トヨタ86は正しかった!
いまや完全に日本の景色の一部になった大人気のトヨタ86です。発売当初は結構厳しい意見も多かったようですが、この1年半で作ったトヨタと選んだオーナー様が完全に正しかったことが証明されました。このクルマが1年後にしっかりと成功を収めると確信して、300万円を賭けたギャンブルに勝った気分じゃないでしょうか。
クルマの新車価格なんてあって無いようなもので、それを決定するメーカーの仕事は、イギリスで有名なブックメーカーのようなものかもしれません。そのクルマの将来に渡る人気を予測して“オッズ”を付けるわけです。86に付けられた“倍率”による価格は・・・およそ300万円というわけです。
そして300万円分以上は間違いなく楽しめると感じた人々の中からオーナーが生まれるのでしょうが、改めて300万円はやはり安いなと感じてしまいます。発売1年半後の今となってスペシャリティカーの中で不動の地位を確立したことを考えると、発売当初よりも余計に安く感じるかもしれません。
実際にトヨタでお買い得と言われている他のクルマと比べても遜色ないレベルです。トヨタの”お買い得番長”と言えば300万円でV6車が買えるマークXが真っ先に浮かびます。最近ではG’sが密かに人気のようで、街中でも見かける機会が徐々に増えています。カムリを見にトヨペットに行ったら、イマイチ個性が感じられずに、このマークX G’sご成約という人も案外多いのではないでしょうか。V6でFRでデザインも良好で3シリーズやCクラスよりもきっちり安いのはお金持っている人にはお買い得に感じるはずです。
乗り出しで400万円のマークX G’sに対してさらに100万円も安いのに、外装デザインもしっかり作り込まれているトヨタ86は、コンセプトやサイズに満足できれば確実にお買い得です。そして86じゃなくてマークXじゃなきゃダメという特殊な事情を持った人は今は少数派と言えるかもしれません。86は今後も日本車を代表する存在として勢力を増していきそうです。
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