シビックとエボとRX7が復活したら・・・

  単なる『たられば』の話ではないです。現行の市販モデルに買う価値のあるクルマがどれだけあるのか!?という慇懃無礼なネタです。『価値』のあるモデルが市場にたくさんあるならば、クルマはもっともっと売れて良さそうなものですけどねー。現実にはカーメディアが『これだけ安全基準でメーカーが縛られてはもう仕方がない』とか無駄口を叩き始め、カスみたいな輸入車乗ってる音痴なオッサン連中が、救いようのない価値観を降りかざしていい気になって日本車を叩く・・・。これじゃあ若い世代がクルマに興味なんて持たないだろーよ!!

  『能力のある』日本メーカーがエグいモデルを作って、とりあえずシケたドイツ車を日本から一掃するくらいの大変革をしないと、もうどーしようもないと思いますね。とりあえず『日本の中型車』を世界にアピールしてきた、『ホンダ』『三菱』『マツダ』・・・この3メーカーに率先して頑張って欲しいですね。『スバル』はどーした!?このブランドはずっと頑張ってますよ・・・『WRX・STI』は健気に続けているし、300ps級のCセグ実用車もまだまだ発売しているし。けれどもちょっとマニアック過ぎるのかも。

  ホンダも三菱もマツダも『売りにくさ』を感じているとは思いますが、他のメーカーと同じようなスペックで似たようなデザインの『売れ筋のクルマ』を揃えたところで、販売店の実力が『某社』とは全然違うからいい結果なんて出るわけもないですし、一般メディアやカーメディアの『上流』を抑えているのもまた某社やドイツの某社。・・・ここ数年の試乗で『つまんねークルマだな』と感じた『走りを重視したモデル』は、この2つの某社と・・・メルセデスとスバルくらいかなー。好調と言われるメーカーほど『闇』を感じるのは、バイアスのせいでしょうか!?いやいや確かにこの4メーカーのクルマ(全て現行モデル)はひどかった。高齢者向けに『テキトーに作りました』といった感じ。ちょうどF30系3シリーズ非Mスポの、昔のカリーナみたいな乗り味にがっかりした時の感想に近いかも。

  その一方で、マツダやMINIは、確かに運転していて面白いんだけども、ちょっと『オモチャ』的なんだよなー。王道グランドツアラーのようなドッシリした『走り』にはほど遠いですし、一歩間違えるとヴィッツやカローラみたいな『ゆるさ』が、気持ち悪さとして体感へと這い上がってきそうな『偽物感』が・・・。マツダは果たして1.5Lガソリンのアクセラを『これが最良です!!』と胸張って出せるのか!? マツダもMINIも自分で手を入れて、足回りからエキゾーストまで自分流に調整しなきゃいけないクルマなの!? あまり弄っても良くなる気配のないけど。

  VWみたいにこれから中国メーカーと同じ土俵で競うために、年産1000万台を『どんな手段を使っても』達成しようという執念があるならば、そこそこ『走る』テキトーなクルマ作りやってればいいと思うけど、ホンダ、三菱、マツダにはそんなビジョンは全くない!! これでゴルフ(7代目)や3シリーズ(F30系)のような『狙わない』クルマ作りやってたら、もう『完全終了』するだけでしょ。ゴルフも3シリーズもカーメディアは『腫れ物』に触るように全く言及しないけど、この2モデルに使われているミッションが、も
しクラウンで使われたら『これで高級車とは笑わせるぜ」とか散々に批判されるのがオチ。日本車の水準から見ればどっちも『欠陥品』なんですよ。

  有名ライターは誰も欠陥品なんて言ってないですから、最初は自分の運転の仕方が悪いのかなーと思いましたね。そして無遠慮にディーラーの人に訊いてしまった!!『なんかアクセル踏んでもモタついて出てくれないんですけど、サイドブレーキとか利いてませんか!?』って(笑)。実家のプレミオのCVTも焦れったいなと思いますけど、さすがに不良品とまでは思いません。極論するとBMWはATの始動を支える『トルクコンバーター』がカスなんです。しかしBMWが好きな人に良い点を聞くと必ずと言っていいほど『ZF8AT』を挙げてきます。この人らは『本当に良いトルコンATを知らないんだなー』ってことです。ゴルフにしても乾式クラッチを使うモデルは動き出しが悲惨。湿式クラッチのGTIは良かったけど。

