クラッチのGTIは良かったけど。

  いやはや『不良品』のことなんて、もうどーでもいいんです。中国メーカーと張り合う気満々のVW車は、これが『戦略』なんですから、外部が安易に批判すべきではないです。これに好きこのんで乗っている輩は単なる『物好き』だから放っておけばいい。もし奴らが日本車を批判していたりするなら、名誉のためにもその『勘違い』をわからせてあげるべきかもしれませんが。BMWは・・・もう知らないです。どーでもいい。乗る人の感性の問題。

  ホンダの人が『東京で売れる車の3割が(クソな)ドイツ車だー!!』と嘆いておられました。どうやらそれがシビック投入の最も大きな理由らしいです。けどさー東京の人間なんて忙しくてまともにクルマ乗る暇ないし、『走りのいいクルマ』よりも『有名高級ブランドであること』を優先するクルマ選びですから、シビックが出てきてどーなるものでもないのかなー。だけど(潔癖症で)新車で買いたいけど適当なクルマがない!!と不満に思っている人の需要はある程度は満たせるんじゃないかと・・・。

  300~350万円くらいで『充実の走り』『クラストップ水準の内装』『後席でも長距離移動に耐えるサイズ』の3要素がすんなりと収まっているクルマ。プリウス(上級グレード)だとまだ『走り』が不満!? レガシィ、アテンザ、ティアナだとレザーシートを選ぶとちょっと予算オーバー。カムリHV、アコードHVだと普通に予算オーバー。マークXだとちょっと後席が狭い。・・・などなど色々不満が出てきますが、ここに挙げた日本車はどれも『そこそこ』優秀なんですけど、メーカーが『魂込めて』磨きあげた・・・という雰囲気が薄いですね。余計なコストを使わない『儲かるクルマ』の匂いがプンプンする。リーマンショック&超円高の頃に立案された、日本生産を前提とした『企画』ですから無理もないですけど。

  (マークX以外のモデルは)最後は中国生産で帳尻を合わせればいい!!という思惑も見え隠れします。トヨタやVWに匹敵する規模がないのに、中国水準で設計してて大丈夫なの?中国人の好みに合わせてホイールベースを伸ばしまくったアテンザとか・・・。このアテンザを発売した頃のマツダは、ロータリーのスポーツカーを作らなくなったし、三菱も世界基準の質感だったギャランフォルティスとランエボXを日本から撤収させました。『アテンザ』を名乗るのも筋違いな感じの現行アテンザは、残念ながら『黒歴史』になるでしょうねー。あまりにも『普通』すぎる。セダンの形をしたピープルムーバー。現行レガシィも同じ。内装や装備を楽しむならいいけど。





  シビックもいいかもしれないけど、やっぱりエボ!!このクルマとっくに廃版になっていると思いきや、北米では根強い人気なようで、年次改良を行わない2015年モデルのまま現在も継続して生産&販売が行われているそうです(岡山でこっそり作ってるみたい)。三菱がその気になればいつでも日本販売を復活させることもできるってことです。やっぱりアメリカ市場が『GOOD!!』としたクルマは・・・中身がしっかりしている。ゴルフだってアメリカでは1.4Lターボがカス過ぎて全く売れなかったので、1.8Lターボに慌てて載せ替えました。もちろんメルセデスCLA180や、1.4LターボのアウディA3セダンなんてのもアメリカでは販売すらされてません(だってまともに走らないし)!! 日本ではアクセラ、インプレッサ、ゴルフが『走りの良さ』で人気が高いですけども、この3台もユーザーが厳しいアメリカ市場ではシビックの相手にすらならないです。

  1300kg台に180psの1.5Lターボ。まあターボですからスペックの数字ほどには期待できないユニットだとは思いますけど、それでも日本で販売されている600万円以下のドイツ車を全滅させることができるくらいの『メリハリ』はあるんじゃないですか!?(河口さん・・・)


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JUST CIVIX(ジャストシビックス) VOL.1   

2017年5月31日水曜日

日本車をバカにしたい!!という理由で輸入車を選ぶなら・・・。

  ニューモデルマガジンXで西川淳さんが、『日本メーカーがここ数年で調子に乗ってきた!これは良くない兆候だ!』みたいなことをおっしゃってました。特にターゲットになっているのは、レクサス(トヨタ)とともに国内生産維持を掲げるマツダです。アメリカにディゼルを投入するため尿素SCRシステムを搭載する設計を盛り込むために、やや見切り発車気味に出てきた新型CX5に対して、なんだか褒めているのか、貶しているのかよくわからないですねー。

