2014年4月24日木曜日

メルセデスもBMWもたくさんの「奴隷」を欲している!

  欧州のCO2排出基準にはメーカー向けの罰金制度があります。これはブランドが販売したクルマのCO2排出量の平均が基準値を上回った場合に超過分1gごとに所定の罰金が定められているというものです。ご存知のようにメルセデスやBMWといったプレミアムブランドの頂点には、この基準値をラクラク越えてしまう12気筒エンジンを積んだモデルがラインナップされています。もちろん日本でも買えます。

  しかしメルセデスもBMWも自ブランドの象徴ともいえる12気筒モデルをラインナップし続けるためには、その分基準を下回るクルマをたくさん売らなければ罰金を請求されてしまいます。そこで考えられた画期的な発明品がメルセデスの新型Aクラスであり、BMWの新型3気筒エンジンだったりするわけです。そして両ブランドで採用され、もの凄い勢いで6気筒エンジンを置き換えていった「4気筒ターボモデル」化の真相はまさにこのCO2排出基準クリアの為です。

  制度に欠陥があるのか、メーカーのやり方に問題があるのかはわかりませんが、一部のセレブ用途の超高級車のために、「無知蒙昧な小金持ち」が喰いものにされているわけです。そのことに何ら同情の気持ちが湧いたりはしませんが、東アジア各国が馬鹿みたいに「奴隷専用車」をたくさん買ってくれる!とドイツ人が高笑いしているのを想像するのは日本人としてあまり気分がいいものではありません。出来る事なら「日本はアルピナしか買いませんから、BMWジャパンはお引き取りください!」くらいのことをみんなで大合唱したみせるくらいの気概があっても良いのではないでしょうか?

  日本人のメルセデスとBMWユーザーの何%が「奴隷専用車」ユーザーなんでしょうか? 2013年の日本でのメルセデス販売はレクサスを追い抜いてプレミアムブランドのトップに立ちましたが、その約4割がA・B・CLAだったようです。さらにC・Eのかなりの割合がこれに該当しますので、最終的にはブランド全体で8割以上に達するようです。メルセデスはさらなる「奴隷」を求めてGLAやCLAシューティングブレイクなど次々と手を変え品を変えで、東アジアに「CO2植民地」を作ろうと画策しています。

  もちろん乗っている本人達が納得のいく価格でメルセデスやBMWを買える喜びに浸って満足してくれるならいいのですけど・・・、とても満足というレベルじゃないケースが多いみたいです。一般的なパターンとしては購入当初はブランドのマジックで特に不満も感じないでしょうけど、2年もすればフェイスリフトが行われて、そのとたんに不満が噴出して下取りが下がりますよと無責任なことをディーラーに言われて買い換えを催促されて怒り心頭なようです。せっかくブランドに貢献してくれた「奴隷」さんなのだからもっと丁重に扱ってあげれば良いのに・・・。

  もう行政が悪いんだとばかりに逆切れして、BMWはヴィッツをメルセデスはマーチをそれぞれ提携日本メーカーから調達してバッジを付けて80万円くらいで投げ売りすればいいんじゃないですか? 「奴隷候補のようなバカ相手が一番儲かる!」なんて発想はないと思いますが、本心を隠して400万円くらいするクルマを詐欺まがいに売るブランドなんてどうしても好きになれないのですが・・・。


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