2019年6月11日火曜日

輸入車(ドイツ車)はゴミではない!!





  「輸入車はオススメできない」とか言わないでー
ニューモデルマガジンXで連載を持つ祓川隆一というライターが、昨年末あたりから事あるごとに輸入車をゴミ扱いしている。本業が中古車ディーラーだけあって、ネタには事欠かないのだろうけどさ、そんなに具体的にあーだこーだ書いて「脅迫」したらドイツ車が本当に売れなっちゃったらどーするんだ!?日本の自動車ユーザーがだんだん「趣味性」を求めなくなっている時代にドイツメーカーが全滅したらどーなるか想像できていないのでは!?自分の首を絞めてないですか!?



ドイツ車の隠れた素晴らしい機能
とりあえずこのブログを読んでくれている人には、輸入車は安心して買えるものだ!!と伝えたい(全く責任を取る気はないけど)。試乗してもらえばわかるけど、ドイツ車には今の日本社会が抱える問題を解決するために、日本車にはない「素晴らしい!!」魅力的な機能が備わっている。高齢者によるペダルの踏み間違いの事故が連日のように報道されているけど、事故を起こす車両は日本車ばかりだ。もっとも日本を走る90%は日本車なのだから当たり前と思うかもしれないが、日本メーカーが多く使っているトルク増幅機能を持つCVT車は結構危険だと思う。個人的には全く購入対象にはならないので基本的にはレンタカーでの経験がほとんどだが、あれはクルマの加速感覚が掴みにくい。


日本車は性能が良すぎる(悪い意味で)
同じようにトヨタやマツダが使うトルコンATもCVT由来のトルク増幅機構が組み込まれているので注意が必要だ。とにかく日本車のCVTやトルコンATは「キックダウン」の性能が良すぎる。軽自動車でさえもスムーズな加速で印象を良くしようとするインセンティブが働きすぎている。もともと車体を軽く作る技術に長けている上に、不足を感じさせないだけのユニットを積む。山岳地域を抱える日本市場なので登坂走行を考えたクルマ作りは仕方ないことかもしれない。さらにハイブリッド率は年々上がっているので多くのモデルは初期トルクもモーターパワーでしっかり出る。それに対して輸入車の中にはボデーが重すぎて動きがしんどい・・・みたいなモデルがあったりする。メルセデスやBMWでもグレードによっては「怠い」と感じるクルマを平気で作る。



欧州車のミッションは素晴らしい!!
もちろんドイツメーカー車にはハイパワーを売りにしたグレードが多数ある。しかし制御はそれほど大変ではない。日本メーカー車と違って欧州車の自動変速ミッションは、始動のタイミングでクラッチのつながりが極端に悪いので、マニュアル車を発進させるくらいのノロノロしたタイミングで動き出す。MT比率が今もとても高い欧州市場ではそれくらいのタイミングの方が都合がいいのだろう。それに対して99%が自動変速になっている日本市場では、前を走っているBMWがノロノロと発進してうっとおしいと思ったことは何度もあるだろう。しかし事故防止の観点から、欧州メーカーのタイミングでの発進の方が安全性は高いのかもしれない。


日本車のミッションがオカシイのだ!!
BMWを試すとわかるが、縦置きエンジン用のZF「8HP」よりも、横置きエンジン用のアイシンAW「AWF8F45」の方がクラッチの性能は上で出足がよい。しかしこの日本式の出足は危険と考えたBMWは横置きエンジン用のミッションをゲトラグ「6DCT250」「6DCT450」に変えた。シェフラーがライセンスを持つ「乾式クラッチ」に変わりつながりは悪くなったが、タイミングは欧州式に回帰した。「木を見て森を見ず」な日本車好き(輸入車嫌い)な連中からは、「ゴミクズ」ミッションを蔑まれるかもしれないが、そもそも欧州車は開発段階でヘビーなストップ&ゴーを想定していない。クルマ社会には全くそぐわない過密過ぎる日本の都市環境に対し、無理に合わせるためにオーバースペック気味の「怠くない」ミッションを作ることにばかり集中している日本メーカーの方が世界から見ればヘンなことをやっているのかもしれない。


マツダの落とし穴
そんな「エキセントリック」な日本市場から成長を遂げているマツダのミッションは確かに高性能だと思う。自社開発で丁寧に作っているから、メルセデスやBMWよりもストレスはとても少なく、いかにも日本製品らしいフィールにこだわったミッションを作っている。ヘビートラフィックな日本市場だからこそ、衝突安全性能にもこだわっていてこれもメルセデスやBMWより高い評価を日米欧のNCAPから得ている。日本市場では静粛性に対する要求が多いので、これまたメルセデス、BWMを大きく引き離して静かなクルマを作っている。ディーゼルエンジンも完成度が非常に高い。・・・しかしそれだけの努力を1台に盛り込んでしまえば、性能上昇に伴うコスト増がそのまま価格に響くので、メーカーとユーザーの関係は狙ったほどwin-winにはならないかもしれない。


償却力抜群の新型3シリーズ!!
それに引き換え、先代モデルでも使っていて開発費の焼却がとっくに済んでいる「B48」ユニットをそのまま搭載して発売した新型3シリーズならば、顧客の要望に応えていくらでも値引きが効くだろう。MINIから5シリーズまで縦置き。横置き構わず使い倒す「B48」ユニットは今のBMWの生命線だ。この「フリー」なエンジンがあるからこそ、日米欧中だけでなく東南アジアや南アメリカなどの新興市場にも入っていける。日本のユーザーも北米価格(35000ドル)を下回る価格で新古車が手に入る日がすぐやってくるだろう。同じ価格でマツダ車を買うよりも幸せ!!って人は結構多いのでは!?





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