  もうオッサン達もわけわからなくなっちゃってるんですかね。どうひっくり返しても、レクサスやマツダのレザーの方が質感がいい・・・もうこれだけで大混乱しちゃうみたいです。他の産業の発達具合から考えても、同じくらいの価格でクルマを作れば、まだまだ『いいもの』を作る力が日本メーカーにある・・・というより日本メーカーの中枢がポスト団塊世代になり、海外旅行が当たり前で『良いもの』をよく味わっている世代に製品開発の決定権を持つようになった結果なんでしょうね。西川さんなどのオッサンライターが日本車の内装にメロメロになってます・・・。

  ハァ!?オッサン趣味のダッセー内装は正直言ってビミョーなんですよ!!このクルマはもっと内装のセンスが良ければ買いなのになー。そんなモデルが最近増えてますよ・・・中型・大型の日本車セダンは大体該当してる!? センスが・・・な日本車と、センスは『エスニック』で質感が・・・な輸入車と、ちょっと無理のある括りですけども、それにハマる典型的な2台を比べたらどっちがベターですか?・・・例えばアコードHVとボルボS60。

  日本車と輸入車の枠を超えてアコードとS60は共にとても素晴らしい資質に恵まれた中型セダンです。世界で最も『安全』な乗用車の1位2位はこの2台です。日本市場ではボルボS60がじわじわ売れていますが、安全性に加えて、シャシーはマツダ設計、エンジンやミッションはトヨタ系列サプライヤー(デンソー&アイシンAW)と組んでいて、各部も信頼性が高く非常に高品質なものになっています。ボルボは一時期は中国資本によって中国市場向けの中国生産に全面的に切り替わるとか噂されていたり、ネット掲示板では中国資本になってからは『VOLVOではなくボルボだ』などと批判的に扱われたりしてましたが、蓋を開けて見たら、スウェーデン政府による公的資金投入で、スウェーデン&ベルギーの欧州2工場に集約されました。

  2010年まではマツダとともにフォード傘下にあって、フォードの『日欧開発体制』において欧州フォードと開発部隊が統合され、メルセデスのようにマレーシアやタイなどに生産工場を増やしました。しかし経営母体が変わったのちは、東南アジアの工場を全て閉鎖しています。ちなみに『日欧開発体制』とは、アメリカのビッグ3が2000年代に実践した『再生』運動で、日本やドイツの開発ノウハウを持つメーカーを傘下のグループに収めることで、世界水準のグローバルモデルを生産する戦略で、バブル期に世界の頂点に立った日本が不況に苦しむ2000年代にアメリカが再び日本の生産台数を超えるという結果を出しました(トヨタやホンダの現地生産という見方も・・・)。ちなみにGMがスバル、スズキとオペル、ダイムラー・クライスラーはメルセデスと三菱です。

  話をボルボに戻すと、フォード傘下ではマツダの欧州志向という方針もあって、日欧一体での開発が進められました。量販の中型・小型車向けに関してはグループ内でシャシーやエンジンの開発競争が度々行われましたが、採用されるのはことごとくマツダ開発のものですた。B3(デミオ)/C1(アクセラ1/2世代)/CD3(アテンザ1/2世代)、MZRエンジンなど。そんな中でボルボは『簡素過ぎる』C1と『スペック高め』CD3のどちらも使い勝手が悪かったようで、2009年にその中間に位置するEUCDプラットフォームをC1を改良して作りました。これが現在のボルボとランドローバーの2車(レンジローバーイヴォーグとディスコスポーツ)に使われています。

  マツダの技術力に屈するのを潔しとしないボルボの『意地』というべきか、それとも同じくC1プラットフォームから進化したマツダのsky-Aプラットフォームよりも3年早く登場したボルボ版『スカイアクティブ』というべきか。3年のアドバンテージは特に足回りの良さにはっきりと感じられます。数年前に森慶太さんというライターが、S60はメルセデスやBMWよりも乗り心地がいい!!と書いてましたが、半信半疑で乗ってみると、確かにCクラス、3シリーズよりは『染み入る』ようなマナーの良さを感じ取れます(Cと3の混乱ぶりは結構悲惨なものがある)。4シリーズやジャガーXEならば負けてないですけども・・・。

