「中身」が伴った現行モデルといえば・・・。
もし今スバルを新車で考えている人がいたら・・・ちょっと気になる情報があります。スバルもHPで既に公表していますが、今年の終わりに登場するインプレッサからクルマのベースとなる構造が大幅に変わります。スバルによるとその変化の幅は相当に大きいとのことなので、まあお気づきだと思いますが、現行モデルに使われている設計って・・・相当にダメなの!?いうことになりますねー。
じゃあ今年の秋に新型インプレッサが発表されたからといって、すぐにそれを買うべきか!?いやいやまあ最初の1年は確実にトラブルに見舞われるでしょうから、後悔しないためにも翌年の年次改良を待つ必要があります(スバル、レクサス、マツダは年次改良制度を導入)。実際にシャシーが変わったマツダの新型車も最初の1年は乗り心地の悪さに苦しみましたが、年次改良によって乗り心地が大幅に改善されました。新型シャシー採用が一番早いインプレッサでもこれから最低2年は待つ必要があって・・・、そしてレヴォーグやレガシィは4〜5年ちょっと気の遠くなる話です。もうスバルは無いな〜・・・って気しませんか!?
それでは、ちょうど今「買い時」といえるクルマとは、一体どのメーカーのどのモデルなのでしょうか? これ調べてみると・・・結構衝撃的な結果になります。手順をご説明しますと、手軽な方法としましてはウィキペディアのEnglish版で順番にシャシーの設計年度を辿ります。なにがビックリかというと、いわゆる「高級車」とされているクラウンやフーガ、レクサスLSといったあたりの上級サルーンが軒並み相当に経年過ぎています。軽く10年越えが続出・・・。他にもジャガー、ランドローバー、ボルボなど旧フォード系がなかなか刷新が行われておらず、中には1998年〜とかいう化石的なものも(ジャガーXJ、XF)。
逆に新し過ぎてまだまだ手を出しにくいのが、
「新型アウディA4」から使われるVWグループのMLBプラットホーム。それから
「プジョー308」に使われているEMP2プラットホーム(プジョー508は旧世代で古い)
「BMWミニ」と「BMW2er」のFFモデルに採用されるシャシーも、エンジンバリエーションの豊富さゆえか、まだまだ音振面で改良の余地が十分にありそうです。
日本メーカーでは「マツダのデミオ&CX3」が使う小型車向けシャシーがまだまだ新しくて年次改良を待っている段階です。「プリウス」の新型シャシーはドライビングポジションが低くてなかなか好評ですけど、これもどうやらもっとポテンシャルを秘めた「輸入車」をまくる設計だと噂されています。ただしトヨタの場合はMC(マイナーチェンジ)で予想外のコストダウンを図ってくることが多いので、待てばいいわけではないのが困ったところです。
さて・・・今がまさに買い時のクルマは何か!?あくまでタイミングだけの話なので、実際に試乗してご自身の感覚で試されることをオススメします。
まずは「VWゴルフ」に使われるVWグループのMQBプラットフォームですね。年次改良が数回加わっていて、発売当初にあったミッション系のトラブルはほぼ改善されています。できればゴルフGTIの6段変速のDSGがなめらかでいいので、350万円くらい用意してディーラーと粘り強く交渉しましょう。
さらに「BMW1er、2erクーペ, 3er, 4er」に使われるBMWのL7シャシーです。発売から4年が経過して今がまさにちょうど良い感じで仕上がって来ました。相変わらずシャシー以外のところでトラブルが多いようでHVは乗れたものじゃない!!!くらいの酷評があります(不具合多発)。ディーゼルも静音性に重大な瑕疵があるので、シンプルなガソリンターボが無難だと思います(BMW=ガソリンターボ1択!!!)。
国産車では「レクサスGS、IS、RC」のレクサス専用のスポーツセダンシャシーです。トヨタらしく発売当初からライバル(MB、BMW)を圧倒するオールマイティな性能を発揮しました。剛性、ハンドリング、静音性どれをとってもクラスの頂点を掴んだトヨタの意地を感じる仕上がりです。非常に残念なのが、「F」のV8自然吸気以外は、マーベラスなユニットが無く、旧世代シャシーのスカイラインにユニットの出来で逆転されています・・・。このシャシーに直6でも復活させていれば。(直6は1次・2次の振動が機構上クリアされていて非常にアドバンテージが大きい)
マツダの「アテンザ、アクセラ、CX5」に使われる中型車用スカイアクティブシャシーも円熟の時を迎えています。VWのMQBに全く遅れをとっていない静音性に優れたボデーを持ち、さらにスタビリティの高さが従来のマツダからの「脱皮」として評価されてます。MQBはメルセデスのFFモデルが全く歯が立たないレベルのクオリティなんですが、そこと比べても全然負けてない!しかも信頼性はマツダの方が上ですから、いまが丁度買い時かもしれないです。
VW・BMW・マツダやはりこの3ブランドが中型車では抜けた存在になっています。ちなみにこの3メーカーの上記該当シャシー使用車だけで、アメリカ雑誌「CAR and DRIVER」の10BEST-CARの内でアメ車枠4台を除くと6台中3台(ゴルフ、2erクーペ、アクセラ)を占めてします。残り3台はアメリカ最強の販売を誇るセダンの「ホンダ・アコード」、「ポルシェ・ケイマン/ボクスター」、それからWCOTYに輝いた「マツダ・ロードスター」ですから、なかなか説得力ある選考だと思いますねー。・・・茶番失礼しました。
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じゃあ今年の秋に新型インプレッサが発表されたからといって、すぐにそれを買うべきか!?いやいやまあ最初の1年は確実にトラブルに見舞われるでしょうから、後悔しないためにも翌年の年次改良を待つ必要があります(スバル、レクサス、マツダは年次改良制度を導入)。実際にシャシーが変わったマツダの新型車も最初の1年は乗り心地の悪さに苦しみましたが、年次改良によって乗り心地が大幅に改善されました。新型シャシー採用が一番早いインプレッサでもこれから最低2年は待つ必要があって・・・、そしてレヴォーグやレガシィは4〜5年ちょっと気の遠くなる話です。もうスバルは無いな〜・・・って気しませんか!?
