2021年10月8日金曜日

FFのSUVはダサいのか!?

 

どっちを買うべきなのか!?

クルマ初心者にとって非常にわかりづらいのが「2WDとAWD」それぞれの特性。そりゃいくら免許取り立ての初心者だって2WDの方が機敏なハンドリングで楽しいとか、AWDの方が雨天時のスムーズな加速にアドバンテージがあることぐらいは余裕で体感でわかる。よくレビューなどで2WDとAWDは、乾いたフラットな路面ではほぼ判別不能とか書いてあるけど、乗り比べればすぐわかる。加速のタイミングが明らかに違うし、とりあえずAWDは曲がりにくい。



メーカーの方針もバラバラ

そもそも同じ車種に2WDとAWDを共存させる意味がよくわからない。経営合理化という意味で商用車やインフラ的なコンパクトカーや軽自動車であるならば仕向け地別の一環だとわかるけども、クルマのブログを書いちゃってる私のような人が興味津々になるようなクルマは、大きく印象が変わってしまう駆動方式が共存することは、開発者が描いた青写真の純度に悪い影響を及ぼすのではないか!?という気がしてしまう。ドライビングを売りにするモデルは、ある程度は徹底して2WDとAWDを分けるべきじゃないか!?スバル、ホンダ、プジョーなどの優良メーカーはその辺がよくわかっている。もちろんフェラーリやランボルギーニも。



フラッグシップなのに・・・

同一モデルに2WDとAWDを混在させちゃっているヤバいメーカーの代表格が・・・ポルシェとMAZDAってのが面白い。しかもどちらも看板モデルでやっている。走らせたら繊細な仕上がりのフィールでユーザーを喜ばせてくれることにかけては超一流のこの2メーカーが、根本的なところでズボラなところを見せている!? もちろんロードスターや718ボクスター、ケイマンといったピュアRWDマシンには、AWDなど存在しない。そしてマカンやカイエンはパートタイムとはいえ全グレードAWDである。911とパナメーラ、そしてMAZDAのロードスター以外の全モデルには2WDとAWDが併売されている。



BMWは合理的な使い分け

BMW1シリーズのように高性能エンジンを搭載し、FFでは危険過ぎる場合にAWDが投入されるというならまだ納得できる。通常の1シリーズと、M135は別のモデルと言っていいくらいに補強もされているから、2WDとAWDを別のモデルとして仕上げていると言える。日本向けのX1はことごとくディーゼル&AWDに統一された様子。1シリーズもX1も中国市場で大人気のBMW車ということで日本ではちょいと敬遠されているようだけど、価格(BMWにしては)、サイズ、スペックいずれも日本市場に非常に合ったクルマだと思うので残念なことだ。



3シリーズはこれで良いのか!?

同じくBMW3シリーズもトルクが大きいディーゼルモデルと直6ガソリンターボのM340iはAWDであり、それ以外に「無印」3シリーズは2WDで、これもはっきりとモデルを作り分けている。かつては日本市場で熱烈に支持された3シリーズだけど、先代モデルでディーゼルが主流になり、現行モデルでディーゼルは全てAWDに変わってしまった。免許取り立ての若者が思いっきり背伸びして買うこともあるクルマ(若いから買えるクルマ)であり、まだE90世代(2世代前)のようなヤンチャで「駆け抜ける喜び」的なモデルのままであった方が良かったのかもしれない。



偏見では!?

「SUVなのに2WDのモデルが多くなっている」というカーメディアの記事を見た。それによると「FFのSUVはダサい」という声があるらしい。SUVをファッションとして選んでいる人々からみれば「FFかAWDか」はかなり重大な問題らしい。AWDの方がいくらか価格が高めだから、FF=安物と考えてしまうのだろうか。それともFFのSUVで本格オフロードに参戦してしまう勘違いな人々を揶揄してしまうのだろうか。そもそもSUVに本格的もクソもない。自転車で例えるなら「マウンテンバイク風のママチャリ」に過ぎない。SUVとは荒れ放題の日本の辺境道路をトラブルなく走るために最低地上高を確保したいユーザーが必要に迫られて買うクルマだ。



AWDなら〇〇で、FFなら〇〇

スバルはほとんどの上級モデルはAWDのみの設定。それに対してホンダはシビックやインサイトはFFのみの販売。どちらも自社の製品のストロングポイントを考えての設定なので、AWDを買うならスバル、FFを買うならホンダという簡単な判断はできる。AWD車を基本的には作らないフランスメーカーもFF車を選ぶには良いかもしれない。AWD車の設定こそあるが、選ぶとびっくりするくらいに割高になるアウディの下位モデル、VW、ボルボは、価格が示しているように外部サプライヤーのAWDシステムをポン付しており、積極的に買えるシロモノではない。ほぼ全モデルがAWD化され本体価格も500万円を超えているX1もやはりかなりのAWD料金が含まれている。メルセデスやBMWも外部サプライヤーを使ったAWDを展開しているから、あまり選びたくはない。



両方作る意味

スバル以外でAWDを買うとしたら、AWDをほぼ全てのグレードに用意して売りたがるMAZDA、そして強靭な走りを追い求めるためにAWD開発に余念がないポルシェってことになる。2WDのハンドリングも凄いけど、AWDの「自社開発」技術のレベルの高さも見せつけたいMAZDAとポルシェ。どちらも質実剛健な価格設定であり、長年ブレずに開発を続けてきた姿勢を鑑みても、満足できるクルマなんじゃないかな!?と初心者ながらに思ってしまう。MAZDAやポルシェから2WDとAWDを1台ずつの2台持ちならば、もうこれ以上は何もいらない!!って気分になれるはず・・・・。



スバルが・・・

いやちょっと待った!!MAZDA&ポルシェを追いかけて、スバルさんが良いクルマを出してきた。AWDモデルの完成度はもちろんのことだけど、BRZが新しいNAショートストロークのボクサーエンジンを搭載して登場。初代BRZはポルシェ・ケイマンをターゲットに開発されたらしいが、2代目BRZはやや迷走気味の718ケイマンを超えるピュアスポーツ設計となって登場。ポルシェも欧州での事情が許せばNAボクサーを大々的に復活させるのだろうけど、まだまだ緩い日本&アメリカ市場がメインのスバルが、トヨタの強烈なアシストもあってポルシェに先んじた格好に。スバルでRWD車を買うのはなんか変な感覚ではあるけど、ここまで作りこまれたらもう無視できない。





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