これは失敗作!?ちょっとやばいエンスー向けモデルが大量発生中。
本当に下世話なテーマで恐縮です。・・・日本とドイツをそれぞれ代表する「スポーツカーを作るのが究極に下手なメーカー」同士が、無謀にも極秘に手を組んで共同開発した新型スポーツカーを、来年あたりに世界同時に発売するらしいです。全く興味がないのでどーでもいいですけど、もう最初っから嫌な予感しかしないです。老婆心ながら、今からでも遅くないから発売自体を白紙撤回したらいいんじゃないですかねー!?もう両社の関係者もどこか諦めているふうでもあって、結局売れなくても責任はウヤムヤになりそうです。そもそも成功する見込みはない。
本当に失礼な話ですけども、やっぱり下手なメーカーはスポーツカーなんかに手を出しちゃいけないと思うんです。普通乗用車の販売で一定の経常利益を計上している総合自動車メーカーが、トップのちょっとした気まぐれでスポーツカーを作って成功したことがあるっていうのか!? そりゃ200万円台で手ごろに作れるならばいくらでも勝算はあるかもしれないですけども、ポルシェが買える600万円台から上で売ろう!!なんて虫が良すぎるんじゃ!? 営利自動車メーカーとスポーツカーのマッチングは、しばしば最悪の結果を生むケースが多いようです。
特に2000年以降に業績好調な総合自動車メーカーからまともなスポーツカーが出てきた例なんてほとんどないです。みなさんの脳裏に浮かんだであろうあのトヨタとスバルの協業のスポーツカーは、ほとんど例外的な成功例と言えます。90年代は専用設計スポーツカーの黄金時代であり、乗用車を改造したスポーツクーペもたくさんありました、その最後の輝きがホンダS2000とアウディTT(初代)だとすると、それ以降は・・・やっぱり『86/BRZ』くらいしか出てこないです。あとはポルシェやマツダのように継続的に売っているスポーツブランドのモデルだけ。
いいクルマを作るより、経営合理化を極限まで進めたメーカーが偉い!!金融危機が繰り返し起こり、製造業特有の長いスパンでの『回収』が不可能になりました。日本車トップのトヨタと、輸入車トップのメルセデスこの2社が業績好調なのには設計上の明確な理由があります。短期で作って、短期で回収する・・・これが出来るメーカーが成功「しちゃって」いる。それぞれ二番手のホンダやBMWも似たような状況です。合理化が過度に進んだ結果、短期では絶対に回収不能なはずのエンスーなクルマを、短期でも回収出来る手法で作るようになっています。例えば日産GT-Rは決して失敗作ではないですけども、普通乗用車との混流ラインで生産されています。マツダもロードスターを一般車両と同じラインで流しています。
最近の自動車メーカーには『購買部門』『営業部門』『デザイン部門』のどれかに力が偏っているケースが多いみたいですね。しばしばFMCの際に『先代とは90%以上の部品が変わって新しいものになりました』などとメーカーがアピールする時は、大抵は購買部の奮闘によって、そのメーカーが調達できる最も低コストな部品に置き換わっていたりするわけです。その結果としていいクルマになった試しがない。営業部門に多くインセンティブを払ったり、デザイン部門にリソースを過度に配分したり・・・これでは肝心なところ(エンジンなど)がよくならないのも仕方ないよなー。
2つの総合自動車メーカーがそれぞれに持つ購買部門のパイプをフルに駆使して、可能な限りに低コストで部品を調達してくる「ジョイントベンチャー」なんて、必ずと言っていいほど名車は生まれないです。トヨタとマツダが北米で「ジョイントベンチャー」やるみたいですけど、まあ何も期待できないと思いますよ。
そういう「エンスーが成立するのが難しい時代」ですから、まあ失敗作が噂されるモデルは非常に多いですよ・・・。軽く例を挙げると、『ホンダCR-Z』『ダイハツコペン』『レクサスSC』『レクサスRC』『フェアレディZ(Z34)』『アウディTT(2代目、3代目)』『プジョーRCZ』『プジョー308GTI』『プジョー208GTI』『ルノーメガーヌRS』『ルノールーテシアRS』『メルセデスSLC』『BMWi8』『BMW・Z4』『BMW2erクーペ』『BMW・M140』『BMW・M3』『BMW・M4』などなど。
個々のモデルにはファンがいるだろうし、苦言を呈するのは心苦しいですが、これらのモデルはどうも「作り手」の愛情が不足していると感じる点がどうしても目立ってしまうんです。これくらいにやっておけばいいさ!!という役員クラスの嘲りが聞こえてくる・・・そんなわけあるか!!って思うかもしれませんが、とにかくどれも試してみるとその雑さに「イラ」っとくる。下級グレードの乗用車と同じテンションで仕上げるな!!それでいて価格はいっちょまえかい!?