それでは、ちょうど今「買い時」といえるクルマとは、一体どのメーカーのどのモデルなのでしょうか? これ調べてみると・・・結構衝撃的な結果になります。手順をご説明しますと、手軽な方法としましてはウィキペディアのEnglish版で順番にシャシーの設計年度を辿ります。なにがビックリかというと、いわゆる「高級車」とされているクラウンやフーガ、レクサスLSといったあたりの上級サルーンが軒並み相当に経年過ぎています。軽く10年越えが続出・・・。他にもジャガー、ランドローバー、ボルボなど旧フォード系がなかなか刷新が行われておらず、中には1998年〜とかいう化石的なものも(ジャガーXJ、XF)。
逆に新し過ぎてまだまだ手を出しにくいのが、
「新型アウディA4」から使われるVWグループのMLBプラットホーム。それから
「プジョー308」に使われているEMP2プラットホーム(プジョー508は旧世代で古い)
「BMWミニ」と「BMW2er」のFFモデルに採用されるシャシーも、エンジンバリエーションの豊富さゆえか、まだまだ音振面で改良の余地が十分にありそうです。
日本メーカーでは「マツダのデミオ&CX3」が使う小型車向けシャシーがまだまだ新しくて年次改良を待っている段階です。「プリウス」の新型シャシーはドライビングポジションが低くてなかなか好評ですけど、これもどうやらもっとポテンシャルを秘めた「輸入車」をまくる設計だと噂されています。ただしトヨタの場合はMC(マイナーチェンジ)で予想外のコストダウンを図ってくることが多いので、待てばいいわけではないのが困ったところです。
さて・・・今がまさに買い時のクルマは何か!?あくまでタイミングだけの話なので、実際に試乗してご自身の感覚で試されることをオススメします。
まずは「VWゴルフ」に使われるVWグループのMQBプラットフォームですね。年次改良が数回加わっていて、発売当初にあったミッション系のトラブルはほぼ改善されています。できればゴルフGTIの6段変速のDSGがなめらかでいいので、350万円くらい用意してディーラーと粘り強く交渉しましょう。
さらに「BMW1er、2erクーペ, 3er, 4er」に使われるBMWのL7シャシーです。発売から4年が経過して今がまさにちょうど良い感じで仕上がって来ました。相変わらずシャシー以外のところでトラブルが多いようでHVは乗れたものじゃない!!!くらいの酷評があります(不具合多発)。ディーゼルも静音性に重大な瑕疵があるので、シンプルなガソリンターボが無難だと思います(BMW=ガソリンターボ1択!!!)。
国産車では「レクサスGS、IS、RC」のレクサス専用のスポーツセダンシャシーです。トヨタらしく発売当初からライバル(MB、BMW)を圧倒するオールマイティな性能を発揮しました。剛性、ハンドリング、静音性どれをとってもクラスの頂点を掴んだトヨタの意地を感じる仕上がりです。非常に残念なのが、「F」のV8自然吸気以外は、マーベラスなユニットが無く、旧世代シャシーのスカイラインにユニットの出来で逆転されています・・・。このシャシーに直6でも復活させていれば。(直6は1次・2次の振動が機構上クリアされていて非常にアドバンテージが大きい)
マツダの「アテンザ、アクセラ、CX5」に使われる中型車用スカイアクティブシャシーも円熟の時を迎えています。VWのMQBに全く遅れをとっていない静音性に優れたボデーを持ち、さらにスタビリティの高さが従来のマツダからの「脱皮」として評価されてます。MQBはメルセデスのFFモデルが全く歯が立たないレベルのクオリティなんですが、そこと比べても全然負けてない!しかも信頼性はマツダの方が上ですから、いまが丁度買い時かもしれないです。
VW・BMW・マツダやはりこの3ブランドが中型車では抜けた存在になっています。ちなみにこの3メーカーの上記該当シャシー使用車だけで、アメリカ雑誌「CAR and DRIVER」の10BEST-CARの内でアメ車枠4台を除くと6台中3台(ゴルフ、2erクーペ、アクセラ)を占めてします。残り3台はアメリカ最強の販売を誇るセダンの「ホンダ・アコード」、「ポルシェ・ケイマン/ボクスター」、それからWCOTYに輝いた「マツダ・ロードスター」ですから、なかなか説得力ある選考だと思いますねー。・・・茶番失礼しました。
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