クルマって本当にお金がかかるだけの「屑」ですか?

  クルマでいろいろと旅行するようになって、いろいろと解ってきたことをこのブログでまとめていきたいと思います。これからクルマを買ってみようかなという人の背中を押せるような記事が書けるように頑張りたいと思います。



  まずそもそもクルマって都市に住んでいる人にとって必要か?という根本的な疑問があると思います。これは人によって考えが違うので、あくまで私の個人的な意見ですが、仕事が忙しい20歳代の内は「いらない」かもしれません。自動車保険の保険料も26歳までは結構高いです。仕事も若いうちはライバルが雑魚なので人一倍頑張るだけで簡単に評価されます。頑張りさえすればいいのですから、クルマなどにうつつを抜かさず真剣に仕事したらいいと思います。

  ただ30歳を過ぎると働き方も変わってきて、いろいろと悩みも増えてくる時期になってきます。このタイミングでクルマを購入して人生経験を広げていくと、それが仕事に上手くフィードバックされて、想像以上にクルマが好影響を与えてくれるのを実感できます。例えば、いろいろな土地を旅しても、行く先々で若い頃には見向きもしなかった「日本人の暮らしぶり」が見えてきます。

   夜中の東名高速を走れば、首都圏の生活を支えるためにどれだけの流通が必要なのかということに気付きます。交通の不便な温泉旅館を訪ねれば、「僻地のもてなし」を学ぶことができます。宣伝費をかけて新幹線で押し寄せてくる客をもてなす宿とは何もかもが違っていると思います。江戸時代の旅人が歩いた五街道を辿ることが出来るのもクルマならではです。

  私自身はドライブ旅行に出る度に全てが新鮮でとても貴重な体験ができていると思います。20歳代前半だったならおそらく気付きもしないで、帰ってきてしまったことでしょう。30歳を過ぎた今ならば、クルマを所有することはそれにかかる費用を考えても人生にとってハッキリをプラスだと断言できます。今のクルマをとても気に入っていますが、次はさらに凄いクルマに乗りたいという人もいるでしょうが、そういう人にとっては仕事のモチベーションになります。特に「歩合給」で働いている人や「起業家」にとっては最高のアイテムかもしれません。

  社会人生活も10年目に突入し、職場と自宅以外に行く所がない人というのはとてもストレスが溜まると思います。漫画喫茶・カラオケ・パチンコ・キャバクラといろいろな娯楽施設が今なお隆盛を極めるのもとても頷けます。クルマはそれらの代わりを担うことができます。中型以上のクルマを選べば、その居住性の良さはまるで部屋が1つ増えたみたいなものです。夜中にガラガラの幹線道路を走れば、最高のリラクゼーション空間になります。週末には温泉やペンションにも気軽に泊まりにいけます。最高の仕事をしようというならば、もはやクルマは必需品ではないかという気がします。

  私自身は経験から、「ゲーム」や「漫画」では最初の興奮は得られるかもしれませんが、本質的に幸せには結び付かないものだと結論しました。ゲームも漫画も全体像が見えてしまった時(やり終えてしまった時)に全てが終わってしまいます。あとには何も残らないので、予想以上の虚無感に襲われます。それが2度3度続くと、新たなゲームや漫画に人生の時間を注ぎ込みたいとは思わなくなりました。

  クルマという趣味は「効用」がとても長く続きます。見た事ない風景や、食べた事がないおいしいものは、ひっきりなしに出てきます。一度は通ってみたい道がまだまだ山ほどあります。それなのにこの前行ったばかりのところにまた行きたくなったりします。もちろんそれが、「ゲームや漫画」と「クルマ」とのコストの差になっているのだとは思いますが、それでもクルマの価値を考えると安すぎるくらいだと本気で思っています。


↓最近の日本車セダンの快適性は素晴らしいです。車格も立派なので高級旅館にも乗り付けられます。

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