BMW3シリーズでも買ってみますか?
クルマは欲しいけど、まだクルマのことが良くわからないうちは、あれこれ考え過ぎてしまってなかなか1台に決められないですよね。特に特定のブランドのファンというわけでもなく、憧れるクルマがハッキリと存在するわけでもない人にとっては、400万円余りの買い物を決めるのは現実的には不可能だと思います。そこで自動車雑誌などを読んで参考にして、自分に合った一台を決めることになりそうですが、残念ながらジャーナリストの意見なんて全く参考にはならないでしょう。そもそもクルマの専門家というのは、そのおよそ99%が「センスが無い」残念なヤツらです。日本を代表するくらいの「ダサいヤツ」の意見を聞いてクルマを選ぶなんていくらなんでも愚か過ぎです。
そもそもほとんどのクルマ雑誌は、ビギナーがクルマを選ぶのにためになることなんて全く書かれていません。お便りコーナーを見ていると「私にはどんなクルマが合ってますか?」なんて訊いている人がいますが、ズバリ「スイフトスポーツです!」「VWゴルフです!」「マツダ・デミオです!」やら・・・何とも一般ウケしないようなクルマを勧められるのがオチです。スイスポ・ゴルフ・デミオはあくまでユーザーの「感性本位」で選ぶべきクルマであって、選んだ本人がそのクルマについて熟知していて、即座に良さを10以上は指摘できるくらいでないと選ぶべきではない上級者向けモデルです。別に上級者向けだからといって運転が難しいといったことは全く無いのですけど。
それではどんなクルマだったら一般ウケして、クルマに対する知識があまり無くても、そのクルマの良さをしみじみと感じられるのでしょうか? 一つの指針として、それは人生の酸いも甘いも嗅ぎ分けたオッサン達が好んで乗るタイプのクルマに注目すると良いかもしれません。オッサン達が長年クルマに乗ってきた感覚というのはやはり馬鹿にはできません。男というのは習慣性の高い趣味を好みますし、お酒もコーヒーもだいたい好みの銘柄は年齢とともに決まってくるものなので、日常的に乗るクルマのフィーリングに関しても同じことがいえます。多くのオッサン達が好むクルマとして支持を集めるのが「クラウン」と「3シリーズ」です。つまり極論すると「トヨタ・クラウン」と「BMW・3シリーズ」こそが、何も先入観が無いフラットな状態の人ならば、積極的に選ぶべきクルマだと言えます。「もう何を買っていいか分らない」という人には、とりあえずこのどちらかを買っておけば後悔することはほぼないでしょう。
BMWグループとトヨタグループは、VWグループを仮想ライバルとした「同盟関係」にあります。レクサスの一部モデルはBMWの同サイズモデルをお手本にしています。またBMWも日本市場でよく売れている1シリーズや3シリーズの現行モデルでは、トヨタ車のような質感に感じられる軽量化の方針を採っています。よって両ブランドの各モデルはイメージに反して、意外にも近いフィーリングだったりします。ちょっとややこしいことに自動車評論家の世界では、BMWはトヨタに近いフィーリング!なんて書くことは御法度で、BMWはいい意味でトヨタに近くなった!と諸手を挙げて礼賛することすら許されない空気があります。「世界12位」のBMWが「世界1位」のトヨタに近づいたのだから、これは快挙だと思いますし、ドイツのユーザーならば納得してもらえるでしょう。
自動車評論家はいろいろなクルマのレビューを書く際に、メーカーの顔色を伺いつつも好き勝手なことを書きます。当たり前のことですが、大きな1BOX車で車内が広いのに、空力性能もハンドリングも良いクルマなんて作れません。どのクルマよりもエコなのに、どのクルマよりも発進加速に優れるなんてこともあり得ません。結局はクルマを設計する人が、どういう購入者を想定して、その使い方からコンセプトを作り上げていくわけですが、その設計がどれだけ妥当でしっかり考えられたものなのか?がクルマを批評する最大のポイントになります。コンセプトさえまともならば、各メーカーの技術力にそれほど大きな差はないので、良いクルマが作られる可能性が高くなります。
このことがしっかりと解っているならば、そのコンセプトをじっくりと見透かして選べば良いわけです。「クルマをできるだけ安く買いたい」という人々を想定したクルマには、様々なコストカットが盛り込まれますし、「多少は価格が高くても良いクルマを選ぶ」というメンタリティの人々を想定したクルマには、各メーカーのこだわりがしっかりと投入されることが多くなります。「3シリーズ」や「クラウン」はBMWやトヨタにとってそれぞれどういう顧客をイメージしたクルマなのかを考えると、この2台はブランド内でもかなり「力を入れて作る」モデルとして位置づけられているのが解ります。
