2019年7月15日月曜日

メルセデス & BMW をなんとも思わない世代・・・






憧れ
昔はバナナが高級品だったらしい・・・大正生まれの祖父が晩年にバナナを「しみじみ」した顔で食べていた。それに対して昭和生まれの私は、毎朝の栄養補給用にダイニングテーブルにほっぽり出していて、しばしば食べ忘れて腐らせている。なんだかとても罰当たりな気がしてゴミ箱に放る時にふと祖父の顔が浮かぶ。そういえば、家にいながら食するもので、毎度毎度に「しみじみ」と味わうものってなんかあったっけな!?ハーゲンダッツのバニラに「宮城峡」を注いで食べるのが好きだけど、どちらも家にスペアをストックしているものなので、あまり「一期一会」の有り難みが湧いてこない。飽食は無意識のうちに多くの幸せを奪っていくようだ・・・。


メルセデスが持つ意味
還暦を超えてもなお、お元気そうなドライビングを見せる清水和夫さんが、どっかの対談記事で「メルセデスGLA」を買ったことを嬉しそうに話していた。文面からも憧れのメルセデスに対する「しみじみ」感がひしひしと伝わってくる。今まで色々なクルマに乗ってきたであろう大御所ライターが、今になって改めてメルセデスGLA180にこれだけ執心できるのか!?が率直な驚きだが、これこそが「じーちゃんのバナナ」なんだろうか!?と思う。ベンツとかビーエムとか全然興味がない・・・と言ってしまう若い世代は、あまりにも物質的に満たされた世界(ホンダやMAZDAが当たり前)を生きてきたゆえに、GLA180を前に「しみじみ」なんてことは到底に無理だ・・・。


10年後の輸入車ブランド
今の50歳以上の人々が次々と引退していくことになる10年後には日本市場ではかなりの確率でメルセデスやBMWは撤退しているだろう。ランボルギーニやアストンマーティンならば、若い世代にもそのブランド価値はわかるから喜んで買う層はさらに増えるかもしれない(現在増殖中)。しかしジャガー、アルファロメオ、アウディ、ボルボなどは現段階ですでに日本市場で存続していくのはかなり厳しい状況なので、今後によっぽどの革新でもない限りはメルセデスやビーエムよりも前に撤退!? しかし輸入車すべてがなくなるわけではなく、フォルクスワーゲン、プジョー、ルノー、シープなどは日本車とそれほど変わらない価格設定なのでしぶとく生き残れるだろう。


若い世代がメルセデスを買わない理由
清水和夫さんのようなメルセデスのボトムに近いモデルであっても「しみじみ」と感じ入ってくれる世代がいなくなれば、輸入車プレミアムブランドのビジネスは成り立たなくなる。2019年現在でもすでにベンツもビーエムも正念場を迎えている。50歳、60歳の「しみじみ」の力によって膨らんでいただけの価格設定(日本価格)は、世代によって受け取り方が違う。時計やファッションも同じことが言えるけど、上の世代と違って「しみじみ」のバイアスがかからない若い世代が無理して買うなんてちょっと愚かしいことだ・・・。どの世代にも「しみじみ」の力を持たないのに、2005年から突如として日本で販売を開始したレクサスは、セレブ感を演出したディーラーサービスで必死に顧客をかき集めていた。タワマンが売れる日本なのだから、まあ「記号的」なブランディングは好きだろうが・・・。


ユーザーのイメージが大事だ
2030年にベンツとビーエムが日本から撤退(アウディはもっと前にギブアップ)!?ただしAMG、マイバッハ、アルピナ、Mは残るかもしれない。10年後のユーザーは果たしてどんなブランドのクルマに「しみじみ」を感じるのだろうか!? 1000万円を下回るくらいの価格に収まったランボルギーニやアストンマーティンのミドルSUVがベンツやメルセデスのユーザーを取り込む!?ただしそれぞれアウディとメルセデスのOEM車なんだろうけど。清水和夫さんが三菱シャシーのメルセデスGLAに「しみじみ」しているのだから、10年後のユーザーもランボルギーニブランドのアウディQ5に「しみじみ」?