  日本車に対して、S60のようにある程度は『主張』が効くクルマはなかなかないですねー。惜しまれつつ日本から撤退したフォードの現行マスタングが浮かびます。確かにアメ車のFRらしくボデー重量をある程度意識させるような乗り味には好き嫌いはあるでしょうけども、フーガやマジェスタではちょっと出しきれないキビキビ感は新鮮。ハンドリングは車格を考えればびっくりなくらいにキレがあります。先日フォードCEOのマークフィールズ(元マツダ)が退任したので、これで再び経営方針が変わり、右マスタングが日本に入ってくればいいですけどね。そんなマスタングを研究してきたであろうGMのシボレー・カマロが新型になって再び日本に導入される見通しで、これも日本車にはない味を存分に発揮してくれるとは思います

  BMWで日本車にはない魅力を見せてくれるモデルももちろんあります。まずは4シリーズは全般的に良いですね。あとは540i。フーガに勝てるのか!?という部分で疑問は残りますけど、フェアレディZを単純にメタボ化したフーガよりは、『スポーティ』さがウデ、足裏、尻からビンビン来る!!これは『高まる』よな〜。ターボだけど中速域でも息切れしないで、レクサスや日産の6気筒のように(回転数が)上は上で別のエンジンが作動するかのようなタフさもついてくるので、多少は無理してでも直6欲しいなー。新型M5やE63AMGならばもっと『全能感』があるのだろうけど、フルサイズセダンの一つの完結形として540iはなかなかのものだと思います。

  とってもミーハーな見解で恐縮ですけども、予算が500万円ならば、S60か4シリーズを(並行輸入で右マスタング!?)。予算が800万円以上ならば540iか、ジャガーXE-R。日本メーカーが案外層が薄いのは、この辺(D/Eセグ)のハイスペックモデルなので、『日本車なんてつまんねー』と言いたい方はぜひ検討してみてください。



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↓ボルボのフラッグシップセダン(S80)が263万円。結構安いかも。
  



  

  

2017年5月23日火曜日

いいクルマの『定義ができない暗黒時代』をぶっこわせ・・・

  なんで『クルマがつまらない』と感じるのだろうか? 理由はいくつか思いつくんですけど、
①日本メーカーのやる気がない。
②ドイツメーカーもやる気がない。
③米国・韓国メーカーは日本で売らない。
④フランスメーカーもやる気がない。
⑤イタリア・イギリスメーカーによる金持ち向けのクルマがなんだか凄そう。
⑥カーメディアがつまらないクルマを褒める。

  ①〜⑥までを要約すると、日本でクルマを買うヤツのほとんどが、固定概念ゴリゴリのオッサンやじーさんばっかり。彼らの先入観によって歪められた価値観が、そのまま日本市場の客観的イメージを形成し、いくらいいクルマを作っても高額な日本車は売れないから、日本メーカーはあまり真剣にクルマを作らない。ドイツメーカーはどんなクルマでもベタ褒めされるから、インドで50万円くらいで売られているカススペックのクルマを、ニヤニヤしながら日本で200万円で売る(それを買って満足するヤツも一定割合いる)。

  フランスメーカーだって日本市場じゃかなり差別的に扱われるので、価格設定に苦慮したりする。けど他の地域よりは高く売れるので日本からは撤退しないみたい。イタリア・イギリスのスーパースポーツはなんであんなに高いのか!?日本じゃ高くないと売れない!!ってことになっている(バブルの価値観が生きてやがる)。そしてどうもバカばっかりになってしまったカーメディアの示すものは、やたらとブレブレで『スタンダード』と呼べるものがない・・・『VWグループのクルマは絶対にいいクルマ!!』という協会の「コンプライアンス」だけは固守されているようですけど(これは冗談です!!ジョークです!!わかってるよね!!)

  『クルマ好き・じじい連合』の偏屈な価値観をぶち破って、時代の寵児に祭り上げられるような「スター」なクルマが出てこない状況になっちゃってますね。例えばトヨタが86を作れば、沢村さんとか西川さんとかフェラーリ・ライター連中は完全に上から目線で文句つけるし、マツダがロードスターを頑張ってFMCすれば斎藤慎輔さんは『小物入れがない』と完全否定するし・・・。ケータハムとかロータスとか手放しで褒めてますけど、世界的に見ても86やロードスターの方がはるかに存在意義は大きいと思うんですけど。ジジイなライターと自動車メーカー開発者との積年の確執に関しては我々クソガキの感知することじゃないですけどねー。