  いやはや『不良品』のことなんて、もうどーでもいいんです。中国メーカーと張り合う気満々のVW車は、これが『戦略』なんですから、外部が安易に批判すべきではないです。これに好きこのんで乗っている輩は単なる『物好き』だから放っておけばいい。もし奴らが日本車を批判していたりするなら、名誉のためにもその『勘違い』をわからせてあげるべきかもしれませんが。BMWは・・・もう知らないです。どーでもいい。乗る人の感性の問題。

  ホンダの人が『東京で売れる車の3割が(クソな)ドイツ車だー!!』と嘆いておられました。どうやらそれがシビック投入の最も大きな理由らしいです。けどさー東京の人間なんて忙しくてまともにクルマ乗る暇ないし、『走りのいいクルマ』よりも『有名高級ブランドであること』を優先するクルマ選びですから、シビックが出てきてどーなるものでもないのかなー。だけど(潔癖症で)新車で買いたいけど適当なクルマがない!!と不満に思っている人の需要はある程度は満たせるんじゃないかと・・・。

  300~350万円くらいで『充実の走り』『クラストップ水準の内装』『後席でも長距離移動に耐えるサイズ』の3要素がすんなりと収まっているクルマ。プリウス(上級グレード)だとまだ『走り』が不満!? レガシィ、アテンザ、ティアナだとレザーシートを選ぶとちょっと予算オーバー。カムリHV、アコードHVだと普通に予算オーバー。マークXだとちょっと後席が狭い。・・・などなど色々不満が出てきますが、ここに挙げた日本車はどれも『そこそこ』優秀なんですけど、メーカーが『魂込めて』磨きあげた・・・という雰囲気が薄いですね。余計なコストを使わない『儲かるクルマ』の匂いがプンプンする。リーマンショック&超円高の頃に立案された、日本生産を前提とした『企画』ですから無理もないですけど。

  (マークX以外のモデルは)最後は中国生産で帳尻を合わせればいい!!という思惑も見え隠れします。トヨタやVWに匹敵する規模がないのに、中国水準で設計してて大丈夫なの?中国人の好みに合わせてホイールベースを伸ばしまくったアテンザとか・・・。このアテンザを発売した頃のマツダは、ロータリーのスポーツカーを作らなくなったし、三菱も世界基準の質感だったギャランフォルティスとランエボXを日本から撤収させました。『アテンザ』を名乗るのも筋違いな感じの現行アテンザは、残念ながら『黒歴史』になるでしょうねー。あまりにも『普通』すぎる。セダンの形をしたピープルムーバー。現行レガシィも同じ。内装や装備を楽しむならいいけど。





  シビックもいいかもしれないけど、やっぱりエボ!!このクルマとっくに廃版になっていると思いきや、北米では根強い人気なようで、年次改良を行わない2015年モデルのまま現在も継続して生産&販売が行われているそうです(岡山でこっそり作ってるみたい)。三菱がその気になればいつでも日本販売を復活させることもできるってことです。やっぱりアメリカ市場が『GOOD!!』としたクルマは・・・中身がしっかりしている。ゴルフだってアメリカでは1.4Lターボがカス過ぎて全く売れなかったので、1.8Lターボに慌てて載せ替えました。もちろんメルセデスCLA180や、1.4LターボのアウディA3セダンなんてのもアメリカでは販売すらされてません(だってまともに走らないし)!! 日本ではアクセラ、インプレッサ、ゴルフが『走りの良さ』で人気が高いですけども、この3台もユーザーが厳しいアメリカ市場ではシビックの相手にすらならないです。

  1300kg台に180psの1.5Lターボ。まあターボですからスペックの数字ほどには期待できないユニットだとは思いますけど、それでも日本で販売されている600万円以下のドイツ車を全滅させることができるくらいの『メリハリ』はあるんじゃないですか!?(河口さん・・・)


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