MAZDAの10年後
これからのプレミアムブランドを目指しているMAZDAも、あと10年くらい世界のトップで輝き続けることができれば、10年後のユーザーが防府工場製の日本最高峰のブランドに「クラクラ」して「しみじみ」しているかもしれない。MAZDAなんて絶対に買わない!!と言っている高齢者は次々とリタイアして軽自動車市場へ転向していくので、今のMAZDA3に浴びせられているただただ鬱陶しいだけの国沢レビューやヤフコメ(でしか発言する場がないオッサン)の罵声も、これからのMAZDAの新型モデルが出るたびにボリュームは下がっていくだろう。日本の伝統!?ってのは嫌な話だけども、70年代80年代のホンダも国内での理由のない誹謗中傷に悩まされてきたが、とりあえず今のMAZDAが往時のホンダを彷彿とさせる勢いがあるのだろう(そこまで革新的ではない気がするが)。


日本人は金持ちになる
「高過ぎて買えない!!」という声もだんだん収まって来るだろう。これからの10年で日本人の給料は飛躍的に伸びると思われる。法定の最低時給が1500円。正社員であれば時給換算で2500〜7500円くらいのもらえるのが普通になる(アメリカ並み!?)。ちなみに7500円で週40時間働くとおよそ年収1500万円くらいだろうか。ノルウェー、カタール、シンガポールならこれが国民の平均年収くらいだ。年金不足2000万円の議論が湧いているけども、これからの若い世代が思いっきり稼ぐようになれば、懸念されるマクロ経済スライドが給付を押し下げるのは回避できるどころか、逆に給付額が増える可能性もありそうだ。


選挙なんて意味がない
人件費などどっかの会社が上げ始めたら、否応なしに上がる。ヒュンダイが上げれば、マツダもトヨタも人材確保のために上げるだろう。多少は個人個人の能力に応じた格差は存在するだろうが、社会全体はウェルビーイングの方向へ進んでいくことは間違いない。国政選挙の結果がどうなろうが全く関係ない、安倍晋三さんも山本太郎さんも政治家としてやるべきことは同じだ。利益を吸い上げるだけの日本企業に圧力をかけ、労働分配率を上げる。そしてそれはもはや「待ったなし!!」のところまで来ている。年金不足2000万円の議論は官僚側が財界へ仕掛けた揺さぶりだ。若者は選挙なんて行かなくていい。もはや日本には政策議論をする余裕すらない。すべての根っこは少子高齢化ではなく、労働分配率だ!! MAZDAのようなイノベーティブな企業を増やすことが現実的な成長戦略なのだけど、なぜ引退間際のオッサンがよってたかって批判するんだろう・・・なんの冗談だ!?(だから下の世代にバカにされるんだよ)


胎動
時給2500〜7500円!?何をバカなことを言っている!!と思う人もいるだろうけど、もうすでに賃上げは始まっていて、そのペースはとりあえず池田勇人の時代を超えている。例えば日本の自動車メーカーは1社を除いて営業利益率二桁を常に視野に入れている。スバルもスズキも利益率ならメルセデスやBMWを上回っていて堂々のプレミアムメーカーだ。2010年くらいまでは僅差だったドイツと日本の対外直接投資額も今では決定的な差がついた。PSAやボルボなど欧州ブランド車の装備の変化を見れば納得だろうけど、日系サプライヤーの強さは異常だ。



情報化社会が日本を助ける
日本の有権者の右も左も同じようにウェルビーイングを求めている。唯一の回答は「減税」ではなく「賃上げ」だ。メーカー&サプライヤー、商社、ゼネコン、工機(ファナックなど)がタッグを組んで中国に匹敵する額まで直接対外投資を積み上げている。あとは現場の人間にインセンティブ(賃上げ)を与え、イノベーションができる企業体(MAZDAなど)に株価の後押しと応援(売上)が、どれだけ国民に意思統一ができるかに、日本の運命が委ねられている。最悪の予測通りにオリンピック後から景気が冷え込み、さらなる胸糞悪い年金議論が出て来るようになったら、冷遇されてきた40歳代はもうパンクするしかない・・・しかし楽観論と言われるかもしれないが、日本経済はなんだかんだで良い方向へ進むだろう。情報化社会が一定の修正効果をもたらすようで、主要国の経済は堅調に推移するようになってきた。どっかの高齢国では何も考えない連中が舵取りをした結果30年近く給料が下がり続けたがやっと反動化!?



50歳を超えたオッサンたち・・・
国沢光宏などのレビューやヤフコメで大盛況となっているMAZDA3批判は、まずは外国語に翻訳されることはないから決して足枷にはならない(そもそも読む価値ないし)。これだけ多くの人が日本の将来を案じているというのに、日本経済が好転するきっかけになるかもしれないイノベーションに対してやたらと批判的に振る舞うことで、自分の存在価値を確かめたがっているようだ。言論弾圧は本意ではないが、下の世代から見ればなんとも迷惑な存在でしかない。おそらく自らが属する日本経済の行く末など特段に何も見えてないのだろう(もう引退だからカンケー無い!?)。とりあえず「国沢&ヤフコメ」は端的に50歳を超えたオッサンが日頃から何も考えてないのがよくわかる現象だ。やたら声高に「欲しいクルマがない」と放言することで自己肯定感・安心感を得ることに必死なオッサンの言葉に耳を貸す必要などないし、そもそも人生の先輩に失礼だが、好きなクルマについて熱心に語る(語れる)のが「クルマ好き」ってもんだよ・・・。





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