  ということで提案。日本のクルマ文化をもっと快適にするために!!
①日本メーカーのやる気のないクルマは買わない。
②ドイツメーカーのやる気のないクルマは買わない。
③カネに余裕がある人は並行輸入業車を使って米国・韓国車を検討してみる。
④フランスメーカーを励ます!!
⑤カネにめちゃくちゃ余裕ができたらマクラーレンかランボルギーニを買う。
⑥カーメディアを全部廃業に追い込む。

  どれでもいいけど、できることからやって行きましょう。まずは①と②。日本とドイツのクルマを『仕分け』しましょう。・・・と言っても誤解してもらうと困るけど、日本で売られている日本車やドイツ車に『悪いクルマなんてない』。島下さんとかいうライターは何を根拠に書いているのかわからないけど、マーチ、クラウン、パッソ、カローラ、プレミオ、ティアナなどはダメだっておっしゃるんですけど、これがダメだったら、欧州で売られているVWの激安廉価グレード車なんてどーなっちゃうの!?・・・まあ結局のところ『悪いクルマ』ってのはジャーナリストが作り出した幻想に過ぎないんですよ。

  マーチ、パッソ、カローラといった国民生活を支えるインフラとして作られているクルマの動力性能を、『スポーティさがなくそそるものがない』!!とかマヌケな結論をして平気で叩いているライターの『社会認識レベル』の低さにドン引きします(その手のコメントを私のクソブログに対してよこすオッサンはマジで笑えないです)。世の中の仕組みとか弁えない『お子ちゃま』が評論家とかやってんじゃねー(アホはクルマを語るな!!)。まあ・・・筋金入りのおぼっちゃま育ちとお嬢様育ちの2人が政治家やっていて、リーダー気取りで「党首討論」などしているなんとも絶望的な国ですから、評論家も読者も徹底的に感覚が麻痺しているのかなー。

  貧乏な人が「世の中が救ってくれだろう!!」なんてクソみたいな幻想を持ってはいけない。そんなことは実現不能なのは明らか。自力で這い上がって世間一般で金持ちと言われる水準にまでならないと、生きる価値のまったくない国が日本です(だからアストンマーティン買うまで頑張れ)。庶民の感覚なんてこれっぽっちも共有していないリーダー同士が同類を集めて『派閥』を作って国政を議論しているんですから、『NISA』とか『ふるさと減税』とか金持ちにしか意味がない政策ばかりが次々と実現するんです。発言・行動からも苦労知らず?にしか見えない『浅い』リーダーどもが、プーチンやトランプと渡り合えるのかい。

  ちょっと物騒な話をすると、昭和初期の政治もすでにこんな状況だったようですが、当時は『血盟団』という浄化組織がありましたし、悪い奴は殺されるという今よりも『信賞必罰』な時代だったようですね。さすがに現代の政治家もこのままだと殺されるリスクが高まることくらいはわかっているようで、いよいよ「テロ等準備罪」を成立させましたねー。こんなクソブログでテロ行為を正当化するだけでも、逮捕とかされそうで怖いですなー(私はテロには反対です!!私は政治家を殺したりはしません!!)。

  話を元に戻すと、要は日本市場でのクルマ選びで重要なのは、「いいクルマ」ばかりの中から「究極のクルマ」を探すという作業です。メーカーが持てる力の全てを注ぎ込んで作っているクルマじゃないと相対的に「浮上」できない。今売れているC-HRがそれに該当するモデルなのか!?トヨタのPRや国沢さんを筆頭としたカーメディアの大応援にややごまかされてますけど、このクルマはそもそもユニットがハマってない(と私は感じました)。「画竜点睛」っていうんですかね、これじゃダメじゃないっすか? プリウスのハイブリッドとオーリスのターボをそのまま流用するのが悪いというのではなくて、このクルマにロータスに提供している1.8Lスーパーチャージャー(220ps)を載せたグレードを作って、『トヨタは目一杯頑張りました!!』っていうならもっと素直に納得できるのですが・・・。

  ひどいこと言ってしまうと、ドイツ車の安いグレードなんて大体このジレンマにハマりますね。もうわざとダメなグレードを作っているとしか思えないです。523i、523d、318i、E200、C180、A180、CLA180、GLA180、ゴルフ(GTI、R以外の全グレード)、ポロ(GTI以外の全グレード)などなど。ポルシェは例外としてもその他はほぼ全滅です。

  やっぱりある程度のまともな『定義』が必要ですよ。前回も書きましたが、2ペダルでいいクルマを買うならフラッグシップセダンを選べ!!だけど、リストアップしたモデル以外はどーも気合が入ってないからダメ!!これ以外の小型モデルは原則3ペダルを楽しむクルマとして位置付けましょう!!・・・つーことで、人生に必要なのは「4輪DWBの2ペダル」もしくは「MT車」。もうこれだけ!!迷う必要なし!!・・・だけど少しだけ例外もありますよ!!(もちろんファミリーカーはまた別ですよ!!)

