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200万円台のクルマ第5位・・・ジープ・レネゲード

  申し訳ないですが「ノミネート21台」の段階で候補から漏れてました!!!フィアット500Xと基本設計が同じだから「省いた」というわけではなく、最初から完全に忘れてました・・・。去年(2015年)はジープブランドが日本で再び浮上を見せた1年でした。とはいっても月300台から800台くらいまで増えた程度で、やっと先行するミニやボルボの背中が見えてきたところです。   勢いがついてきたジープ・ブランドで最も新しいモデルがこの「レネゲード」です。最初に言っておくとイタリア製です。基本設計はフィアット主導で行われたようで、「本物志向」の人にはちょっと気になる点ではあると思います。「そんなグローバル戦略車なんて興味がない!」と言われてしまうとそれまでですが・・・。わざわざイタリア人が作ったアメ車を買うなんて意味不明!・・・まあおっしゃる通りなんですけども、アメリカを代表するフォード・マスタングを作ったのもリー・アイアコッカというイタリア系アメリカ人ですし・・・、この人はジープの親会社クライスラーの会長を歴任した稀代のカーガイです。イタリアとアメリカのコラボを「ナンセンス」とするか「ロマンがある」とするかはユーザー次第だと思います。   ジープ・ブランドが所属しているフィアット・クライスラー・グループ(FCA)の「スタンダードモジュラーユニット」としてブランド横断的に使われるようになった1.4L直4ターボは、さまざまなチューンがあって、ジープ・レネゲードのベースグレード(1400kg)に使われるのは、140ps/23.5kg・mとなっています。一方でアバルト500/595(1100kg前後)で使われるものは、同じ排気量のエンジンでもハイチューン版だと160ps/21kg・m、標準では135ps/18.4kg・mとなっていて、クルマの特徴に合わせて最大馬力と最大トルクを適正化しているようです。このエンジンはマツダ・ロードスターのフィアット版(1100kg前後)にも搭載されるようですが、スペックに注目したいところです(初めてFR用に縦置きされるそうです)。   「自動車をマジメに作る」ことの判断材料として、やはりエンジンは重要なポイントになりますね。とはいってもトヨタやホンダは「熱効率」、BMWやスバルは「ミッションとの協調制御」、マツダは「圧縮比の限界を越える」、スズ