これが「レクサスLS」や「BMW7シリーズ」になると、相当な高所得者をターゲットにしますから、ランニングコスト(燃費・部品・車検・点検)が高めに設定されてしまい、身分不相応にも購入してしまうといろいろと不都合なことに直面することもあるでしょう。その点も「クラウン」や「3シリーズ」ならば心配は不要で、走りの本質にあまり影響しない機能をあれこれ付けたりしていないので、比較的に手頃な価格で高級感のあるクルマを楽しむことができます。なんで自動車評論家はこの2台をもっと積極的に勧めないのかな?と思うんですよね・・・。
リンク
「最新投稿まとめブログ」
そもそもほとんどのクルマ雑誌は、ビギナーがクルマを選ぶのにためになることなんて全く書かれていません。お便りコーナーを見ていると「私にはどんなクルマが合ってますか?」なんて訊いている人がいますが、ズバリ「スイフトスポーツです!」「VWゴルフです!」「マツダ・デミオです!」やら・・・何とも一般ウケしないようなクルマを勧められるのがオチです。スイスポ・ゴルフ・デミオはあくまでユーザーの「感性本位」で選ぶべきクルマであって、選んだ本人がそのクルマについて熟知していて、即座に良さを10以上は指摘できるくらいでないと選ぶべきではない上級者向けモデルです。別に上級者向けだからといって運転が難しいといったことは全く無いのですけど。
それではどんなクルマだったら一般ウケして、クルマに対する知識があまり無くても、そのクルマの良さをしみじみと感じられるのでしょうか? 一つの指針として、それは人生の酸いも甘いも嗅ぎ分けたオッサン達が好んで乗るタイプのクルマに注目すると良いかもしれません。オッサン達が長年クルマに乗ってきた感覚というのはやはり馬鹿にはできません。男というのは習慣性の高い趣味を好みますし、お酒もコーヒーもだいたい好みの銘柄は年齢とともに決まってくるものなので、日常的に乗るクルマのフィーリングに関しても同じことがいえます。多くのオッサン達が好むクルマとして支持を集めるのが「クラウン」と「3シリーズ」です。つまり極論すると「トヨタ・クラウン」と「BMW・3シリーズ」こそが、何も先入観が無いフラットな状態の人ならば、積極的に選ぶべきクルマだと言えます。「もう何を買っていいか分らない」という人には、とりあえずこのどちらかを買っておけば後悔することはほぼないでしょう。
BMWグループとトヨタグループは、VWグループを仮想ライバルとした「同盟関係」にあります。レクサスの一部モデルはBMWの同サイズモデルをお手本にしています。またBMWも日本市場でよく売れている1シリーズや3シリーズの現行モデルでは、トヨタ車のような質感に感じられる軽量化の方針を採っています。よって両ブランドの各モデルはイメージに反して、意外にも近いフィーリングだったりします。ちょっとややこしいことに自動車評論家の世界では、BMWはトヨタに近いフィーリング!なんて書くことは御法度で、BMWはいい意味でトヨタに近くなった!と諸手を挙げて礼賛することすら許されない空気があります。「世界12位」のBMWが「世界1位」のトヨタに近づいたのだから、これは快挙だと思いますし、ドイツのユーザーならば納得してもらえるでしょう。
自動車評論家はいろいろなクルマのレビューを書く際に、メーカーの顔色を伺いつつも好き勝手なことを書きます。当たり前のことですが、大きな1BOX車で車内が広いのに、空力性能もハンドリングも良いクルマなんて作れません。どのクルマよりもエコなのに、どのクルマよりも発進加速に優れるなんてこともあり得ません。結局はクルマを設計する人が、どういう購入者を想定して、その使い方からコンセプトを作り上げていくわけですが、その設計がどれだけ妥当でしっかり考えられたものなのか?がクルマを批評する最大のポイントになります。コンセプトさえまともならば、各メーカーの技術力にそれほど大きな差はないので、良いクルマが作られる可能性が高くなります。
このことがしっかりと解っているならば、そのコンセプトをじっくりと見透かして選べば良いわけです。「クルマをできるだけ安く買いたい」という人々を想定したクルマには、様々なコストカットが盛り込まれますし、「多少は価格が高くても良いクルマを選ぶ」というメンタリティの人々を想定したクルマには、各メーカーのこだわりがしっかりと投入されることが多くなります。「3シリーズ」や「クラウン」はBMWやトヨタにとってそれぞれどういう顧客をイメージしたクルマなのかを考えると、この2台はブランド内でもかなり「力を入れて作る」モデルとして位置づけられているのが解ります。
これが「レクサスLS」や「BMW7シリーズ」になると、相当な高所得者をターゲットにしますから、ランニングコスト(燃費・部品・車検・点検)が高めに設定されてしまい、身分不相応にも購入してしまうといろいろと不都合なことに直面することもあるでしょう。その点も「クラウン」や「3シリーズ」ならば心配は不要で、走りの本質にあまり影響しない機能をあれこれ付けたりしていないので、比較的に手頃な価格で高級感のあるクルマを楽しむことができます。なんで自動車評論家はこの2台をもっと積極的に勧めないのかな?と思うんですよね・・・。
リンク
「最新投稿まとめブログ」
コメント
コメントを投稿