①VWゴルフGTI・・・このクルマは2ペダルでもよくまとまっていてOK!!
②BMW420iグランクーペMスポ・・・F30系の弱点をことごとく克服した執念に感服。
③BMW320iグランツーリスモMスポ・・・アイディアの勝利!!個人的にはファミリー枠
④アコードHV・・・ストラットだけど他の部分がよく磨かれていて無視できない。
⑤アテンザ・・・MTもあるけど、やっぱりATで乗るべき。他のパラメータも優秀。

まだ他にもあるかもしれないけど、この5台は文句ナシに「例外」適用!!どれもメーカーの意地がはっきりと感じられる「気持ちの良い」モデルです。ただし日本とドイツのメーカーならまだまだいいモデルが作れると思うんですよね・・・。カーメディアとオッサンユーザーがどっちもリタイアしたら、もっといいクルマできるんじゃないですか? もちろんオッサン達にも意見を言う権利は当然にあります!!しかしそこに「明確なミス」が存在すると思ったならば遠慮せずにどんどん叩くことが大事で、議論自体がもっともっと深まって「素晴らしいクルマの定義」がもっと明確になり、ユーザーが買うべきクルマを不必要に迷うことが少なくなればいいですが・・・。


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↓このメーカーはMTだけが取り柄なの!?
  

2017年5月17日水曜日

本当にいいクルマをガチで線引きすると・・・高級セダン編。

  クルマとはあくまで道具でしかないので、本来はそれぞれのユーザーの用途に合ってさえいればそれでいいものです。台所の間取りに合わせて冷蔵庫の大きさを決めるように、駐車場や近所の道幅に合ったサイズのクルマを選べばそれでいいんじゃないですかね。それでも「いいクルマが欲しいという欲望」はなかなか捨てきれないもので、自分の選んだクルマがいかにいいクルマであるかを誇示するためにブログで書いてみたり、どっかの掲示板に出没して愛車の評価を気にするなどなど・・・病的な行動が見られます。

  そんな「アホー」は放っておけばいい!!とも思うのですけども、国内外の自動車メーカーのやり方もひどいなー・・・ユーザーにはわからないレベルでコストダウンを盛り込んでみたりといったことがやっぱり多いですし、グレードやプラットホームを曖昧にするなどユーザーを煙に巻くようなクルマ作りにもやや疑問を感じるので、独断と偏見で「いいクルマ」「価値あるクルマ」というのを強引に認定してみたいと思います。納得いく結論が出せればいいですが・・・あまり自信はないです。

  まず世界基準を構築する高級車といえば・・・なんだかんだいっても日本の誇る名シリーズの「クラウン」だと思います。セダンというスタンダードなボデータイプを六十年かけて『工芸品』の域に達した!!とトヨタも自画自賛していますが、それだけの年月を通じて市場に支持されてきて、途切れることなく後継モデルを産んできたという事実だけでも『只者ではない』ことがわかります。実際に乗ってみると、やはりこれはレベルが違いますね!!・・・とりあえず感動できる。別にトヨタにヨイショする訳ではないですけども、このクルマに乗って「褒め言葉」よりも「批判」が先に出てくる評論家はちょっと胡散臭いと思っています。

  日本人の繊細な神経が極上の乗り心地を作ってきた!!これ輸入車に乗るたびに思うんですよ。確かにBMWなんかに試乗するとエンジンのストローク感などには感心しますけど、結構あからさまに欠点が露呈することが当たり前です。日本の上級モデルでは絶対に起こらないことが平気で起こる。ロードノイズがうるさいとか、ミッションが雑だとか、足回りから変にキーキーと音がするとか、右ハンドル車だと左足のスペースが圧迫されているとか、キックダウンした時のシャクリがひどいとか・・・。

  クラウン基準で輸入車を見ると、ちょっとかわいそうなくらいです。トヨタが縦置きATミッションを使い始めたのはずっと前からですけど、他のFRの輸入車は最近出てきたような縦置きミッションを使っている訳で、その洗練度からしてすでにかなりの差があります。輸入車はとりあえずクラウンに勝ちたかったらアイシンAWからミッションを調達しなければダメかも。それくらいに絶望的な差があります。

