2013年8月30日金曜日

ポルシェ以外のドイツ車は日本に不要かと・・・

  日本人はドイツ車が好きということになっているらしい。もちろん好きな人もいるだろう。けど敢えて言わせてもらえば、現行のドイツ車は多かれ少なかれそのコンセプトは破綻している。高級車は高級車ではなく、スポーツモデルは決してスポーツカーではなかったりする。ハッキリ言ってメチャクチャだ。本当にクルマが好きな人はヒドいことになっているのがよくわかる。トヨタが同様のクルマを作ったらそれこそ袋叩きにされる。最近ではニューモデルが出る度に、褒めるところがほとんどなくて評論家の皆様の苦労が、読み手にもひしひしと伝わってくる。

  ヨーロッパの市場環境がここ数年で大きく変わってしまった背景があるにせよ、日本では一応は高級車として売られているのだから、あまり節操のない安易なコンセプトの変更の連続には納得できない。どう考えても見切り発車の設計にも関わらず、こんなクルマに600万円以上を注ぎ込む人の気が知れない。イギリス車やイタリア車がポリシーを持ってクルマを開発しているのとは対象的に、ドイツ車は燃費向上のために軽量化とダウンサイジングを推進している。ゴルフもBMW3シリーズも積極的に取り組んでいることは同じで、どちらもプリウスのようにムダな車重をできるだけ削ぎ落すことに全精力が使われている。

  日本の評論家はプリウスについて正しく伝えているのか疑問が残る。プリウスがハイブリッドカーの第一人者に成れたのは、トヨタがコストを度外視して投入した最新の軽量化技術によるところが大きいらしい。ハイブリッド技術自体はトヨタのシステムが突出しているわけではない。ただCセグで高級車並みの高価な外板が使われた結果、ハイブリッドカーとしての傑出したコンセプトを具現化したそのこだわりは、今のドイツ車には見られない類いのものだと思う。実際、プリウスほど高度なコンセプトを持ったドイツブランドはもはやポルシェだけなのではないかという気がする。

  ポルシェの911、ケイマン、ボクスター以外のドイツ車は、失礼を承知で言わせてもらえば「なんでもない」クルマにすぎない。どのブランドにも共通して言えることだが、垢抜けないセダン、まったくオーラのないSUV、中国車よりも酷いハッチバックのデザインとまったく良いところがない。いずれも車重が有り過ぎるので、日本の峠道を走ることに適していない。スポーツモデルに関しても全く同じで、なんで2シーターなのに1600kgも車重があるのだろうと首をひねりたくなる(セダンのシャシーを流用しているから)。アウトバーン向けに作ったクルマでは日本の峠道はうまく走れない。本音で言うとSLKやZ4はクルマ好きなら絶対に買わないタイプのクルマだ。高齢者やオバさんが乗っているならまだしも、若い男性が乗っていたらかなりイタい。

  BMW・MB・AUDIが力を入れているハッチバックも、日本の道路で見る限りだとまったく目立たない地味すぎるクルマだ。存在感はフィットやヴィッツとほとんど変わらないレベルでしかない。プジョー208などのフランス車の方がデザインだけなら断然に優れていて目立つくらいだ。このクラスのドイツメーカー車の購入はまったく得策ではない。BMWの1.6Lターボを搭載したプジョーやシトロエンの方が、本国フランス製で満足感も高いのではないだろうか。対するドイツ勢の右ハンドル車は南アフリカやタイ製だ。

  同様にSUVならレンジローバーにすれば良いと思う。セダンも最近では日本車の方が装備面もデザイン面も満足度が高い。結局のところドイツメーカー車はその広く知られた「フロントバッジ」が生命線なのだと思う。ただこれも東京や横浜などの大都市圏ではまったく意味を持たなくなっている(簡単に言うとダサい)。これらの大都市圏から離れた地方なら、軽自動車ばかりが行き交う道路で今でもそこそこの存在感を発揮できるだろうが・・・。

  これからクルマを買う人にはポルシェ以外のドイツ車は避けたほうがいいと断言したい。BMWやMBやAUDIが好きと宣言することは、私はクルマに興味が無いと言っているようなものだ。ポルシェには日本車にはない独特の尖った設計があるが、この3メーカーとVWには特筆すべきものは見当たらない。前後重量バランスが50:50だからなどと、いかにも頭の悪そうな紹介をする人がいるが、バカじゃねーのといつも思ってしまう・・・。


  
  
↓ドイツ車の欠点が所狭しと列挙されていてなかなか痛快です。
  

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