初心者にぜひオススメの新車
一生懸命に新型モデルを開発しているメーカーには大変失礼なのですが、クルマについてあまり詳しくない初心者が新車を買うにあたって、このクルマは「アリ」か「ナシ」かを「ハッキリ」と仕分けてみたいと思います。
「アリ」のクルマ
アウディA5 トヨタカムリ トヨタクラウンアスリート マツダアテンザ レクサスIS
3BOXの格調を求めるならば、この5台からとりあえず選びましょう。王者スカイラインでもいいですが、V36はデザインがやや古臭く、V37はまだまだ海のものとも山のものとも分からない次世代のクルマなので、いろいろと不調が出そうな予感がします。5台中でトヨタ系列が3台を占めました。この3台はそれぞれそれほど高く評価されているわけではないですが、いずれもクルマとしての「良い物感」が良く出ていて、トヨタの本気が感じられます。
トヨタの3台は価格帯も違ってくるのですが、内装一つを取ってみても、カムリが世間を驚かせたシンプルな上質感は、これまでのトヨタテイストから大きく飛び出した「企画もの」といった風情。クラウンアスリートはライバル日産を意識した多機能ぶりで、古典的な高級車を演出。ISは欧州車に負けないような、完全に入り込んだ世界観が表現されています。これだけの作り分けができるトヨタの高級モデルは改めて懐が深いと感じます。これまで国産の内装は日産に一日の長がありましたが、ここにきてトヨタの進化が目覚ましい限りです。ちょっと古いマークXの内装と比べると、この3台のそれぞれの特徴が良くわかります。
アウディA5は他の4台と比べてやや高価で、乗り出しで確実に600万円を超えてしまいます。クラウンアスリートやレクサスISならば3.5Lエンジンが載るお値段ですが、それを補ってくれそうなポイントが幾つかあります。まず何よりアウディ最良と言われる見事なデザインでしょうか。ドイツの3BOX車の中でもBMW6クーペと双璧をなす美しさです。これだけでも600万円台なら出してもいいかなと心がグラつきます。そしてさらに有り難いのが、アウディはより大型の上級モデルではなく、A5クラスのサイズこそがベストのFFベースのAWD車ブランドです。よってDセグでもメルセデスやBMWと違って気兼ねなく乗れる良さがあります。
最後にマツダアテンザですが、誰がなんと言おうと「革命的」な1台です。300万円台とは思えない堂々たる風格。こんなクルマを作られたら輸入車のEセグ辺りに乗っている人はみんな涙目です。メルセデスEやBMW5程度のクルマなら隣りに停めてしまえば余裕で喰ってしまうほどの流暢なスタイリングは痺れます。「まともな価格で、まともに使えるクルマ」さえつくれば、コスパに目聡い現代の若者の間でもクルマ人気は回復すると思うのですが、そういう現実に立ち向かった最初のクルマと言っていいと思います。「300万円台、抜群の高級感、欧州ブランドを凌ぐディーゼルエンジン」とりあえず不満はないかな。トヨタ86では高級感がイマイチでまともに使えない(デートに向かない)ですから・・・。
「ナシ」のクルマ
日産シルフィ 日産ティアナ スバルインプレッサG4 マツダアクセラ メルセデスCLA
割と最近登場したモデルと、現在の販売の主流になっているモデルから選びました。それぞれに魅力あるセダンを目指した工夫の痕が見られるのですが、結果的に出来上がったクルマを良心に照らし合わせるとオススメできません。理由は次回で・・・。
「最新投稿まとめブログ」へのリンク
↓ 林義正というエンジンの神様がV6エンジンに厳しいダメ出し!
今回は特に読み応えありました。
「アリ」のクルマ
アウディA5 トヨタカムリ トヨタクラウンアスリート マツダアテンザ レクサスIS
3BOXの格調を求めるならば、この5台からとりあえず選びましょう。王者スカイラインでもいいですが、V36はデザインがやや古臭く、V37はまだまだ海のものとも山のものとも分からない次世代のクルマなので、いろいろと不調が出そうな予感がします。5台中でトヨタ系列が3台を占めました。この3台はそれぞれそれほど高く評価されているわけではないですが、いずれもクルマとしての「良い物感」が良く出ていて、トヨタの本気が感じられます。
トヨタの3台は価格帯も違ってくるのですが、内装一つを取ってみても、カムリが世間を驚かせたシンプルな上質感は、これまでのトヨタテイストから大きく飛び出した「企画もの」といった風情。クラウンアスリートはライバル日産を意識した多機能ぶりで、古典的な高級車を演出。ISは欧州車に負けないような、完全に入り込んだ世界観が表現されています。これだけの作り分けができるトヨタの高級モデルは改めて懐が深いと感じます。これまで国産の内装は日産に一日の長がありましたが、ここにきてトヨタの進化が目覚ましい限りです。ちょっと古いマークXの内装と比べると、この3台のそれぞれの特徴が良くわかります。
アウディA5は他の4台と比べてやや高価で、乗り出しで確実に600万円を超えてしまいます。クラウンアスリートやレクサスISならば3.5Lエンジンが載るお値段ですが、それを補ってくれそうなポイントが幾つかあります。まず何よりアウディ最良と言われる見事なデザインでしょうか。ドイツの3BOX車の中でもBMW6クーペと双璧をなす美しさです。これだけでも600万円台なら出してもいいかなと心がグラつきます。そしてさらに有り難いのが、アウディはより大型の上級モデルではなく、A5クラスのサイズこそがベストのFFベースのAWD車ブランドです。よってDセグでもメルセデスやBMWと違って気兼ねなく乗れる良さがあります。
最後にマツダアテンザですが、誰がなんと言おうと「革命的」な1台です。300万円台とは思えない堂々たる風格。こんなクルマを作られたら輸入車のEセグ辺りに乗っている人はみんな涙目です。メルセデスEやBMW5程度のクルマなら隣りに停めてしまえば余裕で喰ってしまうほどの流暢なスタイリングは痺れます。「まともな価格で、まともに使えるクルマ」さえつくれば、コスパに目聡い現代の若者の間でもクルマ人気は回復すると思うのですが、そういう現実に立ち向かった最初のクルマと言っていいと思います。「300万円台、抜群の高級感、欧州ブランドを凌ぐディーゼルエンジン」とりあえず不満はないかな。トヨタ86では高級感がイマイチでまともに使えない(デートに向かない)ですから・・・。
「ナシ」のクルマ
日産シルフィ 日産ティアナ スバルインプレッサG4 マツダアクセラ メルセデスCLA
割と最近登場したモデルと、現在の販売の主流になっているモデルから選びました。それぞれに魅力あるセダンを目指した工夫の痕が見られるのですが、結果的に出来上がったクルマを良心に照らし合わせるとオススメできません。理由は次回で・・・。
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↓ 林義正というエンジンの神様がV6エンジンに厳しいダメ出し!
今回は特に読み応えありました。
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