  島下泰久さんというライターがおりまして、この人はどうもクラウンに対して特に手厳しい意見をお持ちのようです。毎年年末に発売される「間違いだらけのクルマ選び」では調子に乗ってクラウンをボロクソに書いています。この人は大丈夫なのか!?と心配していたところ、徳大寺さんから引き継いだこのシリーズはどうやら売り上げが激減しているんだとか。クラウンのプロモーション戦略が全くセンス無い!!とか偉そうに書く前に本の内容自体がつまんねーんだよ!!(嘘です!!これからも続けてください)

  クラウンには他にもネタがあって超有名な辛口批評家が、目隠ししてクラウンHVの助手席に乗せられて、クルマの車種を当てるというチャレンジをしたところ、頭に浮かんだモデルは欧州車かマツダだった・・・そんなお粗末な結果になりました。10年前だったらどうやったらクラウンと輸入車&マツダを間違えるか?と思うのですが、現行モデルに関してはさ・・・沢村さんが間違えるのも無理ないですね。輸入車&マツダの個性がかなり弱まっていて、トヨタとの差を感じにくくなりました。この現状では運転しているならともかく、助手席で判断するのは相当に難しいと思います。本当につまらないこと言いますけど、「クラウンが正義だったのかー」・・・と思いますね。

  高級セダンの販売台数はラグジュアリーSUVに圧迫されていて伸び悩みが顕著です。日本では新車に1000万円とか払わなくても、300万円くらいでSクラス、シーマ、レクサスLSの中古車がたくさんあるので、これじゃあEクラスも5シリーズも新型にしたところで、なかなか売れない。せいぜい既存ユーザーに乗り換えを進めるための定期的なイベントになってしまっているようです。Eクラスも5シリーズもそれぞれDMが1〜2回来ただけでした。乗った感想はどちらも走りというよりは他の部分が魅力的なクルマになってますね。ただし商品力は確実に上がっています。どちらも先代は絶対無しでしたけど、現行は知り合いに相談されたらオススメしたいくらいです。私の先入観があるのかもしれないですが、クラウンに近くなったよなー。

  ちょっと整理すると、
①クラウンは元々優れた商品力 
②なぜかカーメディアでは批判が多い 
③プロライターの力量を持っても明確な瑕疵は見抜けない 
④世界の高級セダンはクラウンに近くなっている 

  さらに付け加えてると、現行のEクラス、先代の5シリーズになってこの両モデルはクラウンと同等のサスペンションを持つようになった(前DWB/後マルチリンク)。ミッションもトヨタ(アイシンAW)の縦置き用の質感に近いものへとアップデートしています(メルセデスは自社製、BMWはZF)。・・・なんでクラウンやフーガ(セドリック/グロリア後継)が、日本的なセダンとしてガラパゴス的に進化してきた仕様に、ドイツの世界的に有名なブランドの『顔』的モデルが寄せていくのか?

  「高級車を量販する」というやや矛盾した経営を行う
トヨタ(レクサス)・・・クラウン/マークX/レクサスLS/GS/IS/LC/RC
日産(インフィニティ)・・・シーマ/フーガ/スカイライン
メルセデス・・・Sクラス/Eクラス/Cクラス
BMW・・・7er/6er/5er
アウディ・・・A4/5/6/7/8
プジョー・・・508GT
ホンダ・・・レジェンド
キャデラック・・・CT6
マセラティ・・・ギブリ/クワトロポルテ
ジャガー・・・XJ/XF/XE
ポルシェ・・・パナメーラ

  これが日本で量販・市販される「高級セダン」に分類できるモデルの全てです。この中でホンダ、アウディ、プジョー以外は全て「クラウン型」に収束しています。『多様性』という意味では、かなり危機的な状況かもしれません。ホンダにするか、アウディにするか、プジョーにするか、クラウン型にするかの『4択』です。個人的には3ペダル(MT)に乗るという理由が無い限りは、このリストにあるクルマを選ぶべきだと思います。これ以外のモデルはフィットだろうがBMW3シリーズであろうが、基本的には程度の差こそあれ「低コスト車」という意味では同じようなものです。ただし・・・その低コストな設計の中でも、MTとは別の価値を持ったクルマもボチボチ出て来ました。次回はそれについて書きたいと思います。

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