2014年5月15日木曜日

「無知」以外でドイツ車を好んで買う理由って何?

  別に嫌みを言いたいわけじゃないんですが、どの評論家の文章を読んでも不思議とドイツメーカー車が欲しいとは思わせてくれないですよね。毎月ほぼ全誌を購入して読んでいての率直な感想です。「Car and Driver」は使い勝手を優先して書いてくれますが、日本で日常的に使うという用途にドイツ車を持ち込もうという発想がそもそも大間違えで、日本車で言えば普通のレベルでしかないのに無理に称賛しようとしている苦しさを感じてしまいます。まだイタリア・フランス・イギリスの小型車に関しては納得できるものもありますが、ドイツ車のミニサイズは、三菱やスズキをM&Aでパクって乗りにくく作り変えたものなので、日本の評論家もまともに相手にしないですから・・・。

  「Auto Car」になるともっと辛辣で、英国人ライターがケチョンケチョンにしてます。スポーティなモデルが得意な同誌の看板企画が、同クラスのモデルを徹底比較して順位付けをするというものなのですが、ゴルフGTi、メルセデスA45AMGなど評判のドイツ車がことごとくフォード、プジョー、ルノーの下に置かれています。そしてダメ押しのように「古臭い」「つまらない」といった文句が並びます。

  「CG」の日本人ライター達も最近のドイツ車に関しては、直接的なコメントを避ける傾向にあります。「まあいいんじゃないの・・・」っていうニュアンスがぷんぷん伝わってきて、もっと良い点を教えてくれ!と言いたくなります。ドイツ車の場合は基本がレベルが高いから、特に褒めなくても良いにきまってる? そんなことはないですよ!「デザイン」「内装の質感」「静音性」「エンジンの気持ち良さ」「燃費」「ハンドリング」「ステアリングフィール」「ブレーキフィール」・・・これ全部といっていいほど日本車の方がレベル高いです。それぞれトップを取っているのはすべて日本車ですし、同じクラスの独車と日本車をくらべれば、確実に日本車が上回ります。そして同じ価格帯で比べたならば、もはや「論外」というくらいの差が付いています。

  「Motor Fan イラストレーティッド」でもドイツ車の評価は毎回のように散々です。世界の優秀なパワートレーンを紹介する企画でも、なぜかドイツメーカーからはなかなか選ばれません。小排気量でターボ付けて、燃費を伸ばすために気筒休止やアクセルフィールを犠牲にした某ドイツメーカーのエンジンが出て来たくらいです。欧州全体を見てもエンジン開発能力は相当に低くなっていると言わざるを得ません。もはや日本メーカーやフォードに勝つ!という気概はどのドイツメーカーにも見られません。

  「ダサい」「うるさい」「安っぽい」といえば昔は日本車を貶めて使う言葉だったようですが、今では完全にドイツ車の方がこれに当てはまるんじゃないでしょうか? 500万円もするクルマにはとても見えないBMWの内装は「時代遅れ」であり「センスが無い」です。600万円をクルマにかけるなら黙ってレクサスか日産を買っておけば良いんじゃないですか? 800万円のポルシェにしたって同じことが言えます。いかにも本気を出していない感じがありありの作りです。ブランドの人気にあぐらをかいてこれまではどうにかなっていましたが、「カイエン」「ケイマン」「ボクスター」と完全にメッキが剥がれてきてます。トヨタがMR-Sのようなボディにクラウン用のV6を乗せれば「ボクスター」もどきなんて簡単に作れますけど、日本メーカーはそんな「安っぽい」ことはしません。

  私はドイツメーカーが大好きです。しかし現行モデルで欲しいと思えるモデルはわずかで、しかも1000万円を軽く超えるモデルばかりです。数千万円という単位でお金が余って仕方がなかったら、アルピナB5を買うかもしれませんが、それ以外でドイツ車を選ぶ理由なんて無いんじゃないでしょうか?


リンク
最新投稿まとめブログ

↓唯一の例外を発見!
 

0 件のコメント:

コメントを投稿