一度そう言った経営マインドが『クラッシュ』すればいいんじゃねーの!?とすら思います。下手くそはスポーツカー市場から全部退場!!代わりにアルファロメオ、アバルト、アルピーヌ、ヤマハ、TVR、ゼノスなど野心的なブランドが日本でも正規モデルを次々販売できるようになればいいな。そして既存のポルシェ、マツダ、ジャガー、ロータスさえあればいい・・・。設計と完成度にとことん『こだわる』ブランドだけが、トヨタ、ホンダ、メルセデス、BMWといった平凡で退屈なブランド(クルマ好きは選ばない!!)とは『別路線である!!』ことを堂々と名乗るべきだと思う!!偽物は許さない!!これこそが自動運転時代にエンスーなクルマが生き残る道ではないかと思います。
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本当に失礼な話ですけども、やっぱり下手なメーカーはスポーツカーなんかに手を出しちゃいけないと思うんです。普通乗用車の販売で一定の経常利益を計上している総合自動車メーカーが、トップのちょっとした気まぐれでスポーツカーを作って成功したことがあるっていうのか!? そりゃ200万円台で手ごろに作れるならばいくらでも勝算はあるかもしれないですけども、ポルシェが買える600万円台から上で売ろう!!なんて虫が良すぎるんじゃ!? 営利自動車メーカーとスポーツカーのマッチングは、しばしば最悪の結果を生むケースが多いようです。
特に2000年以降に業績好調な総合自動車メーカーからまともなスポーツカーが出てきた例なんてほとんどないです。みなさんの脳裏に浮かんだであろうあのトヨタとスバルの協業のスポーツカーは、ほとんど例外的な成功例と言えます。90年代は専用設計スポーツカーの黄金時代であり、乗用車を改造したスポーツクーペもたくさんありました、その最後の輝きがホンダS2000とアウディTT(初代)だとすると、それ以降は・・・やっぱり『86/BRZ』くらいしか出てこないです。あとはポルシェやマツダのように継続的に売っているスポーツブランドのモデルだけ。
いいクルマを作るより、経営合理化を極限まで進めたメーカーが偉い!!金融危機が繰り返し起こり、製造業特有の長いスパンでの『回収』が不可能になりました。日本車トップのトヨタと、輸入車トップのメルセデスこの2社が業績好調なのには設計上の明確な理由があります。短期で作って、短期で回収する・・・これが出来るメーカーが成功「しちゃって」いる。それぞれ二番手のホンダやBMWも似たような状況です。合理化が過度に進んだ結果、短期では絶対に回収不能なはずのエンスーなクルマを、短期でも回収出来る手法で作るようになっています。例えば日産GT-Rは決して失敗作ではないですけども、普通乗用車との混流ラインで生産されています。マツダもロードスターを一般車両と同じラインで流しています。
最近の自動車メーカーには『購買部門』『営業部門』『デザイン部門』のどれかに力が偏っているケースが多いみたいですね。しばしばFMCの際に『先代とは90%以上の部品が変わって新しいものになりました』などとメーカーがアピールする時は、大抵は購買部の奮闘によって、そのメーカーが調達できる最も低コストな部品に置き換わっていたりするわけです。その結果としていいクルマになった試しがない。営業部門に多くインセンティブを払ったり、デザイン部門にリソースを過度に配分したり・・・これでは肝心なところ(エンジンなど)がよくならないのも仕方ないよなー。
2つの総合自動車メーカーがそれぞれに持つ購買部門のパイプをフルに駆使して、可能な限りに低コストで部品を調達してくる「ジョイントベンチャー」なんて、必ずと言っていいほど名車は生まれないです。トヨタとマツダが北米で「ジョイントベンチャー」やるみたいですけど、まあ何も期待できないと思いますよ。
そういう「エンスーが成立するのが難しい時代」ですから、まあ失敗作が噂されるモデルは非常に多いですよ・・・。軽く例を挙げると、『ホンダCR-Z』『ダイハツコペン』『レクサスSC』『レクサスRC』『フェアレディZ(Z34)』『アウディTT(2代目、3代目)』『プジョーRCZ』『プジョー308GTI』『プジョー208GTI』『ルノーメガーヌRS』『ルノールーテシアRS』『メルセデスSLC』『BMWi8』『BMW・Z4』『BMW2erクーペ』『BMW・M140』『BMW・M3』『BMW・M4』などなど。
個々のモデルにはファンがいるだろうし、苦言を呈するのは心苦しいですが、これらのモデルはどうも「作り手」の愛情が不足していると感じる点がどうしても目立ってしまうんです。これくらいにやっておけばいいさ!!という役員クラスの嘲りが聞こえてくる・・・そんなわけあるか!!って思うかもしれませんが、とにかくどれも試してみるとその雑さに「イラ」っとくる。下級グレードの乗用車と同じテンションで仕上げるな!!それでいて価格はいっちょまえかい!?
一度そう言った経営マインドが『クラッシュ』すればいいんじゃねーの!?とすら思います。下手くそはスポーツカー市場から全部退場!!代わりにアルファロメオ、アバルト、アルピーヌ、ヤマハ、TVR、ゼノスなど野心的なブランドが日本でも正規モデルを次々販売できるようになればいいな。そして既存のポルシェ、マツダ、ジャガー、ロータスさえあればいい・・・。設計と完成度にとことん『こだわる』ブランドだけが、トヨタ、ホンダ、メルセデス、BMWといった平凡で退屈なブランド(クルマ好きは選ばない!!)とは『別路線である!!』ことを堂々と名乗るべきだと思う!!偽物は許さない!!これこそが自動運転時代にエンスーなクルマが生き残る道ではないかと思います。
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